2013/5/10

NHK国際放送“Telling Stories Through Art”放映  TV・ラジオ放送

2013年5月9日午後8時からのNHK国際放送のニュース番組のなかで、現在企画展開催中の安藤栄作さんの特集“Telling Stories Through Art”が放映されました。
英語による4分17秒の映像です。

以下のサイトで1週間ほど映像をご覧になることができます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/newsline/201305092022.html

安藤さんの作品に込めた思いや、丸木美術館での展示の会場風景が紹介されています。
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2013/2/12

テレビ埼玉「NEWS930」特集で壷井明展紹介  TV・ラジオ放送

午後9時30分からのテレビ埼玉ニュース番組「NEWS930」の特集コーナーにて、現在開催中の特別展示「壷井明 無主物」展が取り上げられました。

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「原子力を進めた人たちが自己責任をとらない。しかも、言い逃れ方がずるいなと思った」という壷井さんの言葉とともに、原発作業員の血をくみ取るために冬でも半袖でいられる人の姿や、「ただちに影響がない」というコメントを繰り返すテレビ画面、自身につながるチューブを切り裂いて血(富)を分け合う男の姿などを描いた画面を紹介。

そして、避難する人びとや結婚が破談になった女性などの姿を描き込んだことについての、「福島の人にとってはデリケートな問題が多く、健康被害も実証することは難しい。写真や映像で報じられることを好まない人も多い。けれども、人から聞いた話を絵に描くと匿名性が与えられ、絵の中の人物になる」という方法論を語った壷井さんのインタビューも流れました。

「絵がいつ完成するかはわからない。何が起きるのかもわからない。福島で声をあげて抗議している人たちは少ないが、その活動がある限りは参加したいと思っている。福島の人たちの近くにいて絵を見せたい」という壷井さん。
5分ほどの時間のなかに、壷井さんの思いがしっかりと凝縮された内容でした。

丁寧に取材して下さったディレクターのKさんとカメラマンの皆さんに感謝です。
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2012/12/6

埼玉近美「ベン・シャーン展」/NHKさいたまFMラジオ「屠場」紹介  TV・ラジオ放送

午後から、浦和へ出て埼玉県立近代美術館で開催中の「ベン・シャーン展 線の魔術師」(来年1月14日まで)を観ました。

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朝霞市にある丸沼芸術の森のコレクション約300点によるベン・シャーン展。
丸木美術館も、昨年春の「第五福竜丸事件―ベン・シャーンと丸木夫妻―」展の際には、同コレクションからラッキー・ドラゴン・シリーズをお借りして、たいへんお世話になりました。

「線の魔術師」というタイトル通り、線描による小品を中心とする展示ですが、しかし、ベン・シャーンの特徴である力強い線の魅力には、やはり圧倒されます。
そして、初期の版画集『レヴァナとわれらの悲しみの貴婦人たち』の原画を同コレクションが持っているということも初めて知りました。

今回の展覧会の図録の冒頭に掲げられた以下の一文、今の時代にも、心に響きます。

わたしは、個人の神聖と優越を信じ、また人間のうちの最下層のものの生命と安全が、もっとも偉大で重要な人間のそれと同等な価値をもつものであることを信じます。
                       ――ベン・シャーン


展覧会を観た後は、企画担当のY学芸員にご挨拶をすることができました。埼玉県立近代美術館の学芸員の皆さんは、いつも温かく迎えて下さるので、本当にありがたいです。

   *   *   *

午後6時からは、NHKさいたま局でFMラジオ番組「日刊!さいたま〜ず」に出演。

お相手して下さったのは、キャスターの山崎薫子さん。とてもしっかりしていて(新卒とは思えないほど!)落ち着いたトークで、楽しくお話をすることができました。

番組の構成も山崎さんが丹念に考えて下さっていて、前半は丸木美術館と本橋成一写真展「屠場」の簡単な紹介。先日、美術館に足を運んで下さった彼女の感想を中心に話が進み、いきなり「おこたでいっしょに味噌煮込みうどんを食べた」と暴露されてちょっとあわてましたが、おかげで和やかに会話が進みました。

