2012/4/14

埼玉県立近代美術館「草間彌生展」  他館企画など

この日は午後から、元M美術館のM学芸員と待ち合わせて埼玉県立近代美術館に行き、初日を迎えた「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展(5月20日まで、会期中無休)を観てきました。

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大阪の国立国際美術館では22万人という現代美術作家としては記録的な動員をした話題の展覧会の巡回です。あいにくの雨模様でしたが、館内には私も埼玉近美では今まで見たことがないくらい大勢の人が訪れていました。

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これまでにも、東京国立近代美術館や森美術館で行われた大規模な個展は観ているのですが、実際に草間彌生さんご本人の姿を拝見したことは一度もありませんでした。
そこで、特別記者会見も覗かせて頂いたのですが、建畠館長(写真左)や上田知事(写真右)とともに出席した草間さんは、83歳とは思えないほどエネルギーあふれる様子で挨拶をし、自作の詩も2編朗読されました。

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会見の終わった後は展覧会場へ。絵画作品は撮影禁止なのですが、立体作品は撮影可だというので、窓際に置かれていた草間さんのトレードマーク《大いなる巨大な南瓜》を撮影。

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記者会見で草間さんが「ぜひ観て欲しい作品は?」と問われて、「チューリップの部屋」と答えた《チューリップに愛をこめて、永遠に祈る》と題されたインスタレーション作品も撮影可能でした。

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LEDの灯を鏡や水面で増幅させた《魂の灯》なども見応えがあり、とてもエンターテインメント性の高い展覧会だと思います。

しかし、もっとも心を惹かれたのは、やはり細かいパターンが繰り返し丹念に描かれた絵画作品でした。じっと観ていると、草間さんが筆を動かすことに没頭している様子が絵の中から伝わってくるようで、表現者としての強靭さ、そして描くという行為に対する根源的な普遍性に、本当に胸が熱くなりました。

さすがは美術界のスーパースター。草間さんが姿を現すたびに、記者会見場でも展覧会場でもたちまち撮影大会がはじまってしまうのですが、ご本人が穏やかな顔で快く撮影に応じていらっしゃったのが、印象的でした。
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