Dierks Bentley ダークス・ベントリー 「
Greatest Hits: Every Mile A Memory
」(2008)
若手の男性カントリー・シンガーでは一歩抜きん出た存在のDierks Bentley ダークス・ベントリーですが、デビュー5年にして初めてとなるベスト・アルバムをリリースしました。Billboardの"Top Country Albums"で2位、"The Billboard 200"で9位を記録しています。
1stアルバム「
Dierks Bentley
」(2003)より3曲(5,7,11)、2ndアルバム「
Modern Day Drifter
」(2005)より3曲(4,8,10)、3rdアルバム「
Long Trip Alone
」(2006)より4曲(1,2,6,12)の計10曲が選曲されています。そのうち8曲がトップ10ヒット、さらに5曲が1位、またアルバム2枚が1位を記録しており、わずか5年で確固たる地位を築き上げました。
彼の音楽性はトラッドさを大事にしたアーシーなカントリー・ロック風となっていますが、独特の渋いヴォーカルで彼なりの世界に染め上げています。
また本人もプロデュースに名を連ねている新曲が2曲収録されており、「Sweet & Wild」(3)は新人シンガーSarah Buxtonとのデュテットで哀愁を帯びたアーシーなナンバー、「With The Band」(9)はタイトルのとおりバンドのグルーブ感がたまらないご機嫌なナンバーとなっており、ともに今後の音楽性を示唆しているかのようです。
そしてボーナス・コンテンツとして5曲のライヴ・レコーディングされたナンバーも収録されており、会場の熱気が伝わってくるモノとなっています。
このアルバムは男性カントリー・シンガーの入門編として最適な1枚で、またアメリカン・ロック好きの人にも押さえてもらいたい作品です。
Dierks Bentleyの情報は・・・
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Official Site
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MySpace.com
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Capitol Nashville
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New Country Site更新情報
CDs:
Dierks Bentleyの上記作品を加筆修正しました。
10月19日(日)に開催されたCountry Gold カントリー・ゴールドを観に行って来ました。その時の模様を紹介しようと思いつつ、1ヶ月が過ぎてしまいました。
先日、BSで放送されているのを観て、当日の様子が脳裏に蘇ってきました。この機会を逃したら、この内容は永遠にお蔵入りしてしまう・・・。
とうことで、今週はカントリー・ゴールド週間です!出演アーティストの作品に絡め、当日の様子を紹介できたらと思います。
まず、ヘッド・ライナーとしてトリを飾ったDierks Bentleyです。
ステージがラストということもあり、ファン・ブースには早い時間から登場していました。
間近で見る彼は、スラッと長身で、とても男前でした。
夕暮れ時でチョット肌寒かったのですが、彼の熱いステージで心が熱くなるような感じでした。
CDで聴くより、ライヴの方が数段良かったです。活き活きとしてるといった感じでしょうか。
彼はステージに自信があるからこそ、ベスト・アルバムにライヴ・ヴァージョンを収録したんだな・・・、と妙に納得してしまいました。
名バラード「Come A Little Closer」を歌い出すと、会場から"キャーッ!"と黄色い歓声が・・・。彼に"もっと側においでよ"なんて言われたら、たまらないんでしょうね、女性は。
今回、彼のステージを観られてとても良かったです。一気に私のフェイバリット・シンガーに昇格しました(笑)。
最近の「本日の1枚」
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2008.11.21:Trace Adkins トレイス・アドキンス 「Comin' On Strong」(2003)
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2008.11.20:Montgomery Gentry モンゴメリー・ジェントリー 「Back When I Knew It All」(2008)
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2008.11.19:Rachel Proctor レイチェル・プロクター 「Where I Belong」(2004)
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2008.11.17:Skeeter Davis スキーター・デイヴィス 「Let Me Get Close To You」(1964,2008)
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2008.11.14:Mary Chapin Carpenter メアリー・チェイピン・カーペンター 「Come Darkness Come Light: Twelve Songs Christmas」(2008)

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