そして最初のリクエスト曲は、『ドナドナ』。
この曲を美術館で流したところ、子牛に感情移入してしまって屠場の写真を見られなくなるのでは……との苦笑まじりの意見もあったのですが、もちろん、笑いをとるために選んだわけではありません。
もとはナチスによって強制収容所に送られるユダヤ人の子どもたちを子牛に重ねた反戦歌といわれていることや、丸木美術館には《原爆の図》だけでなく《アウシュビッツの図》も展示していること、差別という“暴力”も丸木美術館や本橋さんの写真から見ることのできる隠れたテーマであると説明をしたうえで、曲を聴いていただきました。

後半は、本橋さんがこれまでに撮り続けた炭鉱やサーカス、上野駅、チェルノブイリ原発事故の汚染地で生きる人びとの写真の仕事を紹介しつつ、「屠場」のテーマである「命あるものは自分の命を保つために、命がけでほかの命をいただく」という根源的な問題に話を進めました。

今回、ぜひ紹介したかったのは、以前、新聞のインタビューで読んで印象に残った、本橋さんが大切にしているという言葉。
若き日の本橋さんが出会った、筑豊の文化運動を先導した上野英信の記憶です。

「我が身を投ずる」って言葉が上野さんは大好きだったんです。自らをその場に投げ込んでしまうということ。文章も写真も、ものを伝えるってことはそういうことなんだと。いきなりひょいっとやってきてペンと紙を取り出して「さあ、あなたの苦しみや悲しみを話してください」と言われて、だれが話したくなるだろうか。ともに時間をすごし、「こいつになら自分のことを書いてもらいたい」と思われないとね。どの立ち位置でおまえは写真を撮っていくのか、と考えさせられた。
 (2012年3月22日付『朝日新聞』夕刊「人生の贈りもの」より)

こうした姿勢を大切にされている方だからこそ、「屠場」という複雑なテーマの作品を撮り、発表することができたのだろうと、つくづく思います。
そして、この姿勢は、本橋さんだけでなく、ベン・シャーンや丸木夫妻にも共通していると思うのです。こんなふうに時代と向き合っている作品を、これからも丸木美術館で紹介していきたいと、心から思うのです。

「日刊!さいたま〜ず」の出演は、今回でちょうど10回目。お世話になったキャスター・アナウンサーの方は、山崎さんで6人目となりました。皆さんそれぞれ個性が違うので、今度はどんな話になるのかと、毎回とても楽しませていただいています。
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2012/11/30

NHK FMラジオ「日刊!さいたま〜ず」出演のお知らせ  TV・ラジオ放送

午前中に東京新聞N記者が本橋成一写真展「屠場」の取材で来館して下さいました。
まだ掲載予定は決まっていませんが、いつも足しげく通って下さるので、本当に感謝です。

そして、昼にはNHKさいたま局の山崎薫子キャスターが来館。
12月5日(水)午後6時から、NHKさいたま放送局FMラジオ(さいたま85.1MHz、秩父83.5MHz)の番組「日刊!さいたま〜ず」に出演させて頂くため、その打ち合わせと、展覧会を実際にご覧になるために足を運んで下さったのです。
ラジオは「屠場」についてのトークが中心になりますが、これまでの本橋さんの仕事に一貫している姿勢や、丸木夫妻との交流についても紹介できればと思っています。

リクエスト曲は、本橋さんの友人で、いっしょにベラルーシの汚染地域を訪れている小室等さんがロシア語で歌う「ベラルーシの少女」をお願いしました。
そしてもう一曲は、「屠場」といえば誰もが連想するであろう有名な曲。これには美術館内でも「え〜本気?」といろいろ賛否があったのですが、それでもリクエストしたのにはちゃんと理由があるのです。理由は、放送のなかでお話いたします。

埼玉県内のみという限定の放送ですが、電波の届く環境にいらっしゃる方は、どうぞ5日の夕方はNHK-FMラジオをお聴きください。
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2012/8/24

NHK国際放送にてアーサー・ビナードさん紹介  TV・ラジオ放送

2012年8月24日午後1時からのNHK国際放送で、詩人のアーサー・ビナードさんによる、原爆を主題にした写真絵本『さがしています』(童心社)の取り組みが紹介されました。
放送の内容は以下のWEBサイトの動画で(おそらく数日間は)視聴することができます。

