2011/2/5

記録映画上映会『阿波根昌鴻 伊江島の戦い』  イベント

午後2時より、丸木美術館に隣接する野木庵で記録映画『教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌鴻 伊江島の戦い』上映会が行われました。

予定では美術館内の丸木夫妻の元アトリエ小高文庫で上映会を行う予定だったのですが、事前の反響が大きかったために、前日になって会場を野木庵に変更。
30人を超える参加者があり、大盛況となりました。

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『教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌鴻 伊江島の戦い』は、1998年度キネマ旬報ベストテン文化映画第1位に選ばれた作品。
沖縄県の伊江島で長年土地闘争の先頭に立ち続けた反戦地主・阿波根昌鴻さんを軸にしながら、近現代の沖縄の複雑な歴史を掘り下げていくという見応えのある記録映画です。

今回の企画者である事務局のN野さんが残念ながら急きょ参加できなくなってしまったのですが、ボランティアのM山くんが司会の大役を務めてくれて、上映会は無事に終了。

その後、上映に尽力して下さったN内さんや、参加者のひとりで旧知のM山さんと雑談をしたのですが、やはり映画のなかでもっとも強烈に印象に残ったのは、“反戦”の思想がそのまま血肉化されたような阿波根さんの存在感でした。
基地をめぐって対立する米軍に向かっても、徹底して穏やかな対話を貫く姿勢。
大地から思想を汲み取るようにして、“愚直”とも思えるほど、わかりやすい言葉を選ぶ語り口。
あまりにゆっくりしたテンポでお話をされるので、はじめは少々驚いたのですが、次第にそのリズムに惹きこまれ、言葉の重みが心に沁み込んでくることに気づくのでした。

丸木美術館では、入口ロビーにて阿波根さんの著書『命こそ宝―沖縄反戦の心』(岩波新書、1992年)を取り扱っています。この機会にぜひお求めください。
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