今日は朝から田圃です。
目標は猛禽です。
土手から田圃を見下ろしますが、飛ぶのはカラスとツグミとムクドリとカワラヒワと……猛禽は姿を現しそうにありません。
川の方からこっちへ向かってくるカラスがいます。顔や羽は当然黒いのですが、どうも胴体が白く見えます。もしやこれはコクマルガラス?
カラスは近くの電柱にとまります(あとで地図で調べたら、近いと行っても100m)。やっぱりコクマルガラスの淡色型です。
デジスコの悲しいところで、撮った瞬間ブラックアウトして、再び視野が開いた時にはいなくなっていました。田圃におりたかと探しましたが見あたりません。
付近のカラスの群れの中を探しますが、ハシボソガラスばかりです。ミヤマガラスもいない…と言うことは、はぐれてさまよっているコクマルガラスだったのかも知れません。
土手から田圃に下りてカラスの群れを探していると、20羽ほどの鳥の群れが降りてきます。久しぶりのタゲリです。
この田圃の川向こうにN原田圃があります。N原に入った100羽ほどのタゲリが分散してここに来たのでしょうか。一応数えたら24羽でした。
このタゲリも1時間ほど餌をあさっていたかと思うと、一斉に飛び出してほぼ真北へ飛んでいきました。真北?…どこだろう。
と、ここまでは順調でしたが、そのあとがいけない。
たくさんいるカシラダカが一つも撮れません。みんな芦の中に入ってしまいます。
クイナらしい声は聞こえるのですが、姿を見せてくれません。
ホオジロですら芦の穂の陰に隠れてしまいます。
目標だった猛禽はついに姿を現しませんでした。
だからこの辺で田圃をあきらめて秋ヶ瀬に行きます。
こうなりゃ定番のルリビタキです。

ん?雄若かな?雌かな?悩みどころです。Eさん曰く、こう言う時は「雌タイプ」
バイクに戻ると、お見送りはセグロセキレイ。
あ、白黒に始まって、白黒に終わった!


2