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature201208241218.html

「ピカドン」という言葉との出会いや、広島の被爆者の遺品が語りかける“物語”についての調査の様子など、番組では『さがしています』に込めたアーサーさんの想いを丹念に取材しています。

丸木美術館で開催中の特別展示「さがしています」は、9月2日(土)まで。
残すところあと1週間となりました。
写真絵本『さがしています』も入口ロビーで販売していますので、ぜひぜひ、この機会にお求めください!
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2012/6/13

NHK FMラジオ出演:「池田龍雄展」など紹介  TV・ラジオ放送

午前中に県内の女性団体、午後から都内中学校団体の館内説明を行った後、NHKさいたま局のスタジオへお伺いして、午後6時からFMラジオ放送「日刊!さいたま〜ず」に出演しました。
お相手して下さったのは、佐々久世キャスターです。

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番組のなかでも“準レギュラー”と紹介して下さいましたが、今回で9回目の出演は、おそらく最多とのこと。さすがにこれだけ出演させていただくと、緊張もなく自然に会話ができるようになるので、人間の順応性というのは不思議なものです。

今回は、開催中の「池田龍雄展」と堀江邦夫ルポ・水木しげるイラストの「福島原発の闇」の二本立て企画を紹介させていただきました。
福島の原発事故を、3.11という点でとらえるのではなく、70年前の戦争からの歴史のつながりとしてとらえるという企画の意図を、佐々キャスターの親しみやすいトークのおかげもあって、うまくお話しすることができたように思います。
リクエストした曲は、新藤兼人監督への追悼の想いを込めた映画「原爆の子」テーマ曲(伊福部昭作曲)と、8月6日のコンサートの前宣伝も兼ねて、おおたか静流さんの歌う「東北/TOHOKU」でした。

   *   *   *

そして、お世話になったさいたま局のアナウンサーのお二人、渡辺裕之さんと滝島雅子さんが今月で異動になるというので、お別れのご挨拶をしました。
いつもラジオ放送を見守って下さっていた渡辺さん、そして丸木美術館にもおいでいただき、素敵な笑顔を見せてくださった滝島さん、本当にありがとうございました。
また、きっとどこかで縁があると思いますので、お会いできる日を楽しみにしています!
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2012/6/11

NHK FMラジオ「日刊!さいたま〜ず」出演のお知らせ  TV・ラジオ放送

今週の水曜日、6月13日(水)午後6時から、NHKさいたま放送局FMラジオ(さいたま85.1MHz、秩父83.5MHz)の番組「日刊!さいたま〜ず」に生出演させて頂きます。
現在開催中の企画「福島から広がる視点1 池田龍雄展」と特別展示「福島原発の闇」を紹介させていただく予定です。

今回お相手して下さるのは、佐々久世キャスター。
リクエスト曲には、今年8月6日(月)のひろしま忌でコンサートをして下さることになったおおたか静流さんの曲をお願いしようと思っています。

埼玉県内のみという限定の放送ですが、電波の届く環境にいらっしゃる方は、どうぞ13日の夕方はNHK-FMラジオをお聴きください。
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2012/5/14

NHK WORLD「NEWS LINE」に佐喜眞美術館が紹介  TV・ラジオ放送

本日のNHK WORLDの海外向け英語ニュース番組「NEWS LINE」で、沖縄本土復帰40年特集の第1回として、普天間基地から返還された土地に建つ佐喜真美術館から生中継がありました。
丸木夫妻の共同制作《沖縄戦の図》の紹介や佐喜真道夫館長のインタビューが行われています。国内ではインターネットでしか見れませんが、1時間ごとに繰り返し放送されています。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/r/movie/
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2012/5/6

NHK総合テレビのニュースで丸木美術館太陽光発電が紹介  TV・ラジオ放送

2012年5月6日午前7時からのNHK総合テレビのニュースで、丸木美術館の太陽光発電設置の公式発表の様子が紹介されました。

NHKさいたま局のWEBサイトで、動画を見ることができます(数日間は見られると思います)。
http://www.nhk.or.jp/saitama-news/20120505185113_03.html

