New Country Blog

Cherryholmes チェリーホルムス 「Cherryholmes III: Don't Believe」
家族編成によるブルーグラス・グループCherryholmes チェリーホルムスのニュー・アルバムです。
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Craig Morgan クレイグ・モーガン 「Greatest Hits」
2005年のNo.1ヒット「That's What I Love About Sunday」で知られるCraig Morgan クレイグ・モーガンですが、初めてとなるベスト・アルバムをリリースします。
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Faith Hill フェイス・ヒル 「Joy To The World」
もはやベテランとしての貫禄を感じさせるFaith Hill フェイス・ヒルですが、彼女のキャリアにおいて初めてなるクリスマス・アルバムが9月30日にリリースされます。
プロデュースは、彼女自身、Byron Gallimore バイロン・ギャリモア、Dann Huff ダン・ホフが手がけており、いつもの顔ぶれとなっています。
スタンダード・ナンバーが中心となっていますが、オリジナルとして「A Baby Changes Everything」(11)が収録されています。
※今週のオススメ
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Kellie Pickler ケリー・ピックラー 「Kellie Pickler」(with DVD)
アメリカン・アイドル出身のKellie Pickler ケリー・ピックラーですが、1年11ヶ月ぶり2作目のオリジナル・アルバムをリリースします。
このアルバムからの1stシングル「Don't You Know You're Beautiful」がすでにヒット中です。
「Best Days Of Your Life」では、Taylor Swift テイラー・スウィフトとの共同ソングライトとなっています。
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Mary Chapin Carpenter メアリー・チェイピン・カーペンター 「Come Darkness Come Light: Twelve Songs Christmas」
Mary Chapin Carpenter メアリー・チェイピン・カーペンター
約20年のキャリアとなるMary Chapin Carpenter メアリー・チェイピン・カーペンターですが、初めてとなるクリスマス・アルバムをリリースします。
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Stand Up To Cancer 「Just Stand Up」
ガン研究のためのチャリティ・ソングのシングル盤です。先にデジタル配信されていましたが、CDでのリリースも決定しました。
Mariah Carey マライア・キャリー、Beyonce ビヨンセ、Sheryl Crow シェリル・クロウ、Melissa Etheridge メリッサ・エスリッジら、ジャンルとキャリアを超越した15人の女性アーティストが集結しています。カントリーからはCarrie Underwood キャリー・アンダーウッドとLeAnn Rimes リアン・ライムスが参加しています。
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Billy Ray Cyrus ビリー・レイ・サイラス 「Back To Tennessee」（11月18日）
スーパー・アイドルMiley Cyrus マイリー・サイラスの父親としてナイス・ダディのイメージが定着してきたBilly Ray Cyrus ビリー・レイ・サイラスですが、1年4ヶ月ぶりとなるアルバムをリリースします。
「Somebody Said A Prayer」が1stシングルとしてヒット中です。
※補足：ジャケットをアップしました（10月9日）。
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Brad Paisley ブラッド・ペイズリー 「Play」（11月4日）
カントリー・シンガーとしてだけではなくギタリストとしても確固たるポジションを築いたBrad Paisley ブラッド・ペイズリーですが、1年5ヶ月ぶりのアルバムをリリースします。インスト・ナンバー中心のギター・アルバムとなっています。
ゲスト・ミュージシャンとして、B.B. King B.B. キング、Steve Wariner スティーヴ・ウォリナー、Vince Gill ヴィンス・ギル、James Burton ジェイムス・バートン、Albert Lee アルベルト・リー、そして今は亡きBuck Owens バック・オウエンスと、そうそうたるメンバーが名を連ねています。
また、Keith Urbanキース・アーバンとのコラボレーション「Start A Band」(3)が1stシングルとしてヒット中で、9曲連続の1位となるか注目です。
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ほかの11月リリース情報はこちら
No.1：Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Fearless」（11月11日）


※New Country Site更新情報
NEWs：上記作品をアップしました。

★今週のオススメ：新譜



Faith Hill フェイス・ヒル 「Joy To The World」

もはやベテランとしての貫禄を感じさせるFaith Hill フェイス・ヒルですが、彼女のキャリアにおいて初めてなるクリスマス・アルバムが9月30日にリリースされます。
プロデュースは、彼女自身、Byron Gallimore バイロン・ギャリモア、Dann Huff ダン・ホフが手がけており、いつもの顔ぶれとなっています。
スタンダード・ナンバーが中心となっていますが、オリジナルとして「A Baby Changes Everything」(11)が収録されています。

