2015/10/10

「caravan La Baracca」公演  イベント

午後2時から、移動劇場「caravan La Baracca」の公演が行われました。
1930年代のスペインの詩人ガルシア・ロルカの活動に倣ったという“芸術のサーカス小屋”です。
多彩な演目に心を奪われる濃密な時間になりました。

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はじめに、主宰者の二瓶龍彦さんらのユニットGuelb er Richat ensemble(砂漠の音楽隊)が会場全体の空気を作ります。何かがはじまる……とふだんの美術館とは違う緊張感が空間を包む瞬間です。

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劇団もっきりや(杉浦久幸さん、門岡瞳さん)の詩の朗読は、原発事故により福島から東京に移住した詩人小島力の詩からはじまり、茨木のり子、中原中也、小熊秀雄らの時代に対峙する言葉が、次々と空間を舞っていくイメージです。

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続いて、斎藤ひろさんのギターと力強い歌声。周囲の絵画と音楽が響き合います。
舞台としての丸木美術館の空間の力を生かして下さるような弾き語りです。

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休憩をはさんで、シテ方宝生流能楽師・金井雄資さんの舞台。
ふたりの謡い方を従え、「清経」を舞います。
源氏に追われた平清経が、戦のむなしさ、無益さを感じ、入水自殺を遂げるという内容です。
丸木美術館で能が行われたのは、この日が初めてではないでしょうか。

その様子は、こちらの動画でご覧になれます。
https://www.facebook.com/hiro.Sola/videos/10201308058339244/

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谷川賢作さんのピアノ演奏も素晴らしいものでした。
https://www.facebook.com/hiro.Sola/videos/10201309058324243/

谷川さんに誘われたというクラリネットの草刈麻紀さんも特別出演され、10月31日のコンサート「きょうだいをころしに」へ続く流れも作って下さいました。
こちらは、谷川さんと草刈さんの共演の動画。
https://www.facebook.com/hiro.Sola/videos/10201302023468376/

最後に、Guelb er Richat ensemble(砂漠の音楽隊)の動画も紹介します。
https://www.facebook.com/hiro.Sola/videos/10201302256914212/

ひとつひとつのパフォーマンスの質が非常に高く、表現に深みがあることには、本当に感銘を受けました。時代に対する抵抗の思いを、ここまで昇華させるというのは、簡単ではないと思います。
公演終了後、事務局で同僚のYさんと、「いや、今日の公演は凄かったね・・・」とため息をつきながらひとしきり余韻に浸りました。
出演者、そしてご来場下さった皆さまには、心から御礼を申し上げます。
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