舳倉島春紀行その3が最終日です。
朝、夜明けと共に行動するはずが、ちょっと遅れました。
朝食前の探鳥です。
カワラヒワが囀ります。
アオジが囀ります。
他にめぼしい鳥が見えません。
すれ違う人に、挨拶代わりに様子を聞きますが、反応は今イチ。
それでも、ようやく見つけたのはアカハラ。
さらに行くと、止まっているモズ。
普通のモズか、一応撮るか。

あれ?アカモズ。
普通のモズより評価は上です。
のんびり宿へ戻る途中、廃学校のグランドにアマサギが4羽。
一応撮りますが、どうにも熱が入りません。
朝食後の探鳥は、地面で餌を啄むマヒワから始まります。
どうにも精彩に欠けるな、と思いながら歩きます。
松の木にカラスが止まります。
ん?本当にカラスか?

カラスバトでした。
カラスより評価は遙かに上です。
目の前に来たのはオオルリの雌です。
オオタカ、カッコウ、ブッポウソウ…秋ヶ瀬ならば大変な事ですが、ここでは血道を上げるほどではありません。一応撮りますけどね。
コムクドリがパラパラと藤の花に集まります。
藤の花となら多少は絵になるかと撮ってみます。

たいしたことはありませんでした。
相変わらずコサメビタキが飛び回ります。
今回は本当にコサメビタキが多い。
サメビタキは少数派です。
今日到着したmさん、Tさん、Tさん、Sさん、Sさん、Iさん達と合流します。
そこにヤイロチョウの目撃情報が入ります。
目撃されたあたりをうろついても、ヤイロチョウは見えません。
そろそろ出航の時間が迫ってきました。
荷物を取りに宿へ向かいます。
ツバメが飛び交います。
電線に止まったツバメが気になって撮ってみます。
あ、コシアカツバメです。
逆光でどうにもなりません。
でも、時間がありません。
とりあえず宿へ戻って帰る準備をして、時間があったら撮り直しをしましょう。
宿で手早く荷物の整理をして、急いで港へ向かいます。
乗船してほっと一息。
あ、撮り直すのを忘れました。
撮り直す時間の分だけ、自動販売機で缶コーヒーを飲んでいました。
もう、物忘れが激しいんだから。
予定通りの出港です。
今日は風も弱く、波もおだやかです。
往きとは偉い違いです。
港を出てしばらくすると、海上にアカエリヒレアシシギの群れが現れます。
小さな群れ、大きな群れ、次々に飛び上がります。
大きな群れに遭遇すると、思わず声を上げそうになります。
ハイイロヒレアシシギもいたという声もありましたが、分かりません。
アカエリヒレアシシギの群れが一段落すると、ポチポチとオオミズナギドリが飛びます。
今日はほんとに少ししか見られませんでした。
そして、ウミネコばかりになると、もう港も近くなってきます。
今回の旅もそろそろ終わりですね。

0