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★今週のオススメ：名盤



Tim McGraw ティム・マッグロウ 「Tim Mcgraw & The Dancehall Doctors」(2002)

カントリーのみならずアメリカを代表するスーパー・スターTim McGraw ティム・マッグロウが2002年にリリースした7作目のオリジナル・アルバムです。Billboardの"Top Country Albums"と"The Billboard 200"で2位、そして300万枚のセールスを記録しています。また、「Watch The Wind Blow By」(6)と「Real Good Man」(13)の2曲がNo.1ヒットとなっています。
彼のツアー・バンドThe Dancehall Doctors ザ・ダンスホール・ドクターズとともにレコーディングされており、スタジオ・ミュージシャンでは得られないバンドならではの一体感を感じさせます。また程よいさじ加減のカントリー・ポップとなっており、個々の曲よりもアルバムとしての完成度が高くなっています。
リリース当時、ポップ・フィールドへ進出したカントリー・アーティスト達がカントリーへ回帰したり、オーヴァー・プロデュースされた作品よりもトラッド指向の作品の方が高い評価を得るなどしていました。そんななか、ポップ・フィールドでも成功を収めた彼はバンドという選択肢を選んでおり、ある意味で象徴的な作品と言えるでしょう。
なお、国内盤もリリースされています。

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"今週のオススメ"は夫婦揃い踏みです（笑）。

Faith Hillのクリスマス・アルバムは初めてとなりますが、これまでクリスマス・ソングはチラホラとあります。
まず、「Where Are You Christmas?」です。「How The Grinch Stole Christmas: Original Motion Picture Soundtrack」(2000)に収録されており、Mariah Carey マライア・キャリーがソングライターとして名前を連ねている曲で、リリース当時、話題となりました。
そしてもう1曲、Josh Groban ジョシュ・グローバンとのデュエット「The First Noel」です。Josh Grobanのクリスマス・アルバム「Noel」(2007)に収録されています。
この2曲、ボーナス・トラックで期待していましたが、収録はされませんでした。ならば国内盤のボーナス・トラックで・・・と言う以前に、国内盤のリリースのほうが絶望的な状況ですね・・・。

Tim McGrawですが、先日、千子村正さんの”狂馬亭”で紹介されていたこともあり、ひさびさに聴いてみました。シングル4曲すべてがNo.1ヒットとなった「Set This Circus Down」(2001)に続く作品だけあって、当時は正直言っていささか地味な印象を受けていました。今回、改めて聴いてみたら、”結構、いいじゃない？！”と思った次第です。

Top Country Albums



・ 1( -) Darius Rucker ダリアス・ラッカー 「Learn To Live」
・ 2( 2) Sugarland シュガーランド 「Love On The Inside」(Deluxe Fan Edition)
・ 3( 1) Jessica Simpson ジェシカ・シンプソン 「Do You Know」(with DVD)
・ 4( 4) Taylor Swift テイラー･スウィフト 「Taylor Swift」
・ 5( -) Eli Young Band イーライ・ヤング・バンド 「Jet Black And Jealous」
・ 6( 3) Various Artists 「Now That's What I Call Country」
・ 7( 5) Carrie Underwood キャリー・アンダーウッド 「Carnival Ride」
・ 8( -) Kristy Lee Cook クリスティ・リー・クック 「Why Wait」
・ 9( 6) George Strait ジョージ・ストレイト 「Troubadour」
・10( 7) Heidi Newfield ハイディ・ニューフィールド 「What Am I Waiting For」

1位は初登場でDarius Rucker ダリアス・ラッカーとなっています。ロック・バンドHootie & The Blowfish フーティ & ザ・ブロウフィッシュのヴォーカルである彼のソロ2作目となるオリジナル・アルバムで、本格的なカントリーへの進出となります。The Billboard 200では5位となっており、前作の127位を大きく上回っています。先週のJessica Simpson ジェシカ・シンプソンに続き、ポップ界からのカントリー進出作品がカントリー・チャートを制しました。
1位の入れ替わりが多い中、Sugarland シュガーランドは依然2位と安定したチャート・アクションとなっています。
5位には人気上昇中のグループEli Young Band イーライ・ヤング・バンドの2作目（The Billboard 200では30位）、9位にはアメリカン・アイドル出身Kristy Lee Cook クリスティ・リー・クックのメジャー・デビュー作（The Billboard 200では49位）がそれぞれ初登場でチャートインしています。


