2012/3/14

松山市民活動センターの緞帳撮影  来客・取材

午前中、丸木美術館の紹介ビデオを制作中の東松山CATVのIさんといっしょに、松山市民活動センター(東松山市松本町)へ行きました。
先日の東松山市立青鳥小学校に続いて、館外ロケの“第2弾”です。

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松山市民活動センターには、378人収容のホールがあり、舞台の緞帳には丸木夫妻が下絵を描いた“平和のやまんば”が使われているのです。

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撮影のため、わざわざ緞帳を下ろして頂いたのですが、間近で見ると凄い迫力です。
照明も緞帳の全面には当てきれず、どうしても上の方は影になってしまいます。
ロビーの壁には、額装された原画も飾られ、説明書きが記されています。

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平和のやまんば 〈ホールどんちょう原画〉

やまんばの声が、餅もってこおーと響きわたる。おそるおそる餅ついて届ける。
山のいただきに、色さまざまの十二の子を育てる美女あり。 作者
昔から山間に残る伝承民話「山姥」の主題を平和の鳩でつつんだ構図。


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“平和”と“やまんば”というイメージは、結びつかないと思う方も多いかも知れません。
丸木俊は、1970年頃から児童文学者の松谷みよ子さんとコンビを組んで、各地の民話や伝承を掘り起こして絵本にする仕事に取り組んでいました。
そんな二人が、なかば戯れで結成したというのが“やまんばの会”です。
一般的には、人里離れた山奥に住み人をとって食う恐ろしい妖怪と考えられているやまんばですが、二人にとっては、文明に頼らず自然の循環のなかに生き、大勢の子どもを生み育てる(やまんばには多産の伝承が多い)、平和を愛する母性の象徴として“憧れの存在”であったのです。

丸木美術館ゆかりの東松山市の多くの市民が集う場所で、俊さんの精神そのもののような作品が見られるということに、あらためて心を動かされました。
今回、東松山CATVで制作してくれている紹介ビデオは、丸木美術館だけでなく、こうした地元の貴重な遺産も記録しているという意味で、とても興味深いものになりそうです。
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