2015/7/6

【広島出張2日目】広島大学講義/西条酒蔵巡り  調査・旅行・出張

東広島市の広島大学で、朝の1限目から「原爆はこれまでいかに「絵画」化されてきたのか」という講義を行いました。

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お招きいただいたのは、原爆文学研究会でお世話になっているKさんの授業です。
なでしこジャパンのW杯決勝戦と完全に重なってしまったにもかかわらず、きちんと出席してくる学生たちに感謝。
丸木夫妻の《原爆の図》からはじまり、丸木スマ、大道あやといった丸木家それぞれの原爆表現、広島・長崎から福島までの代表的な原爆絵画を紹介し、質疑応答。

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写真は、丸木美術館カレンダーと台湾の反核旗のあるKさんの研究室です。
授業の後は、構内のカフェで学生たちと歓談。

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こちらも原爆文学研究会でお世話になっている柿木伸之さんに、新著『パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ ヒロシマを想起する思考』(インパクト出版会)を頂きました。
装丁は靉光の《眼のある風景》、タイトルは原民喜。柿木さんの鋭い論考には研究会でも大いに感銘を受けているので、じっくり読ませて頂きます。

昼食の後は、酒好きのKさんの案内で酒蔵巡りのプチ観光。
酒どころの西条は、駅前に6軒の酒蔵が集中し、ぶらりと歩きながら試飲ができるのです。

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まさか酒の飲めない自分の人生で、酒のウィンドウショッピングをする日がくるとは思っていませんでしたが、Kさんといっしょに酒蔵をまわって、少しずつ試飲をしているうちにほろ酔い気分になりました。

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この日まわった酒蔵は、賀茂鶴、福美人、賀茂泉、亀齢、西条鶴。西条鶴の向かいの白牡丹は外から眺めただけ、駅の反対側の山陽鶴までは行けませんでした。

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福美人では、広島カープ草創期の球団存続の危機の際の募金活動に使われた酒樽も展示されていました。戦後の広島の民衆に支えられた“復興”の象徴であるカープの歴史を間近に見て、とても感慨深いものがありました。

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旧市民球場が取り壊されてしまったのは今でも残念でなりませんが、人びとの心に深く根づいたカープの歴史は、いつまでも記憶されることでしょう。

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なまこ壁や中国地方特有の赤瓦、酒蔵の軒先に吊るされた杉玉、赤煉瓦の煙突、仕込み水など、街歩きの楽しみもたくさんあります。
店の前で足を止めては、ふらふらと酒に呼ばれて店内に引き寄せられていくKさんの後ろ姿も風情がありますね。

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西条鶴の赤煉瓦煙突は、唯一現役で使われているそうです。
街全体が日本酒博物館のような、とても面白い街でした。

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いろいろとお土産を頂いて、Kさんと別れて広島市内へ帰りました。
夕方からは、平和記念資料館の若手学芸員・職員の方々と八丁堀で飲み会。
アメリカ展でお世話になった方、以前から何度もお会いしている方、そして今回初めてお会いする方。とても楽しい時間を過ごすことができました。
このところ、広島に来るたびに知りあいの方が増えて、本当にありがたいことです。
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