2018/8/1

『歴史地理教育』特集「核の戦後」に寄稿  執筆原稿

歴史教育者協議会(歴教協)発行の『歴史地理教育』第883号(2018年8月号)の特集「核の戦後」に、「見えない核の脅威をあばき出す─原爆の図丸木美術館の今日的意義」を寄稿しました。

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最近はなかなか新しいことが書けるわけではないのですが、今回、1970年代なかばに山陽新幹線開通という条件が整い、葛飾区の中学教師・江口保の提案によって、広島へ修学旅行に行き、被爆者の体験談を聞く学校が増加、事前学習として丸木美術館に来る学校も多くなった、と書いたところ、同じ特集内で詩人の石川逸子さんがやはり江口保について書かれていたので、連続性があって良かったな、と思いました。

歴教協の担当の方には、来年8月に埼玉県内で開催予定の歴教協全国大会の分科会で講演を、との依頼もいただいています。
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2018/7/27

『週刊読書人』に『池田龍雄の発言』書評寄稿  執筆原稿

2018年7月27日付『週刊読書人』に、『池田龍雄の発言 絵画の後ろにあるもの』(論創社)の書評を寄せました。

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2002年から2017年までの画家の発言を集めたアンソロジー。
半世紀以上を経た後も、戦争の記憶は血肉に染みこみ、日常の細部に宿る。
池田の強靭な言葉は、過去と現在をつなぎ、未来を作りかえていくための礎になる。
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2018/6/7

『中國新聞』寄稿「高畑勲さんと「原爆の図」」  執筆原稿

『中國新聞』文化部Dさんのお誘いで、高畑勲さんと「原爆の図」について寄稿しました。
「考えは深めたい」……高畑さんの宿題を、これからも考え続けていきたいと思います。

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高畑勲さんと「原爆の図」―画中の「真実」見極める情熱
 ―2018年6月7日『中國新聞』

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=83049
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2017/12/13

『中國新聞』に寄稿「丸木美術館開館50年」  執筆原稿

寄稿 丸木美術館開館50年 「原爆の図」から命を思う
 ―2017年12月12日『中國新聞』朝刊

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以下のWEBサイトで全文を読むことができます。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=79377

谷本清平和賞の授賞式スピーチをもとに、新聞掲載用に短くまとめました。
一年の締めくくりとして、良い機会を頂きました。
お世話になった文化部のDさん、どうもありがとうございました。
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2017/8/11

『琉球新報』に「平和どう伝えるか」寄稿  執筆原稿

痛みを「自分ごと」に 「原爆の図」と人つなぐ
 ―2017年8月11日付『琉球新報』 平和どう伝えるか 広島・長崎から(連載第6回)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-553836.html

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『琉球新報』の連載企画「平和どう伝えるか 広島・長崎から」の第6回を担当しました。
第4回の青来有一さんなど、錚々たる執筆者の方による読み応えのある連載です。全7回。
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2017/7/25

月刊『同和教育』「人権文化を拓く」  執筆原稿

月刊「同和教育」であい第664号(2017年7月25日発行)のコラム「人権文化を拓く」に、「命ひとつでたどりつく場所〜原爆の図丸木美術館50周年」と題する文章を書きました。

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5月に大阪人権博物館(リバティおおさか)を訪ねて丸木夫妻の絵を調査したことや、丸木美術館という場所で日々考えていること、など。

タイトルは、編集部の方が考えて下さいました。
執筆の機会をいただきまして、どうもありがとうございます。
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2017/3/28

『朝日新聞』に「戦後」展評を寄稿  執筆原稿

ハウス・デア・クンストで26日まで開催された「戦後:太平洋と大西洋の間の美術1945―1965」展について、『朝日新聞』夕刊に寄稿しました。

戦後芸術の検証、ドイツで企画展
 ―2017年3月28日付『朝日新聞』夕刊文化欄

以下のWEBサイトで全文をお読みいただくことができます(要無料会員登録)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12864904.html

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記事から一部分を紹介します。

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 冷戦が芸術の潮流も分断した時代。東側では社会主義リアリズム、西側では抽象表現主義が隆盛した。こうした歴史を踏まえつつ、欧米中心的な視線を揺さぶるのが第6章「コスモポリタン・モダニズム」だ。
 ここでは、自由や開放的という「コスモポリタン」の概念が、亡命、移住、ディアスポラ(故郷喪失)へ変化したと定義されなおす。植民地出身者や難民が、抑圧を逃れて安全な拠点を見つけたときに、複合的な文化を体現した人間存在、つまり「新たなハイブリッド」が現れるというのだ。実際、会場には、ナイジェリアで生まれ英国で没したウゾ・エゴヌのように、非欧米圏出身者の作品が、意識的に紹介されている。展覧会の重要なテーマは「越境」だったのだ。
 戦後に広がった「グローバリズム」の概念は、強者のための画一的な社会を生みつつある。しかし、世界は多様で多義的なものだ。各地で「ナショナリズム」の動きが台頭する中、芸術で荒波に対峙する渾身の企画である。


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スケールの大きな、多視線的な戦後の回顧展。
限られた文字数ではありましたが、日本の方々にも紹介できてよかったです。
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2017/3/21

岩波ブックレットNo.964『《原爆の図》のある美術館』のお知らせ  執筆原稿

2017年4月5日に、岩波ブックレットNo.964『《原爆の図》のある美術館 丸木位里、丸木俊の世界を伝える』が刊行されます。

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2年越しで苦しんでいたのですが、ようやく出せることになりました。

