2015/11/13

【米国出張E】原爆の図ニューヨーク展オープニング・レセプション  調査・旅行・出張

ニューヨーク「原爆の図展」のオープニング・レセプションを控えて、この日は朝から展示スタッフが会場入口の看板や説明文の設置を行いました。

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6点の《原爆の図》がならぶ展示室は、静かに開幕の時を待ちます。

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開幕1時間前に、TBSの取材がありました。
最初にパフォーマンス・アーティストのEIKOさんがインタヴューを受け、続いて私も「多様な人びとが集まるニューヨークで、日米だけの問題でなく、人類共通の課題として戦争の痛みを想像して欲しい」というようなことをカメラの前で話しました。

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そのインタヴューを終えた直後、記者の携帯電話が鳴り、パリで大規模なテロが発生との第一報。
カメラマンはそのまま残りましたが、記者の方はすぐにテレビ局に戻ることに。
予定では、その日の夕方か夜のニュースに流れるとのことだったのですが、帰り際に記者は、難しくなったかもしれません、と申し訳なさそうに言いました。

もちろん仕方ありません。それにしても、《原爆の図》の45年ぶりのニューヨーク公開の直前に、世界を揺るがす暴力の知らせとは、あまりに切ない話です。

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その暴力を生み出したもとは何だったか。
ブルックリン橋の向こうにはウォール街、そして9.11の現場も、すぐ近くにあることを思い起こします。
テロのニュースを知ってか知らずか、「原爆の図展」の会場には、次々と観客が集まってきました。
日が暮れて、照明も次第に劇的な効果を増していきます。

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ギャラリートークは、《原爆の図》の前をまわりながら、30分ほど英語で作品解説をしたのですが、ボストン展よりずっと落ち着いてうまくいきました。

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話し終わると、拍手が鳴りはじめて、それがしばらく続きました。
メジャーリーガーなら帽子をとるのでしょうが、キュレーターはどうすればいいのだろう、と困ってしまい、両手を胸に当てて肩をすくめてみたら、少し笑い声が起きました。

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しかし、決して心は晴れません。
急に体が重くなり、時差ぼけのせいもあって、ひたすら眠くなってきました。
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