New Country Blog

【本日のリリース：2009.07.28】



Sarah Darling サラ・ダーリング 「Every Monday Morning」

インディ・レーベルBlack River Music Groupが送り出すアイオワ州出身の新人Sarah Darling サラ・ダーリングですが、1stアルバムをリリースします。

試聴した印象ですが、澄んだ歌声を活かした爽やかなカントリー・ポップ作品に仕上がっているようです。

ちなみに、レーベル・メイトであるJeff Bates ジェフ・ベイツの「Jeff Bates」(2008)で、すでにその歌声を披露ずみです。

・Official Site　・MySpace.com　・Black River Music Group　・CMT



【20,000アクセス】

おかげさまで、アクセス数が20,000を超えました。
みなさん、今後とも、よろしくお願いします！

Nanci Griffith ナンシー・グリフィス 「The Loving Kind」(2009)

Nanci Griffith ナンシー・グリフィスですが、“フォーカビリー”なるフォーキーなカントリーを聴かせてくれます。
その音楽性は高く評価されており、グラミー受賞がそれを如実に物語っています。
そんな彼女ですが、オリジナルとしては実に4年ぶりとなるアルバムをリリースしました。

フォーキーなカントリーは健在ですが、ややカントリー色が強いでしょうか。
また、ベイカーズフィールド・サウンド、ゴスペル、ボサノヴァなどの要素をうまくとりいれ、音楽性をさらに昇華させている印象をうけます。
そのような音楽性をシンプルなサウンドで表現し、さらにはポップな聴きやすさをも感じさせるとは、さすがヴェテランの為せるワザと言えるでしょう。

シンガーとしての持ち味であるキュートさがやや陰を潜め、それ以上に貫禄がでてきた印象を受けます。
まさに、腰の据わった歌声を聴かせてくれるといった感じです。

また、Elizabeth Cook エリザベス・クックやTodd Snider トッド・スナイダーといったアーティストのゲスト参加も見逃せません。

モノクロのジャケットが示すとおり、これまでに比べるとやや精彩さはかけるかもしれません。
しかしながら、モノクロならではの、輪郭がしっかりとした仕上がりとなっています。
BGMとして気軽に聴こうにも、そうはさせない、何か不思議な力を持った作品となっています。



Nanci Griffith ナンシー・グリフィスの情報は・・・

・Official Site
・MySpace.com
・Rounder Records
・CMT





New Country Site更新情報

・CDs：Nanci Griffith ナンシー・グリフィスの上記作品をアップしました。



最近の「本日の1枚」

・2009.07.16：Jewel ジュエル 「Lullaby」(2009)
・2009.06.25：Rachel Proctor レイチェル・プロクター 「Only Lonely Girl」(2007)
・2009.06.19：Brad Paisley ブラッド・ペイズリー 「Playlist: The Very Best Of Brad Paisley」(2009)
・2009.06.18：Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Fearless: Karaoke」
・2009.06.08：Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Fearless [International Edition]」(2009)


【素敵な女性ヴォーカルは誰・・・？】



Nanci Griffith ナンシー・グリフィスのバックに、素敵な女性ヴォーカルが聴こえます。
「誰だろう・・・？」と思い、クレジットで確認したら、Elizabeth Cook エリザベス・クックの名前がありました。
「へぇ〜、どんなつながりなんだろう・・・？」と調べたところ、Elizabeth Cook エリザベス・クックの「Balls」(2007)にNanci Griffith ナンシー・グリフィスがゲスト参加していました。
もともと、交流があったようですね。

【今週のオススメ：2009.07 No.4】

今回はインディ・レーベルの作品を紹介します。
メジャー・レーベルとは、ひと味違った良さがありますよね。



★今週のオススメ：新譜★



Sarah Darling サラ・ダーリング 「Every Monday Morning」

インディ・レーベルBlack River Music Groupが送り出すアイオワ州出身の新人Sarah Darling サラ・ダーリングですが、7月28日に1stアルバムをリリースします。

試聴した印象ですが、澄んだ歌声を活かした爽やかなカントリー・ポップ作品に仕上がっているようです。

ちなみに、レーベル・メイトであるJeff Bates ジェフ・ベイツの「Jeff Bates」(2008)で、すでにその歌声を披露ずみです。

・Official Site　・MySpace.com　・Black River Music Group　・CMT



★今週のオススメ：名盤★



Jeff Bates ジェフ・ベイツ 「Jeff Bates」(2008)

2003年のデビュー曲「The Love Song」がトップ10ヒットとなったミシシッピー州出身のJeff Bates ジェフ・ベイツですが、Mark Wills マーク・ウィルスとTrent Willmon トレント・ウィルモンとともにユニットHonky Tonk Tailgate Party ホンキートンク・テールゲイト・パーティーを結成しました。
そして、そのユニットとして、2009年のCountry Gold カントリー・ゴールドに出演します。

そんな彼が2008年にメジャー・レーベルからインディ・レーベルBlack River Music Groupへ移籍してリリースした、2年1ヶ月ぶり3作目のオリジナル・アルバムです。
Billboardの"Top Country Albums"で32位を記録しています。

カントリー・ポップとネオ・トラディショナルのバランスが絶妙で、そこへさり気ないロックのエッセンスをまぶしており、聴き心地が良いサウンドとなっています。
カントリーらしい優しいヴォーカルを聴かせる一方でワイルドな表情ものぞかせ、そして時折、超低音ヴォイスでアクセントをつけており、シンガーとしての器の大きさを感じさせます。
「Somebody's Falling」(13)では、レーベル・メイトのSarah Darling サラ・ダーリングと甘いデュエットを聴かせ、「Baby I Lied」のクロスオーヴァー・ヒットで知られるDeborah Allen デボラ・アレンがソングライターとして名前を連ねています。

