今日は青空の下の秋ヶ瀬です。
それでも昨日ほどは暑くなく、湿度も低いと見えて、さわやかな秋ヶ瀬です。
森に着くやいなや、キビタキの声がします。声のする方へ向かうと右にメボソムシクイの声、左にキビタキの声。頭の中に一瞬「二兎」「虻蜂」という言葉がちらつきます。
まずはメボソムシクイです。なかなか見つかりません。「二兎追うものは虻蜂取らず」という言葉がちらつきます。何だ、この諺は。
まだキビタキが鳴いています。これもまた見つかりません。しかも木から木へどんどん渡っていきます。追いかけていたらいつの間にかズボンが蜘蛛の巣だらけ。今日はまだこの小径を歩いた人がいないのでしょう。
昨日はサンショウクイの声もしたのですが、残念ながら今日は声が聞けません。離れた所でツミの声がします。
ここで情報。「向こうの森でカラス位の大きさの茶色の鳥がひらひら飛んでたよ。」それはひょっとしてミゾゴイ?
押っ取り刀で移動ついでに田圃を通ります。田圃には久しぶりのコチドリです。1羽だけですか?それでも今まで見なかった鳥です。
森の小径に踏み込むやいなや、50mほど先で大きな茶色の鳥が飛び立ちます。やっぱりミゾゴイ。かなり神経質なようです。多少長期戦覚悟の鳥探しです。
ミゾゴイが好みそうなところをあちこち探し回ったあげく、ようやく見つけたのは葉っぱの陰。
右から人が来て、また見失います。次に見つけたのも50mほど先です。逆光です。

シャッターを2枚切った所で逃げられました。
3度目は50m以上先で、これも逆光です。そろそろタイムアップです。初撮りですからこれで良しとしましょう。
----------------------------------------------------

0