2010/11/2

『埼玉新聞』「丸木位里展」掲載  掲載雑誌・新聞

2010年11月2日付の『埼玉新聞』に、「戦前戦中の50作品 没後15年丸木位里の回顧展」との見出しで、現在開催中の企画展の記事が掲載されました。

記事には、《原爆の図》に取りかかる前の1930年代から45年ごろまでの戦前、戦中に描いた作品50点を展示していることが紹介され、以下の文章が記されています。

 このころの位里さんは、当時のヨーロッパの超現実主義と抽象表現に影響を受け、日本画にも新しい表現を取り入れようとしていた。墨のにじみを使った作品は当時の美術雑誌にも取り上げられ、注目を集めた。この技法は原爆の図にも使われている。

また、11月13日午後2時から行われる美術批評家ヨシダ・ヨシエさんの講演「丸木位里の芸術・靉光との交流」も紹介されています。

いつも熱心に取材に訪れて下さるA記者に感謝です。
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2010/11/2

アートスペースにて「平川恒太展」開催  特別企画

11月20日から23日まで(22日は休館)、丸木美術館2階のアートスペースにて、「平川恒太個展 The Neverending Story」が開催されます。

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平川恒太くんは多摩美術大学の現役学生ですが、すでに多彩な表現活動で高い評価を受けている注目の若手作家です。
先日も、ターナーギャラリーで開催されていた個展「考え・ない」を観に行きましたが、卓越した表現力に加え、社会問題に関心を寄せる彼の骨太の視点を感じさせる興味深い内容でした。

丸木美術館では《原爆の図》と隣り合わせの空間で、どのような展示を見せてくれるのでしょうか、楽しみです。

会期中には以下のイベントも予定されています。
11月20日午後1時 トークショー1(ゲスト:楠見清、木村覚)/午後3時 オープニングレセプション
11月21日午後2時 トークショー2(ゲスト:花房太一、chim↑pom(卯城竜太)、丸木美術館学芸員、他)

以下は、DMに記された平川くんの文章です。
こうした若い芸術家が丸木美術館を発表の場に選んでくれるのは、本当に嬉しいことです。
ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。

   *   *   *

戦争を知らない子供達
平和を知らない子供達

世界では今日も戦争や紛争、テロに暴動、争乱などが絶えることがありません。
方や日本では、平和ボケと称されるようにあたかも戦争とは無縁に暮らしています。
TVでもなかなかイラクやパレスティナ、アフガニスタンの事を知る事はできません。報道されたとしてもそれは、一時の話題作りで消えて行きます。
ぼく達の世代をよく大人達はこう呼びます。『戦争を知らない子供達』
ぼく自身、戦争などのテーマの作品を制作していると必ずと言っていいほど言われる言葉です。
ぼく達は、確かに幸いな事に戦場を体験していません。
しかし、本当に『戦争を知らない子供達』なのでしょうか。
現在日本では、戦争はしていません。世界でも有数の安全な国です。
ですが、ちょっと待ってください。世界では今も戦争や紛争、テロなどが起こっていますし、その戦争をしている国が日本にも基地を持っています。。。
誤解を恐れず言うならば、ぼく達は戦争を知っています。(もっと学ぶべきですが)
しかし、戦争の無い平和な世界は未だに知りません。ぼく達は『平和を知らない子供達』なのです。本当に平和な世界を想像する力は、芸術の想像力とぼくは、似ていると思うのです。
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