2008/1/9

アルミ缶再利用アートによる折鶴寄贈  作品・資料

昨日、広島県福山市の盈進学園中学2年生が制作した、アルミ缶再利用アートによる折鶴が2羽送られてきました。
同校で創作・美術科を担当されているA先生による授業「ピースフル・アート・リンク ―ヒロシマ〜オキナワ―」の一環として、丸木美術館へ寄贈して下さったとのことです。

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折鶴の制作指導は、画家・美術教師として長年平和教育に取り組んでこられた吉野誠さん。
丸木美術館2階外壁に展示している廿日市市立廿日市中学校全校生徒の集団制作《いのちの叫び》も指導された方です。
吉野さんは1933年広島生まれ。11歳で家族とともに満州に渡り、敗戦後は死を目前にしながら開拓団とともに帰国されたという体験の持ち主です。アルミという素材は吉野さんにとって、満州の望郷の月の光と重なるとのこと。千羽鶴の制作は、平和公園の折鶴が焼かれる事件をきっかけに考案されたそうです。

盈進学園のA先生は、その吉野先生の制作と、丸木美術館(《原爆の図》)、沖縄歴史文化体験学習で訪れる佐喜眞美術館(《沖縄戦の図》)を結びつけて、アートによる平和学習に取り組まれています。
A先生はぼくの出身大学の先輩にあたるそうで、昨年秋に校友会から依頼されて書いた文章(在学中の思い出と丸木美術館の仕事について)を会報でお読み下さったとのお手紙も頂きました。どうもありがとうございます。

盈進学園では、ピカソの《ゲルニカ》と同じサイズの壁画を制作する「国際平和壁画プロジェクト キッズ・ゲルニカ」にも毎年参加しており、今年は丸木美術館のシンボル《平和の鳩》と憲法第9条の条文を画面に描いたそうです。

ご寄贈頂いた折鶴は、《原爆の図》1階展示室に説明文とともに展示いたします。
A先生はじめ盈進学園の皆さま、本当にありがとうございました。
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