更新の復活ついでにカプラー交換ネタです。
今回取り上げるのはMICROACEのDD51。
古くからKATOとTOMIXで凌ぎを削っていたDD51ですが
近年はMICROACEの参入で三社競合車種になりました。
でもMICROACEは特徴のある特定番号や塗装の車両に的を
絞っているので興味深いものがあります。
しかしKATOもTOMIXもユーザー交換パーツで実感的な連結
器を持つ姿に出来るのですが、MICROACEはアーノルド
カプラーのまま・・・・。これでは繋がる相手が限られてしまい
ますね。
そこで今回のネタとなる訳ですが、KATOもTOMIXも近年の
ハイグレード仕様化で連結器周りも切り欠きが無くなったので
あまり差が無くなりましたが、MICROACEは製品化当初から
この辺りのディーテールには拘っていたようでカプラーポケット
一体型のスノープロウが付いていました。
今回使用するのは2006/7に発売されたDD51-866門司機関
区の冷房改造車。これはこの春に手に入れたものでした。
(製品のインプレッションはいずれしたいと思います。
前置きはこのくらいにして本題です。
車両本体を裏返しますとビス止めされたカプラーポケットが
見えます。このビスを精密ドライバー等で丁寧にゆっくりと
外します。(非常に小さいものなので無くすと大変ですから
作業は慎重に。
外したカプラーポケットを裏返してアーノルドカプラーをポケ
ットから抜き出します。
予め組み立てておいたKATOカプラーN(11-702)を用意します
アーノルドカプラーを外したカプラーポケットに組み込みます。
この時アーノルドカプラーの首振りクッションになっていた
透明プラパーツは必要なくなります。(不要なので処分しても
構いませんが、万が一アーノルドカプラーに戻す際、必要に
なりますので、出来れば保管して下さい。
カプラーポケットにKATOカプラーNを嵌め込みます。ここで
注目すべき点はKATOカプラーの根元がポケットにドンピシャ
で嵌ることです。ただそれだとカプラーが全く首振りしません
ので出来れば根元を少し削った方が良いでしょう。管理人は
そのままにしてますが^^ゞ。
後は元のように車体にビス止めするだけです。これでKATO
カプラーに交換済みの車両と連結できます。
尚、密自連TNカプラー車との連結はシャンク部分に丸穴を
開ければ連結は可能になります。この場合は作業前に予め
開けておくと良いでしょう。
あと各作業は自己責任で行ってくださいね。この記事を元に
して行ったことによる失敗等の責任は負いかねますので宜し
くお願いします。

0