2006/10/7

原爆の図デッサンの撮影・調査  作品・資料

今日は一日じゅう収蔵庫に入って、次回企画展「旅を描く―丸木位里・丸木俊作品展」のための作品調査と、原爆の図デッサンの写真撮影及び調査を行いました。原爆の図デッサンの調査は、10日(火)に実行委員が来館する藤沢市30日美術館「原爆の図展」の準備のための調査です。
1940年代後半から丸木夫妻が描きはじめた厖大な数の人体デッサンは、「原爆の図デッサン」と呼ばれ、丸木夫妻の共同制作《原爆の図》に大きな影響を与えたのですが、厳密な意味では必ずしも《原爆の図》のために描かれたのではないデッサンも含まれています。
今回の藤沢市の展覧会は、藤沢市片瀬のアトリエで描かれた《原爆の図》初期作品の制作過程を追う企画。「原爆の図デッサン」を、藤沢時代とそれ以前の椎名町時代に分類し、《原爆の図》との関連を一定整理しなければならないのですが、日付の入っていない作品も多く、関連資料もほとんどないため、難しい作業になります。
それでも、これまで後まわしにしてきた「原爆の図デッサン」を整理する良い機会なので、作品写真を撮影し、デジタルデータとしてリストにまとめることにしました。
二人のデッサンをひとつひとつ撮影していく作業は、なかなか楽しいものです。
今日は半分ほど撮影が終わったので、夜に自宅でデータをまとめ、明日は引き続き残りの撮影を続ける予定です。
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