2006/11/14

県民の日  その他

今日は埼玉県民の日。県内の学校はお休みです。「県民の日スタンプラリー」が行われ、各地でイベントが開催される日ですが、丸木美術館も高校生以下は入館無料となります。
とはいえ、例年それほど入館者が増えるわけではありません。天気も良いことだし、きっと皆さん、親子で遊園地や動物園に行って楽しむのでしょう。それでも今日は親子連れがいくらか来館して下さいました。

今日は朝早くから、近くに住む評議員のUさん夫妻がボランティアで美術館周辺環境の整備に来てくれました。N事務局長も午後にホームセンターへ出かけて前庭に置くテーブルを1台購入。美術館のまわりがずいぶん落ち着いてきれいになりました。
午後1時には埼玉新聞のA記者が企画展の取材に来館。出品作の紹介をしながら、展示室を案内して回りました。ちょうど群馬大学教育学部の学生20人のグループが来館したので、《原爆の図》の前で館内説明をした後、企画展を鑑賞しているところを取材用に撮影させてもらいました。
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2006/11/14

公開トーク「1970年原爆の図アメリカ巡回展を振り返る」  イベント

午後2時より、小高文庫にて袖井林二郎さんと小沢節子さんの公開トーク「1970年原爆の図アメリカ巡回展を振り返る」が開催されました。
1970年10月15日にニューヨークのニュースクール・アートセンターで始まり、翌71年12月まで全米8会場に巡回された《原爆の図》アメリカ展。原爆を落とした側の国での展覧会は、位里さんが「あれは失敗じゃった」と言ったというほど、たいへんな困難を伴い、興行的にもかなり厳しい展覧会になりました。
その一方で、丸木夫妻にとっては、戦争を被害だけではなく加害の視点からも捉える契機となった重要な体験にもなったのです。

公開トークでは、展覧会の立ち上げに深く関わった袖井さんが、当時の社会状況や袖井さん自身の動機、そしてアメリカのクエーカー派からの申し出により実際に動き出した展覧会のいきさつ、ニューヨークタイムズの散々な(袖井さんいわく「悪意に満ちた」)批評記事などについて詳しく語りました。
聞き手を務めて下さった小沢さんの「手綱捌き」も素晴らしく、予定の時間をきっちり使って、見事に内容の深い話を引き出して下さいました。もちろん事前の周到な準備があってのことですが、それも含めて、いつも話し手のペースに流され続けることの多いぼくにはとても勉強になりました。

時代の証言としても重要な意味を持つ今回のトークの内容は、来年1月発行予定の美術館ニュース第88号にて小沢さんが報告して下さる予定です。

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公開トークを行う袖井林二郎さんと聞き手の小沢節子さん

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「丸木夫妻がアメリカを発見したことに意味があった」と語る袖井さん

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トークの後には、川越のMさんグループが温かい豚汁を用意して下さいました
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