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「脱原発」に向けた取り組みとして、5日、埼玉県東松山市の美術館が、募金を基に太陽光発電を導入してすべての電力を賄う計画を発表し、市民に協力を呼びかけました。

太陽光発電を導入する計画を発表したのは、東松山市の「原爆の図丸木美術館」です。この美術館では、6月をめどに最大13.5キロワットの発電ができる太陽電池パネルを設置し、館内で使う電力をすべて賄う計画です。設置にはおよそ600万円かかるため、美術館では個人は1口1000円、団体・企業は5000円で募金を募っていて、会場ではさっそく募金に応じる来場者の姿が見られました。この美術館では、20年あまり前にも東京電力の原発で起きた事故に抗議して太陽光発電を導入しましたが、その後、設備の故障や財政難から維持できなくなっていたということです。今回の計画は、5日、国内のすべての原発の運転が停止するのにあわせて発表されましたが、すでに目標額の半額のおよそ300万円の募金が集まっていて、美術館では将来的には、東京電力との契約の打ち切りを目指したいとしています。「原爆の図丸木美術館」の小寺隆幸理事長は、「将来に安全な世界を残すというメッセージを、ささやかでも発信していきたい」と話していました。


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今日は、テレビの影響もあって、電話での問い合わせや、直接来館して寄附を下さる方も多くいらっしゃいました。
本当にありがたいことで、心から感謝いたします。
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2012/4/19

テレビ埼玉「丸木美術館紹介映像」取材  TV・ラジオ放送

午前中、テレビ埼玉のH記者が来館されて、先日、東京新聞や毎日新聞で報道されたばかりの「丸木美術館紹介映像」について取材をして下さいました。

映像を制作した東松山CATVのIさんも、カメラの前で緊張気味に制作の経緯についてのインタビューを受けていました。いつもは取材する側のIさん。同じテレビの仕事でも、取材される立場というのはずいぶん勝手が違うようです。

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おかげさまで、この「丸木美術館紹介映像」は、かなりの反響が来ています。
テレビ埼玉での放送予定はまだ決まっていませんが、連絡が入り次第、学芸員日誌ブログでご報告いたします。
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2012/4/11

NHK FMラジオ「丸木俊展」紹介  TV・ラジオ放送

白熱する名人戦を一旦抜け出して、午後6時から30分ほど、NHKさいたま放送局のスタジオで、埼玉県内向けのFMラジオ番組「日刊!さいたま〜ず」に生出演させて頂きました。
お相手をして下さったのは、野田亜耶奈キャスター。今年からさいたま局に入られた新人さんで、この日が初めてのラジオ放送担当だそうです。
そのため、スタジオには滝島雅子アナウンサーも付き添い、温かく放送を見守っていました。

   *   *   *

初々しくも、しっかり落ち着いて番組を進める野田キャスター。
これは私も丁寧に応えなければ、と気を引き締めて、予定の時間を数分越えてしまうほど、たっぷりと「生誕100年 丸木俊展」について紹介させて頂きました。

事前の電話での打ち合わせで、野田キャスターが俊さんの“アクティブ”な性格にかなり惹かれている様子だったこともあって、今回の放送では、若い頃に外交官の家庭教師としてモスクワに滞在したり、当時の「南洋群島」ミクロネシアに一人旅に行ったりという、俊さんの外国体験を中心に話すことになりました。
さまざまな土地を訪れながら、現地の人たちと出会い、同じ人間として心を許しあう俊さんこそ、本当の意味での“グローバル”な人間なのだろう、と話をしながらつくづくと思いました。

ともあれ、記念すべき野田キャスターのデビュー放送にごいっしょできたことは、とても嬉しく思います。これからも、埼玉の魅力をたくさんお伝えして下さい。応援しています。
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2012/4/5

NHK FMラジオ「日刊さいたま〜ず」出演のお知らせ  TV・ラジオ放送

来週の水曜日、4月11日(水)午後6時から、NHKさいたま放送局FMラジオ(さいたま85.1MHz、秩父83.5MHz)の番組「日刊!さいたま〜ず」に生出演させて頂きます。
3月に高校野球中継のために延期になった放送の再出演で、現在開催中の企画「生誕100年 丸木俊展」の紹介をいたします。

