2013/11/10

「木下晋展」展示作業  企画展

土曜日は、ボランティアのSさんにお手伝いいただき、一日がかりで「木下晋展 生命の旅路」出品作品のの写真撮影。今回は、来年春に沖縄県立博物館・美術館に巡回することもあって、図録代わりの小冊子を制作します。
現在、編集作業を進めていますが、展覧会オープンには間に合わないので、木下さんのオープニングトークの内容の抄録を掲載しようと考えています。
小冊子の完成は11月末か12月はじめの予定です。

   *   *   *

今日は、近くのM建設から工事現場用の足場をお借りして、午前中に「平野正樹展」の撤去作業を行いました。
そして午後からは「木下晋展」の展示作業というハードスケジュールでしたが、ボランティアのMくん、Hさん、Kさん、Fさんらの大活躍によって、何とか展示の目処がたちました。

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木下晋さんといえば、「最後の瞽女」と呼ばれた小林ハルさんや元ハンセン病の詩人桜井哲夫さんらを描いた細密かつ大画面の鉛筆画が知られています。
もちろん、今回の展示も、近年の「合掌図」をはじめ鉛筆画の代表的なモチーフをひととおり揃えているのですが、それだけでなく、80年代以前の油彩画や最初期のクレヨン画を紹介し、木下さんのこれまでの画業を俯瞰しているのが特徴です。

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今回は1階の3部屋を展示に使用したのですが、それぞれの部屋で色彩の印象がまったく異なるように工夫しました。
最初期の作品はクレヨンなどを用いてベニヤに描かれた作品が多く、全体的に青い色彩で統一されてます。木下晋版「青の時代」といったところでしょうか。
シュルレアリスム風の作品が多く、展示を手伝ってくれた画家のMくんも「いいですね」と気に入った様子。

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そして、2番目の部屋は母子像を中心に家族の肖像を描いた作品がならび、黄色が強く印象に残ります。ピカソの「バラ色の時代」ならぬ、木下さんの「黄色の時代」です。

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そして、最後の大きな展示室は鉛筆画のモノクロームの世界。
ひとつひとつの部屋を巡りながら、木下さんの精神世界をくぐり抜けていくような、不思議な感覚を覚えます。
ともかく、この圧倒的な迫力を、ぜひ多くの方に体験していただきたいものです。

11月16日(土)午後2時からは、木下晋さんをお迎えして、オープニングトークを開催します。
皆さまのご来場をお待ちしています。
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