2010/1/26

紙芝居『おとなりさん』  作品・資料

今日も朝から来館者の多い一日。
佐喜眞美術館のK子さんや、“桃色ゲリラ”の増山麗奈さんたちが「没後10年 丸木俊展」を見に来て下さいました。

   *   *   *

午後、今回の企画にも作品を貸して下さっている歌人のKさんが、お友だちを連れて来て下さいました。
Kさんは俊さんが手がけた貴重な紙芝居を見せて下さいました。

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おとなりさん
(12枚1組)
1953年3月20日印刷 1953年3月25日発行
作=高橋五山 画=赤松俊子 編集=教育紙芝居研究会
発行=日本紙芝居幻灯株式会社

紙芝居は消耗品なので、なかなか現存する作品がありません。
丸木美術館で所蔵しているのも『天人のはごろも』(童心社)1点だけです。

『おとなりさん』は、戦争ごっこの嫌いな少年・源太が主人公。
男の子に仲間外れにされた源太は、女の子といっしょに「おとなりさん」の絵本を読み、朝鮮や中国、インドの子どもたちと「おとなりさん、おとなりさん、みんな仲よしおとなりさん」と歌いながら、みんなで頭に“げんげ”の花をつけて仲良しになるというお話です。

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紙芝居は最後に、「世界中の子どもが ほんとうに 手をつないで 笑うようになると いいですね。みんなで そうなるように しましょうね」という文章で終わります。
作者は代表的な紙芝居作者の高橋五山ですが、俊さんの生涯を貫いた根本的な精神があらわれているような内容です。

いつも貴重な作品を見せて下さるKさん、本当にありがとうございます。
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