2007/1/31

神戸YWCAにて講演  講演・発表

1月29日(月)午後1時30分より神戸YWCA5階チャペルにて「戦争の悲しみを絵画から聴く」と題する講演を行いました。
26日(金)付の毎日新聞地域欄に、写真(原爆の図第3部《水》の母子像部分)入りで大きな記事を掲載して頂いたこともあって、小さな会場はほぼ満席(関係者の話によると約60人)の盛況になりました。
神戸YWCA学院専門学校の日本語教師養成科の学生さんも数多く来て下さって、とても話しやすく和やかな雰囲気でした。

当日配布したレジュメの見出しは以下の通り。《原爆の図》15部作をはじめ45点の作品をデジタル画像で紹介しながら90分ほどお話をしました。

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1.原爆の図のある美術館
2.丸木位里・丸木俊 二人の画家
  a.前衛的な水墨画家・丸木位里(1901-1995)
  b.叙情豊かな油彩画家・丸木俊(1912-2000)
3.原爆の図の生成
  a.広島での原爆体験
  b.原爆を表象する意味
  c.生命の象徴(母子像)と破壊の象徴(原爆)
  d.被爆体験の絶対的な伝達不可能性
  e.世界巡回展と「希望に続く物語」
4.天衣無縫の画家 丸木スマ
  a.70歳を過ぎて絵筆をとる
  b.ピカは人がおとさにゃおちてこん
5.世界巡回展後の展開
  a.アメリカ巡回展と加害への視点
  b.私たちは《原爆の図》に何を見るのか

会場には、『原爆の図』画集や丸木スマ絵葉書などの販売コーナーが設置され、丸木美術館支援のカンパ箱なども用意されていました。販売物はほぼ完売、カンパも「かなり集まっている」とのことで、こちらも盛況だったようです。
講演後には会場でお茶会があり、その後中華料理店に移動してYWCAの皆さんと夕食を頂いたのですが、皆さんのお話によると、参加者の方々からは「とても良かった」という感想が聞こえてきたとのこと。たいへん嬉しく思いました。

神戸YWCAを紹介できる写真をうっかりして一枚も撮影せずに帰ってきてしまったのが残念ですが、今回の講演を企画して下さった平和基盤委員会のT沢さんのお話では、「今度はぜひ丸木美術館を訪れて《原爆の図》を観ましょう」という声もあがっているそうです。
また丸木美術館で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

  *  *  *

今回の神戸講演には、2泊3日で妻T息子Rもいっしょに行きました。
少々迷ったのですが、父の仕事の場をできるだけ家族と共有したいという思いもあって、お世話になる神戸YWCAの方にもご了解頂いた上で同伴旅行を決めました。
電車が大好きな息子Rのために、旅行のスケジュールはJR大阪駅での電車見学を中心に組み立て、豪華寝台特急「トワイライト・エクスプレス」や、北陸方面の特急「サンダーバード」「雷鳥」、その他「タンゴエクスプローラー」「日本海」「はまかぜ」「スーパーはくと」などの特急や在来線、関西空港では南海特急「ラピート」、JR特急「はるか」などたくさんの写真を撮影しました。偶然通りかかった貨物列車「桃太郎」の撮影に成功したときには家族そろって大よろこびでした。
旅行の最終日には須磨海岸で息子Rは初めての海を体験。靴やズボンをびしょびしょに濡らしながら波打ち際で遊びました。
今回、息子Rは初めて飛行機に乗ったのですが、行き帰りに機内で飛行機の模型をプレゼントされ、神戸空港でも土産店で玩具の飛行機セットを購入したこともあって、どうやら彼のなかでは「飛行機ブーム」が到来しつつあるようです。

今回お世話になった神戸YWCAの皆さま、どうもありがとうございました。
とりわけ、講演の企画を頂いたT沢さん、事務的な手続きを担当して下さったN嶋さん、宿泊場所としてご自宅の離れを提供して頂き、息子Rを孫のようにかわいがって下さったT崎さんには、心から御礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
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