Hot Country Songs



・ 1( 3) Darius Rucker ダリアス・ラッカー 「Don't Think I Don't Think About It」
・ 2( 4) Kenny Chesney ケニー・チェズニー 「Everybody Wants To Go To Heaven」
・ 3( 1) Jimmy Wayne ジミー・ウェイン 「Do You Believe Me Now」
・ 4( 5) Kid Rock キッド・ロック 「All Summer Long」
・ 5( 6) Toby Keith トビー・キース 「She Never Cried In Front Of Me」
・ 6( 2) Brad Paisley ブラッド・ペイズリー 「Waitin' On A Woman」
・ 7( 8) Carrie Underwood キャリー・アンダーウッド 「Just A Dream」
・ 8( 7) George Strait ジョージ・ストレイト 「Troubadour」
・ 9(10) The Lost Trailers ザ・ロスト・トレーラーズ 「Holler Back」
・10( 9) Keith Urban キース・アーバン 「You Look Good In My Shirt」

1位はDarius Rucker ダリアス・ラッカー 「Don't Think I Don't Think About It」となっており、シングルとアルバムとの同時制覇となります。アフリカ系アメリカ人としては25年ぶりの1位となります。ポップ界から転身してきたJewel ジュエルやJessica Simpson ジェシカ・シンプソンはアルバム・チャートを制したもののシングル・チャートではトップ10入りすらしていなかった状況からすると、彼のカントリー進出は大成功と言えるのではないでしょうか。
2位はKenny Chesney ケニー・チェズニー 「Everybody Wants To Go To Heaven」となっており、順調にランク・アップしています。
6位にBrad Paisley ブラッド・ペイズリー 「Waitin' On A Woman」が大幅にランク・ダウンしていますが、他は比較的安定したチャート・アクションとなっています。

※先週(2008.09.27)のチャートはこちらへ

Patty Loveless パティ・ラブレス 「Sleepless Nights」(2008)

80年代後半から90年代にかけてカントリー・シーンを牽引していたシンガーのひとりPatty Loveless パティ・ラブレスですが、3年ぶりの新作となるカヴァー・アルバムを発表しました。メジャー・レーベルを離れ、インディ・レーベルのSaguaro Road Recordsへ移籍してのリリースとなります。Billboardの"Top Country Albums"で13位、"The Billboard 200"で86位を記録しています。近年はブルーグラスやストレート・カントリーなどベテランならではのハイクオリティな作品をリリースし続けてきました。今回のカヴァー・アルバムは、Hank Williams ハンク・ウィリアムスやEverly Brothers エヴァリー・ブラザーズなど、50年代から70年代のカントリー・クラシックが取り上げられています。まず、George Jones ジョージ・ジョーンズの「Why Baby Why」(1)で幕をあけますが、ストレートなカントリー・サウンドにのせて活き活きと歌う彼女のヴォーカルにノック・アウトされること間違いなしです。全体的に落ち着いたトラッドなスタイルでまとまられていますが、嫌味のない程度にカントリー・ポップ的な味付けはされており、非常に聴きやすい仕上がりとなっています。そして彼女は偉大なる先人達の曲をそつなく歌いこなし、真の意味でのカントリー・シンガーとしての魅力が最大限に発揮されており、まさに円熟の領域に達しています。そして、Vice Gill ヴィンス・ギル(4)、Jedd Hughes ジェッド・ヒューズ(7)という男性シンガー達が、そんなファースト・レディを見事にエスコートしています。近年のカヴァー作品、いやカントリー作品としては秀逸の存在で、すべてのカントリー・ファンにお勧めしたい仕上がりです。


Patty Lovelessの情報は・・・

・Official Site
・Saguaro Road Records
・MySpace.com




※New Country Site更新情報
CDs：Patty Lovelessの上記作品をアップしました。


最近の「本日の1枚」
・2008.09.22：Various Artists 「Country Sings Disney」(2008)
・2008.09.19：Keith Anderson キース・アンダーソン 「C'mon!」(2008)
・2008.09.18：Various Artists 「Now That's What I Call Country」(2008)
・2008.09.11：Kasey Chambers & Shane Nicholson ケイシー・チェンバース & シェーン・ニコルソン 「Rattlin' Bones」(2008)
・2008.09.08：Crystal Shawanda クリスタル・シャワンダ 「Dawn Of A New Day」(2008)