2014/4/10

【沖縄出張2日目】宮良瑛子アトリエにて作品集荷作業  調査・旅行・出張

沖縄出張2日目。
今日は朝9時から、首里にある宮良瑛子さんのアトリエにお伺いして、琉球物流の運送スタッフさんとともに、企画展のための作品集荷作業を一日がかりで行いました。

クリックすると元のサイズで表示します

手作りの看板がとても温かい雰囲気を感じさせる絵画教室。
宮良さんはこの場所で、沖縄「復帰」から40数年のあいだ、ずっと暮らし、描き、教室を続けてきたのです。

クリックすると元のサイズで表示します

アトリエのなかで、もっとも印象に残ったのは、床に残された無数の傷と絵の具の跡。
沖縄における宮良さんの喜びや苦しみが生々しく伝わってくる、まるで年輪のような床でした。

「東京より安い教室代にしてね、昔は子どもたちがたくさんやって来て、アトリエの外で待っているくらいだったのよ」と懐かしむ宮良さんの表情は、何とも嬉しそうでした。
その「門下生」のひとりが、今回の展覧会のために尽力して下さった沖縄県立博物館・美術館学芸員の豊見山愛さん。
この日も、わざわざ作業のお手伝いに駆けつけて下さったのですが、宮良さんとの何気ない会話のなかにも、お二人の揺るぎない信頼関係が伝わってきて、何度も心を打たれました。

「女が絵を描くなんて」と言われる時代の沖縄に飛び込んで、少しずつ社会の認識を変えていった宮良さん。
その苦闘は並々ではなかったことでしょうが、それでも、土地に根を下ろし、生きることと描くことが深くつながっているという意味で、宮良さんは非常に幸福な、稀有な画家だと思います。

丸木美術館における企画展「宮良瑛子展 沖縄―愛と平和と―」は、4月19日(土)からはじまります。初日のオープニング・トークでは、宮良さんと豊見山さんが沖縄から丸木美術館に来てお話をして下さいます。
話の内容もたいへん楽しみですが、お二人が運んでくる沖縄の空気を、ぜひ、多くの方に感じて頂きたいと思っています。
1



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