【今週のオススメ:新譜】
Jason Michael Carroll ジェイソン・マイケル・キャロル 「
Growing Up Is Getting Old
」
新世代の男性カントリー・シンガーとして一歩抜きん出た存在であるJason Michael Carroll ジェイソン・マイケル・キャロルですが、2年2ヶ月ぶり2作目となるオリジナル・アルバムを4月28日にリリースします。
1stアルバム「
Waitin' In The Country
」(2007)は、Billboardの"Top Country Albums"で1位、"The Billboard 200”で8位、そして初動セールスで5.8万枚を記録しています。
男性カントリー・アーティストのデビュー作としては、Billy Ray Cyrus ビリー・レイ・サイラス以来の好スタートを記録しました。
カントリー・ロック的なサウンドに、時折、超バリトン・ヴォイスを聴かせる彼ですが、今作ではどのような仕上がりになっているのか楽しみです。
また、今作でもデビュー時の人気を維持できるか、そちらも注目したいところです。
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【今週のオススメ:名盤】
James Otto ジェイムス・オットー 「
Sunset Man
」(2008)
ロッキン・カントリーの若手有望株のJames Otto ジェイムス・オットーが2008年にリリースした4年1ヶ月ぶり2作目のオリジナル・アルバムです。
レコード会社をWarner Bros. Records Nashvilleへ移籍してのリリースです。
Billboardの"Top Country Albums"で2位を記録し、1stアルバム「
Days Of Our Lives
」(2004)の61位を大きく更新し、また"The Billboard 200"では3位を記録しています。
Big & Rich ビッグ & リッチのJohn Rich ジョン・リッチ(8曲)、義理の兄弟であるRascal Flatts ラスカル・フラッツのJay DeMarcus ジェイ・ディマーカス(3曲) の2人をプロデューサーとして迎えています。
ロッキン・カントリーをベースとしながらも、スティール、フィドル、マンドリンなどのカントリーらしい音色が気持ちよく響いています。
また、ブルースやウエストコースト・サウンドの雰囲気をうまく散りばめ、さり気ないながらも凝ったサウンドを作り上げています。
アップ・テンポ、ミディアム・アップ、バラードなどを、ほどよくカントリーしているヴォーカルで表情豊かに歌い上げており、シンガーとしての器の大きさを感じさせます。
メロディが印象的なミディアム・アップの1stシングル「Just Got Started Lovin' You」(2)ですが、彼にとって初のトップ10ヒットとなりました。
また、初のNo.1ヒットともなり、さらには年間チャートでも1位を記録し、彼を一躍時の人へと押し上げました。
完成度の高い作品であるのと同時に、彼にとって大出世となった作品となっています。
今後の活動にも大きく期待がかかります。
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