2012/1/26

絵本『ひろしまのピカ』ロシア語版・ヒンディー語版刊行  書籍

1980年に小峰書店から刊行されて以来、アメリカ、イギリス、ウェールズ、フランス、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、オーストリア(ドイツ語)、スペイン、イタリア、ギリシャ、中国と13言語で(フランスは2つの出版社から刊行されているので延べ14回)翻訳されている丸木俊の絵本の代表作『ひろしまのピカ』
このたび、新たにヒンディー語版(インド)とロシア語版が刊行されたのでお知らせいたします。

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写真左がヒンディー語版、右がロシア語版の絵本です。
刊行から30年の歳月が流れても、いまだに世界じゅうで翻訳が続いているというのは、本当に素晴らしいことだと思います。

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2012年1月15日付『朝日新聞』の書評欄には、その『ひろしまのピカ』を海外に紹介して下さった日本著作権輸出センター創業者の栗田明子さんの著作『海の向こうに本を届ける』(晶文社、2011年)が掲載されています。

http://book.asahi.com/reviews/column/2012011500010.html

個人史がそのまま社会的、歴史的意味を帯びることがある。日本の出版物を海外へ。いまは当たり前に語られる道を切り開き、日本著作権輸出センターを創業した栗田さんの回顧録は、その幸福な例だろう。

このように紹介されている通り、『ひろしまのピカ』はもちろん、日本の出版物の海外翻訳の歴史が、栗田さんの穏やかな語り口でとても具体的に語られています。
その栗田さんは、『丸木美術館ニュース』第103号(2010年10月10日刊)に寄せて下さった文章で、「私共が海外に紹介した児童書約五〇〇〇点の中で、もっとも心に残る作品は、今でも『ひろしまのピカ』です」と書いて下さっています。
小峰書店のMさんによれば、『ひろしまのピカ』は、タジキスタンからも翻訳出版の打診が届いているとか。まだまだ世界に広がっていきそうなこの絵本のことを思うとき、あらためて栗田さんの仕事の意味の大きさを考えずにはいられません。
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