寝台急行銀河の廃止と同時に姿を消す列車にはもう一つ唯
一京都から九州へ向けて運転される寝台特急「なは」「あか
つき」も含まれている。俗に鉄チャンの間では「なはつき」と
短縮形で呼ばれている。他にも東京発の「富士」「はやぶさ」
が「富士ぶさ」と呼ばれている。
元々「なは」は単独で運転される列車だったが「あかつき」の
併結相手だった「彗星」廃止によって現在の形が採られるよう
になった。
その「なは」でさえ九州新幹線開業に伴い熊本発に短縮。「あ
かつき」同様の座席指定だったレガートシート車が編成から
外れている。単独運転時代から個室率の高い編成だったが
今ではカニを含んでも5両というからその衰退ぶりは際立って
いる。
方や「あかつき」はというと上りは機関車次位に来る編成中の
アクセント的存在のレガートシートも健在。個室率も高いがや
はり最近は短くなってしまっている。

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