このブログのカテゴリーに実物の車というのを追加したのは
いつのことだったか・・・・(^^;。
未だ記事の無いミニチュアカーと一緒に追加した記憶はある
のだけれど、どれだけ前のことだったか思い出せない。
もっともカテゴリーを追加するということはネタがあるからで
あってそれようの画像も準備していたいながら鉄や鉄模やら
で埋もれてしまった。
これから書くこともおよそ1ヶ月前の話がネタだけど・・・・。
NISSAN GT−R。今年開催された東京モーターショーで華々
しくベールを脱いだ新型のGT−R。
先代のR34型が生産中止に追い込まれたのは7年くらい前
だった。その先代の33そのまた先代のR32から続いた第二
世代と呼ばれるGT−Rの終焉。
しかしR35型の開発はそのすぐ後から開始されていたという。
だが実際に観客の前に登場する機会はあっても、量産車と
して陽の目を見るまでになるには長かったなぁという感じは
する。
それまでGT−Rはスカイラインの最上級モデルだったけど
これからはスカイラインではなくただのGT−Rになる。でも
リアスタイルはスカイライン伝統を引き継いでいる。やっぱり
スカイラインになりたかったのだろうか。
R34まで続いた直列6気筒エンジン。GT−R無きあとのスカ
イラインは時代の流れによって直6からV6へ。さらには車体
形式もV35と5代続いたR称号を捨ててしまう。しかも始めは
セダンのみ。伝統のドーナツテールランプまで捨ててしまい、
スカイラインらしからぬスタイルで人気は失せた。
ただテールランプだけはマイチェンで復活させる。日産として
人気回復のための苦肉の策だったんだろう。そして北米で登場
したクーペボディをそのままラインナップに追加してクーペも
復活。そして今年V36型へ進化した。
R35GT−Rに話を戻す。
21世紀初のモーターショーで登場したコンセプトのその姿は
ショーモデルの域を出ていない印象が強かった。4年後のプ
ロトはより今のGT−Rに近い印象だったがフロントデザイン
はかなり大人しくなってしまったように思う。試作車と量産車
とではどうしても違いが出るのは仕方ないのだけど、あのまま
でも良かったのではないかなと。ただR34まで続いた横型の
ヘッドライトが縦型主流の今となっては、それを強調させたく
なかったのかなとも思える。
年内には販売開始。年明けには公道でも見かけるようになる
だろう。
ただ3800cc、480PSというエンジン。そして販売価800万強。
とうてい手が届かない。仮に手に入れても維持費でヒーヒーに
なってしまう。
自主規制撤廃で高出力が可能になったとは言えそれを生か
せる走りが出来るのは??開発テーマがニュルブルクリンク
だからその仕様は必然か。
クラッチのない2ペダルMTという新機軸(流石にAT化はし
なかった)もあるけど、1200ccアップすれば排ガス規制をクリ
アするのだろうか。(クリアしたから製品化出来たのだが)
直径120mmが4本もあるマフラーから出るクリーンな排ガスっ
てどんなんだ??。
とにかく今のスカイラインクーペですら450万くらいするこの御
時世だからこれだけの技術革新にはその倍くらいの対価が
必要なのかも。
GT−Rのオーナーとして興味は尽きないが手に入れられない
のが判っているのでこれ以上深入りはしない。だから展示会
を見に行きたいとも思わないし。知識的には手に入れた本で
十分かと(^^ヾ。

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