年も押し詰まってきました。
年は押し詰まってきたのですが、鳥がどうにもつまらない…ということで今朝はちょっと目先を変えて、荒川の河川敷あたりを歩いてみます。
藪の中でがさがさ動くのはアオジ、芦原から飛び出るのはシジュウカラ、芦原の中で飛び回るのはスズメ、木にとまるヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワ、ツグミ、シメ…あまり変わり映えがしません。
遠くの柳の木にいるのは、あれはベニマシコ。
近づくと2羽のベニマシコの雌がいます。

雌がいるなら雄もいるだろうと待っていると、突然飛び立ちます。あれ?3羽だ。きっと1羽が雄なのでしょうね。そのまま対岸へ飛んで行ってしまいました。
そして何気なく現れるジョウビタキの雌。ん、これは秋ヶ瀬の森でも見られるぞ。
あとはツグミに追われるアカハラとか、灌木に止まるホオジロとか、水面に降り立つコガモとか…。
河川敷も特段のことはなく、そろそろ秋ヶ瀬の森の中に戻ります。
驚いたのは、あんなにうるさく鳴いていたヒヨドリの声が、きょうはほとんど聴かれないと言うことでした。
妙に静かで、ときおり聞こえるカラスやヒヨドリの声が淋しげです。
シメの声があちこちで聞かれます。シメは確実に増えているようです。
そしてアカゲラ、シロハラ、カシラダカ、アオジ、コサギ若を見て、今日は終了です。
年末年始をもう少し盛り上げて欲しいのですが、鳥には大晦日も正月もないのですね。

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