2015/11/10

【米国出張B】パイオニアワークスへ原爆の図搬入  調査・旅行・出張

午前中、ブルックリンのパイオニア・ワークスに行き、《原爆の図》の到着を待ちました。
パイオニア・ワークスは19世紀に建てられた赤煉瓦倉庫で、改装して1階をギャラリースペースに、2階・3階をアーティストや科学者のレジデンスに使っています。

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リーダーのガブリエルは、メールの返信は信じ難いほど遅くてハラハラさせるのですが、大勢のスタッフやアーティストたちが彼の下で生き生きと動いている現場を見て、同行したプロデューサーの早川さんもさすがに感心していました。

6月にアメリカン大学が作った7m近い横長の展示台は、ボストンを経由してニューヨークにも運ばれ、再々利用されることになりました。
事務手続きや今後の打ち合わせ、データの受け渡しなどを行っている間に、クレートに入った《原爆の図》も無事に到着。
ただし、まだ奥の壁面を白く塗り直している途中で、床も汚れているため、今日の開梱・展示作業はなし。
明日の朝から本格的な展覧会準備を行うことになりました。

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これまでの大学美術館と異なり、基本は現代美術のオルタナティヴ・スペースなので、勝手の違うことも多くあります。
北向きとはいえ、窓からの自然光も気になります。話し合いの結果、窓にはワックスペーパーをかけてもらうことにしました。それでも、第1部《幽霊》、第2部《火》の展示には、特に気を使わなければならないでしょう。

また、作品ごとのタイトルや文章も、パネルで会場に展示するのではなく、何も置かずに作品をすっきり見せたいという提案がガブリエルからありました。
「ここは博物館ではなく、ギャラリーだから」という彼の意図はよくわかるので、同意することにしました。
やはり現代美術のスペースだという美意識があるのですね。
作品情報はプリントアウトして会場入口で配布することになります。

外は強風の上に雨。明日からの作業のために体調を整え、書かなければいけない原稿やギャラリートークの練習もあるので、午後はホテルの部屋の中で過ごすことにしました。

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展覧会情報は次の通り。

The Hiroshima Panels
An Exhibition and Program Series That Expolores the Atrocities, Aftermath and Politics of Nuclear War

Nov 13 - Dec 20, 2015

Opening Reception: Nov 13, 6-9pm
6:00pm - curatorial walk-through of exhibition with Yukinori Okamura
7:30pm - performance by Guggenheim and MacArthur fellow Eiko Otake

Pioneer works
159 Pioneer St. Brooklyn, NY
Wed - Sun, 12-6pm

http://pioneerworks.org/exhibitions/#hiroshima-panels
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