今回お相手して下さるのは、4月から新しくさいたま局に来られた野田亜耶奈キャスター。
本日、電話で打ち合わせを行いましたが、明るくはきはきと対応して下さり、好奇心も強そうな方なので、ごいっしょできるのがとても楽しみです。

リクエスト曲は、前回お願いする予定だった、《原爆の図》に想を得て作曲したという大木正夫の「交響曲第5番ヒロシマ」と、俊さんの絵本『そりすべり』の情景を彷彿とさせる明るいメロディのルロイ・アンダーソンの「そり遊び」を、引き続きお願いすることにしました。

埼玉県内のみという限定の放送ですが、電波の届く環境にいらっしゃる方は、どうぞ11日の夕方はNHK-FMラジオをお聴きください。
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2012/3/21

NHK-FMラジオ出演延期のお知らせ  TV・ラジオ放送

今日は、午後6時からのNHKさいたま局FMラジオ番組「日刊!さいたま〜ず」に出演するため、5時半頃からスタジオで待機していたのですが……なんと、今日から開幕した選抜高校野球の中継が長びいて、結局、中止になってしまいました。

予定時間の6時には9回表を迎えていたので、10分遅れぐらいのスタートかな?と最初は楽観視していたのですが、大阪桐蔭高校が9回に4点を追加する長い攻撃。結局、6時半頃にようやく試合が終了し、6時45分までの番組が6時40分開始に変更となってしまいました。
そんなわけで、ずっとスタンバイしていたのですが、今日のカルチャーコーナーは中止。

下村寧キャスターと番組をごいっしょするのは今回が初めて(しかも、3月でさいたま局を“卒業”とのことで、最後の機会)だったので、残念でしたが、「生誕100年丸木俊展」の紹介はあらためて4月11日(水)に延期になりそうです。

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せっかく浦和まで来たので、下村さんとスタジオで記念撮影。
個人的には生放送の番組の大変さを垣間見る貴重な体験だったのですが、アナウンサーやスタッフの皆さまにはとても気を遣って頂いて、かえって恐縮なほどでした。

お世話になった下村さん、5年間のさいたま勤務、本当にお疲れさまでした。
またそのうちに、お会いしましょう!
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2012/3/18

NHK FMラジオ「日刊さいたま〜ず」出演のお知らせ  TV・ラジオ放送

来週の水曜日、3月21日(水)午後6時から、NHKさいたま放送局FMラジオ(さいたま85.1MHz、秩父83.5MHz)の番組「日刊!さいたま〜ず」に生出演させて頂くことになりました。
現在開催中の企画「生誕100年 丸木俊展」の紹介です。

「日刊!さいたま〜ず」には今回で8度目の出演となります。
これまで、2010年12月の「没後15年 丸木位里展」からはじまり、2011年9月の「追悼 大道あや展」、2012年1月の「丸木スマ展」と、丸木家ファミリーの展覧会を紹介してきたので、「これで丸木俊展を紹介できたら思い残すことはありません!」と話していたところ、下村寧キャスターが早速お声掛けくださいました。
今回お相手して下さるのは、その下村キャスター。
これまで打ち合わせではお話ししていましたが、ラジオでごいっしょするのは初めてです。

リクエスト曲は、今井正・青山通春監督の映画『原爆の図』(1953年公開)の音楽を担当したことから、《原爆の図》に想を得て作曲されたという大木正夫の「交響曲第5番ヒロシマ」から「火」をお願いしました。
そして、「丸木俊展」のトークでは絵本の仕事も紹介するということで、もう一曲は子ども向けの、北海道育ちの俊さんらしさも感じられる明るい曲を選びました。

埼玉県内のみという限定の放送ですが、電波の届く環境にいらっしゃる方は、どうぞ21日の夕方はNHK-FMラジオをお聴きください。
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2012/2/29

テレビ埼玉“NEWS930”特集「丸木俊展」  TV・ラジオ放送

午後9時30分からのテレビ埼玉のニュース番組“NEWS930”の特集で、「生誕100年丸木俊展」が取り上げられました。
5分間ほどの番組の内容を、以下に書き出してみます。

   *   *   *

小室早弥香アナウンサー(スタジオから)
特集です。今年は《原爆の図》をはじめ、多くの作品を残した画家・丸木俊の生誕100年を迎えます。87年の生涯を振り返る企画展を紹介します。