「わかる、使える〈はじめの一冊〉」ということで、新しい研究成果の発表というより、絵の前で解説をするように、丸木夫妻と《原爆の図》、丸木美術館についての基本的なところを、語り言葉で記した内容です。
開館50周年を機に、初めて丸木夫妻の世界に出会う方にも手にとっていただければ、幸いです。

表紙の絵は丸木俊さんの筆による「丸木美術館見取り図」。
80年代の図なので、今とは建物が少し違っていますが、ゆるやかな空気感はあまり変わっていませんね。
編集者Oさんのセレクト、とてもいい表紙で、気に入っています。

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岩波ブックレットNo.964『《原爆の図》のある美術館 丸木位里、丸木俊の世界を伝える』
岡村幸宣著 定価(660円+税)

《原爆の図》が現代に問いかけるメッセージとは何か。
丸木美術館の学芸員が語る、《原爆の図》がたどった道のりと作品の新しさ。

原発と原爆を一体のものとして批判していた丸木位里・丸木俊夫妻の先見性が、3.11後、改めて注目されている。二人の共同制作《原爆の図》はいかに描かれ、それがもたらした衝撃とはどのようなものだったか。二人の生い立ちと遍歴、そして美術史的にも再評価が進む《原爆の図》について、丸木美術館の学芸員が語る。

【目次】
1 川のほとりの美術館
 《原爆の図》のある場所/画家の痕跡の残る場所/《原爆の図》のための展示室/丸木スマの絵画

2 水と油の画家
 太田川のほとり/水墨のシュルレアリスム/屯田兵の開拓村/女絵かきの誕生/原爆を見た画家

3 《原爆の図》の旅
 人間の痛みを描く/共同制作という実験/三部作の完成と全国巡回展/無数の記憶を注ぎ込む/原爆報道の解禁と世界巡回/第五福竜丸の被爆と署名運動/再出発と安住の地/加害の記憶に向き合う/虐殺と差別/暴力の根を求めて/痛みへの想像力/時代を超えるつながり

4 ニ一世紀の《原爆の図》
 戦後五〇年から三・一一へ/被爆七〇年の米国展/ミュンヘンの戦後美術展/絵画が呼び起こす想像力/《原爆の図》とともに生きる


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2016/12/26

『琉球新報』連載「落ち穂」最終回 「命」の絵画  執筆原稿

2016年12月26日付『琉球新報』連載「落ち穂」最終回 「命」の絵画

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14回にわたった連載コラムもこれで終了です。ご愛読ありがとうございました。
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2016/12/21

『思想運動』にタトリンの記事執筆  執筆原稿

機関誌『思想運動』12月15日号の、ロシア革命100周年記念連載「革命の芸術と芸術の革命」欄に、ウラジーミル・タトリンの記事を書きました。

ロシア・アヴァンギャルド関連の展覧会は、これまで何度か観に行ってはいるものの、まったくの専門外なので、「タトリンなんて、大学の授業で習った程度ですから、無理ですよ!」と断ったのですが・・・結局、断り切れず、慌てて本を読んだりしながら、何とか原稿を書き上げました。

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とりあえず概要に徹したつもりの記事ではあるのですが、編集部の方からは「あらためて岡村さんの文章から生まれるタトリンは、わたしたちに新しい芸術の可能性を示していると,わたしには思われます。かつてのタトリンをはじめとする芸術のアヴァンギャルドたちが、歴史の門口に立って新たな芸術を生んだように、現在を歴史の門口と自覚した新しい人々が、芸術を刷新するのだという思いがします」という感想メールを届いたので、一応の役目を果たした、と思うことにしましょう。

まあ、「芸術を刷新」するほどの野心的な記事ではないつもりなのですが、ともあれ、この件につきましては、書き逃げごめん、ということで。
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2016/12/10

『琉球新報』連載「落ち穂」第13回 まつろわぬ者たち  執筆原稿

2016年12月10日付『琉球新報』連載「落ち穂」第13回 まつろわぬ者たち

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来年に開催される「美しければ美しいほど」展、楽しみです。
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2016/11/28

『琉球新報』連載「落ち穂」第12回 芸術のサーカス小屋  執筆原稿

2016年11月28日付『琉球新報』連載「落ち穂」第12回 芸術のサーカス小屋

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ガルシア・ロルカ没後80年企画のキャラバン・ラ・バルラッカの催しのことを書きました。
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2016/11/14

『琉球新報』連載「落ち穂」第11回 現代の「民話」  執筆原稿

2016年11月14日付『琉球新報』連載「落ち穂」第11回 現代の「民話」

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盛況だった「壷井明展」のことを書きました。
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2016/11/1

『琉球新報』「落ち穂」連載第10回 「平和」の辛さ  執筆原稿

2016年11月1日付『琉球新報』「落ち穂」連載第10回 「平和」の辛さ

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「人類館事件」から吉見百穴、やきとりまで。
「平和」の影の、複雑な歴史の辛さ。
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2016/10/19

『琉球新報』「落ち穂」連載第9回 展示の合間に  執筆原稿

2016年10月4日付『琉球新報』「落ち穂」連載第9回 展示の合間に

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ミュンヘンのハウス・デア・クンストの展覧会にて。
現地在住18年の日本人女性アーティストとの会話について書きました。
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