2012/12/17

【沖縄出張1日目】佐喜眞美術館  調査・旅行・出張

早朝の飛行機に乗って、1年半ぶりに沖縄に来ています。
初日の今日は、まず、宜野湾市の佐喜眞美術館を訪れました。
佐喜眞美術館では、現在、「命どぅ宝 「沖縄戦の図」展」という収蔵品展を開催中。

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丸木夫妻が描いた沖縄戦の連作をじっくり観ることのできる機会なのですが、前回の企画展「復帰40年の軌跡 時の眼―沖縄 比嘉豊光・山城博明写真展」の作品の一部も引き続き展示されていました。

琉球新報の報道カメラマンをされている山城博明さんによる、沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故の現場や、貴重なヤンバルクイナやイリオモテヤマネコの生態を撮った写真を観ながら展示室に入っていくと、比嘉豊光さんの「島クトゥバで語る戦世」……沖縄戦の体験を語る証言者の写真が壁一面に貼りめぐらされたその奥に、《沖縄戦の図》が重なるように見えてきます。
よく工夫された展示空間だと、佐喜眞美術館を訪れるたびに思います。

いまは修学旅行シーズンらしく、全国から分刻みで学生団体が来館し、佐喜眞館長はじめスタッフの皆さんも説明等の対応に大忙し。
椅子に腰をおろして、じっと作品を眺めていると、ときおり、上空からバタバタバタ……と騒音が聞こえてきます。今日もオスプレイが飛んでいたそうです。

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美術館の受付で、岩波ブックレットの『フォト・ドキュメント 骨の戦世 65年目の沖縄戦』(比嘉豊光・西谷修編)を購入。
沖縄に今も埋もれている戦死者の骨のドキュメントです。

美術館閉館後は、佐喜眞さんご夫妻といっしょに夕食をいただきながら、昨日の衆院選挙の結果や、沖縄の作家の動向について話をしました。
今後の丸木美術館の企画展に関する情報も仕入れることのできた、充実した一日でした。

そしてホテルに帰ってからは、『美術館ニュース』第112号の編集作業。
今年は年末年始の曜日のめぐりの関係で、かなり慌ただしい入稿になりそうです。
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