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  【映像】《アウシュビッツの図》

丸木俊さんは、夫の位里さんとともに20世紀の人間が犯した過ちを、大胆な構図と筆づかいや細密な描写で表現してきました。

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  【映像】《よこたわる母子像(原爆の図)》

東松山市の丸木美術館では、今、俊さんの生誕100年を記念する企画展が開かれています。

  【映像】展覧会場風景、《水俣・原発・三里塚》、丸木俊の写真など

俊さんは、87年の生涯で、《原爆の図》をはじめ、アウシュビッツや水俣、沖縄戦など、歴史や社会問題をテーマに取り組んできました。
しかし、その人柄は、意外にも気さくだったといいます。

丸木ひさ子さん(流々庵の前で)
お客さん来てもね、いらっしゃいという感じで、ここでよく絵を描いていたんですけど、そんなに気難しいという感じではなくて、話しながらもね、絵を描いてましたし、一杯飲んでいけみたいな感じで、ご飯食べたりね。

  【映像】丸木俊の写真など

岡村(企画展示室にて)
俊さんの場合は、何と言っても、人間を描く画家だったということが言えると思うんですね。
人間の暮らしが好きで、人間がずっと語り継いできた物語が好きだった、というのが絵を見ているとすごく良く伝わってくるんですね。

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  【映像】《裸婦(解放されゆく人間性)》

小室アナウンサー(ナレーション)
《裸婦(解放されゆく人間性)》は、大地にしっかりと足をつけた、たくましい女性の姿を表現した代表作です。

岡村(作品の前にて)
この作品は戦後すぐに描かれた、原爆の図より前に描かれている戦後の記念碑的な作品だと思います。
俊さんは女性の社会的な解放運動のなかでも先頭に立って活躍してきた方なので、その当時の新しい時代を自分たちで作っていくぞ、という気持ちが絵の中にあらわれているんじゃないか。
俊さんの精神の自画像なんじゃないかと思います。

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  【映像】《ヤップ島》

小室アナウンサー(ナレーション)
《ヤップ島》は、ミクロネシア旅行中に出会った現地の人びとを描いた一枚です。
一見、俊さんの作風に合わないと思われるこの絵に、丸木俊のルーツが感じとれると岡村さんは語ります。

岡村(作品の前にて)
それぞれの土地で、地面に根ざしてしっかりと生きている人たちに対する優しい眼差しが俊さんにはあった。その大切な人間の暮らしが、たった一発の爆弾で破壊されてしまったということに対する怒りが、《原爆の図》を描かせている。
という意味では、俊さんの原点、人間に対する鋭い観察力とか深い愛情の眼差しが、こういう南洋の絵のなかにあらわれてきている。

  【映像】丸木俊のVTRなど

小室アナウンサー(ナレーション)
震災と原発事故。その翌年に迎えた生誕100年という節目。俊さんは今の時代に何を思うのでしょうか。

岡村(企画展会場にて)
こういう時期に俊さんの生誕100年を迎えて、再び注目を集めるというのは、何か大きな巡り合わせなんじゃないかという気もするんですね。

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  【映像】《炎の母子像》

俊さんの場合、本当に生きること、描くこと、社会を見ることというのが、つながっていたと思うんですね。それを残された作品のなかから、感じとってもらえたらという気がします。

丸木ひさ子さん(流々庵の前にて)
ずっとチェルノブイリの事故があって、もちろん原爆もあって、本当に放射能の恐ろしさをずっと言い続けてたのね。

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  【映像】《水俣・原発・三里塚》
  テロップ「《水俣・原発・三里塚》(1981)では放射能被害の脅威が描かれている」

今、子どもたちのこととかすごい心配しただろうと思います。人のいのち、ですかね。
やっぱり、丸木位里も俊もただひたすらそれを思ってそれを描いたという一生と思うので、やっぱり、人のいのちを大事にするということを強く感じてもらえたらと思います。

  【映像】丸木位里・丸木俊のVTR、写真など

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限られた放送時間のなかで、とても心に残る番組を制作して下さったS記者はじめスタッフの皆さまに、心から御礼申し上げます。
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