・Official Site　・MySpace.com　・Black River Music Group　・CMT　・New Country Site



【すでに取り上げていた・・・（笑）】

Sarah Darling サラ・ダーリングと同じレーベルのJeff Bates ジェフ・ベイツですが、過去に私が書いたレビューを読み直していました。
そうしたら、Sarah Darling サラ・ダーリングの名前が！
彼女のこと、すでに取り上げていたんですね・・・。
すっかり忘れていました（笑）

【ビルボード：2009.08.01】

アルバム
Taylor Swift テイラー･スウィフトが17週ぶり通算19週目の1位

シングル
Billy Currington ビリー・カリントンが3曲目の1位



【Top Country Albums】



・ 1( 2) Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Fearless」
・ 2( 1) Brad Paisley ブラッド・ペイズリー 「American Saturday Night」
・ 3( 3) Soundtrack サウンドトラック 「Hannah Montana: The Movie」
・ 4( 4) Zac Brown Band ザック・ブラウン・バンド 「The Foundation」
・ 5( 5) Jason Aldean ジェイソン・アルディーン 「Wide Open」
・ 6( 6) Darius Rucker ダリアス・ラッカー 「Learn To Live」
・ 7( 7) Kenny Chesney ケニー・チェズニー 「Greatest Hits II」
・ 8( 9) Lady Antebellum レディ・アンティベレム 「Lady Antebellum」
・ 9( 8) Rascal Flatts ラスカル・フラッツ 「Unstoppable」
・10(10) Billy Currington ビリー・カリントン 「Little Bit Of Everything」

1位はTaylor Swift テイラー･スウィフトが返り咲いています！
4月4日付け以来、実に17週ぶりの1位となり、また通算19週目の1位となります。
"The Billboard 200"では、先週8位から9位へとダウンしてしまいましたが、トップ10内をキープしています。

8位に先週9位からLady Antebellum レディ・アンティベレムがアップしています。
登場66週目となりますが、安定した動きとなっています。

全体的にみて、先週と同様に今週も落ち着いたチャートとなっています。



【Hot Country Songs】



・ 1( 2) Billy Currington ビリー・カリントン 「People Are Crazy」
・ 2( 5) Darius Rucker ダリアス・ラッカー 「Alright」
・ 3( 1) Lady Antebellum レディ・アンティベレム 「I Run To You」
・ 4( 6) Taylor Swift テイラー･スウィフト 「You Belong With Me」
・ 5( 3) Zac Brown Band ザック・ブラウン・バンド 「Whatever It Is」
・ 6( 4) Dierks Bentley ダークス・ベントリー 「Sideways」
・ 7( 7) Rascal Flatts ラスカル・フラッツ 「Summer Nights」
・ 8( 9) Randy Houser ランディ・ハウザー 「Boots On」
・ 9(10) George Strait ジョージ・ストレイト 「Living For The Night」
・10(13) Jason Aldean ジェイソン・アルディーン 「Big Green Tractor」

1位はBilly Currington ビリー・カリントン 「People Are Crazy」となっています。
彼にとって通算3曲目の1位となります。
"The Billboard Hot 100"では28位となっています。

2位にはDarius Rucker ダリアス・ラッカー 「Alright」が順調にアップしており、3曲連続での1位に王手をかけてきました。
"The Billboard Hot 100"では30位となっています。

4位にTaylor Swift テイラー･スウィフト 「You Belong With Me」が順調にアップしています。
"The Billboard Hot 100"では3位と、こちらも順調にアップしています。

10位はJason Aldean ジェイソン・アルディーン 「Big Green Tractor」が、先週13位からアップしています。
彼にとって通算7曲目のトップ10ヒットとなります。



【The Billboard Hot 100】

さて今週も、総合シングル・チャートである"The Billboard Hot 100"へも目を向けてみましょう。



・ 3( 6) Taylor Swift テイラー･スウィフト 「You Belong With Me」
・17(18) Miley Cyrus マイリー・サイラス 「The Climb」
・28(27) Billy Currington ビリー・カリントン 「People Are Crazy」
・30(30) Darius Rucker ダリアス・ラッカー 「Alright」
・32(40) Jason Aldean ジェイソン・アルディーン 「Big Green Tractor」
・36(31) Lady Antebellum レディ・アンティベレム 「I Run To You」
・39(29) Zac Brown Band ザック・ブラウン・バンド 「Whatever It Is」
・40(41) Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Love Story」
・44(50) Rascal Flatts ラスカル・フラッツ 「Summer Nights」

以上のように、今週は50位以内にカントリー勢が9曲を送り込んでいます。
先週の11曲より、やや少なくなっています。

3位にTaylor Swift テイラー･スウィフト 「You Belong With Me」が順調にアップしています。
このチャートにおいて、彼女の自己最高位となっています。
来週以降、彼女にとって初めての1位、またカントリーとしてひさびさの1位となるのか、ますます期待が高まります。

32位にJason Aldean ジェイソン・アルディーン 「Big Green Tractor」が順調にアップしています。



※先週(2009.07.25)のチャートはこちら

【新譜情報：2009.07 No.5】



Sarah Darling サラ・ダーリング 「Every Monday Morning」（7月28日）

インディ・レーベルBlack River Music Groupが送り出すアイオワ州出身の新人Sarah Darling サラ・ダーリングですが、1stアルバムをリリースします。

・Official Site　・MySpace.com　・Black River Music Group　・CMT



ほかの7月リリース情報はこちら

・No.1　・No.2　・No.3　・No.4



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・NEWs：上記作品をアップしました。