2011/11/27

平和のための博物館・市民ネットワーク第11回全国交流会 in 丸木美術館  講演・発表

11月26日、27日の2日間にわたって、「平和のための博物館・市民ネットワーク第11回全国交流会」が丸木美術館で開催されました。
日頃、平和のための博物館に関わり尽力されている方々が全国から集まって意見交換を行う、年に一度の貴重な交流会です。
2日間にわたる交流会のスケジュールは以下の通り。

【1日目】
13:30〜18:00 丸木美術館隣の野木庵において特別報告・応募者による報告
 特別報告1=小寺隆幸(原爆の図丸木美術館理事長)
 特別報告2=安田和也(第五福竜丸平和協会事務局長)
 報告=池田恵理子(女たちの戦争と平和資料館)、山根和代(立命館大学)、高橋武智(わだつみのこえ記念館)、南守夫(愛知教育大学)
18:30〜20:30 紫雲閣において懇親会
【2日目】
09:00〜11:00 丸木美術館特別見学
 岡村幸宣学芸員による作品解説、自由鑑賞
11:00〜14:00 丸木美術館隣の野木庵において交流会
 昼食=丸木美術館友の会によるカレー
 応募者による報告、ネットワークの会計・事業報告
 報告=普天間朝佳(ひめゆり平和資料館)、山辺昌彦(東京大空襲戦災資料センター)、浅川保(山梨平和ミュージアム)、石橋星志(明治大学大学院・戦争遺跡ガイド)、藤田秀雄(第五福竜丸平和協会)、宮原大輔(ピースあいち)など


第五福竜丸展示館や丸木美術館の関係者のほか、ピースあいち、ひめゆり平和資料館、女たちの戦争と平和資料館、山梨平和ミュージアム、東京大空襲戦災資料センター、わだつみのこえ記念館、中国帰還者連絡会、立命館大学、明治大学、実践女子大学、早稲田大学など全国から36名が集まりました。

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例年は会議施設での開催が多いので、野木庵(江戸時代の農家を移築した建物)という和風空間での交流会は多くの方には新鮮だったようですが、丸木美術館にとってはいつもの理事会のような雰囲気で、なんだかとても不思議な気がしました。

こうした会議を丸木美術館で開催するのは初めてのこと。
予想外の事態が次々と発生したこともあって、個人的にはあまり落ちついて交流会や懇親会に参加することはできませんでしたが、充実した内容になっていたように思います。

私が担当した丸木美術館特別見学は、米軍占領下の時代にどのように《原爆の図》が受容されたのかというテーマをいつもより詳しく解説しながら、約1時間ほどかけて、ひとつひとつの作品を観てまわりました。
解説後には多くの方に声をかけて頂き、好評だったので安心しました。

友の会ボランティアによる昼食のカレーもたいへん好評でした。
準備をして下さったM年山さん夫妻やI塚さん、K野さんに感謝です。

今年は5月にも「原爆文学研究会」がツアーを組んで丸木美術館を訪れていますが、こうした研究会やネットワークが丸木美術館を利用して下さることは、参加者による情報発信の波及効果が期待できるので、非常に大きな意味があります。
今回の交流会の開催に尽力して下さった「平和のための博物館・市民ネットワーク」運営委員の皆さまには、心から御礼を申し上げます。

   *   *   *

 「平和のための博物館・市民ネットワーク」は、1998年11月に第3回世界平和博物館会議に参加した日本の平和博物館関係者により、結成されました。「平和のための博物館・市民ネットワーク」は平和博物館や平和博物館関連団体の連絡組織ではなく、平和博物館の運営、平和博物館に関心を持っている方を会員とする個人加盟の組織です。
 活動としては、年に2回、日本語のニュースを発行し、会員に配布し、日本や海外にある各平和博物館や平和博物館関連団体の取り組みなどを紹介しています。これとは別に、日本の各平和博物館や平和博物館関連団体の活動を海外に紹介する英語版のニュースも年2回発行しています。このように国内外に発信するとともに、かわりに平和博物館をめぐる情報を収集し、ニュースの形で会員や平和博物館などにお知らせしています。また会員の交流会も開催して、平和博物館の運営、平和博物館を支え、発展させる運動、平和博物館をつくる運動についての情報交換をしています。
 年会費は2000円です。
 事務局は2011年より、戦争と平和の資料館ピースあいち気付となっています。

連絡先:
「平和のための博物館・市民ネットワーク」事務局
〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台2-820 戦争と平和の資料館ピースあいち
TEL・FAX 052-602-4222
郵便振替 加入者名 平和のための博物館 市民ネットワーク
口座番号 01630-1-41202
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