2007/4/4

丸木俊展の準備  企画展

朝方は好天だったものの、午後から雷を伴う雨となりました。
美術館のまわりの桜は今が見頃ですが、今日の雨で少し散ってしまうかも知れません。

現在、4月24日(火)からはじまる丸木美術館40周年企画「丸木俊展―女子美術時代から《原爆の図》まで」の準備にかかっています。
戦前のロシアや南洋の絵画、そして戦後の《原爆の図》に向けた人体画を中心に出品作品リスト案を制作し、会場の配置案を練っているところです。
この時代の丸木俊の作品は、女絵かきとしての形成期に当たるため、本来なら数多くの作品を展示してじっくりとその流れを見せたいところですが、展示スペースや予算の問題等もあり、なかなか選定も難しいのです。
それでも今回は思い切って期間を絞ったため、その分、内容の濃い企画になるのではないかと思います。

この冬の調査で、1937年から38年にかけての最初のロシア滞在から帰国した後の俊の足取りがずいぶん明らかになってきました。また、二科展の最初の入選作《白樺の林》(1939年、現在は所在不明)の下絵が現存することも明らかになりました。
当時の団体展などの出品履歴の調査もかなり進んでいます。
今回の展覧会では、そうした調査の成果も生かして内容を詰めていきたいと思っています。
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2007/4/4

『日本書法』特集“丸木位里―混沌たる墨―”  掲載雑誌・新聞

書道芸術社より刊行されている季刊誌『日本書法』Vol.10玉水萌芽号(2007年3月25日発行)の特集に「水墨画家 丸木位里―混沌たる墨―」が取り上げられました。

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表紙には水墨画《九龍の滝》、巻頭カラーで《臥龍梅》《鵜》《牛》《ドナウ》《竹》《雨乞》《松韻》などの代表作が掲載され、美術評論家の生尾慶太郎さんが文章を書いて下さっています。
また、書道雑誌らしく晩年の位里の書「悪事千里行」「好事魔多し」「血を以て血を洗う」「死に赴くは易し」「死は鴻毛より軽し」「天長地久有時尽」「若鮎躍動」「一粒百万倍」が紹介され、美術ジャーナリストで書家の小熊日々軌さんが解説をされています。
美術館案内やお勧め書籍などのページもあり、ぼくも丸木位里についての解説文を書かせて頂きました。
銀座・東京鳩居堂など専門店のほか、丸木美術館入口ロビーでも販売していますので、ぜひお求め下さい(定価2,000円)。
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