2006/9/30

2006年9月の入館者  入館者数

【月計】個人938人(前年比+158人)、団体416人(+154人)、計1,354人(+312人)
【年間累計】個人7,786人(前年比+1,791人)、団体4,109人(+116人)、計11,895人(+1,907人)

9月も個人有料入館者数は好調で、過去4年間の9月の数字をすべて大幅に上回りました。また9月末時点での今年度の累計個人有料入館者数7,786人は、昨年度の12月末時点での7,618人をすでに上回っています。
団体有料入館者数も今月は多く、ようやく年間累計が前年比増(+116人)に転じました。
全体として前年比1,907人増と順調に入館者数は増加していますが、10月の団体予約が現時点で昨年の半数にも満たないのが気懸かりです。特に学校団体の予約が少なく、やはり平和学習が困難な時代なのかと危機感を感じます。
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2006/9/30

NHKさいたま アナウンス日誌  その他

午前中に俊さんの母校のJ美術大学の短大の学生90人が来館し、2階の《原爆の図》の前で館内説明を行いました。J美術大学短大は毎年来館して下さっています。館内も高い集中力で見てくれているように感じました。ありがたいです。

美術館ニュースの編集作業は、着々と依頼原稿が届いています。皆さん締め切りを守って下さってありがたいことです。遅筆のN事務局長も美術館奥の「個室」にこもって、どうやら着実に(ゆっくりと)原稿を書いてくれているようです。あとはH館長の原稿を待つばかりです。

NHKさいたま放送局のMリポーターが万年山さん取材の件を日誌に書いてくれました。
http://www.nhk.or.jp/saitama/a_room/nikki2006/060928.html
Mリポーターいわく、万年山さんにはなかなかこだわりがあって、番組の仕上げまでいろいろあったそうですが(「そうでしょう」と同情します)、万年山さんも最終的に喜んでくれたのでホッとしたそうです。
万年山さんはいつも「顔写さないで」と逃げ回るのですが、MリポーターのHP日誌にはたくさん顔写真が掲載されています(どれも良い表情です)。
Mリポーターは怒られないか心配しているようですが、アナログ人間の万年山さんがそのHPを見ることは、たぶん永久にないので大丈夫でしょう。きっと。
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2006/9/28

NHK「こんにちは いっと6けん」万年山さん放送  TV・ラジオ放送

午前11時5分からNHK総合テレビ「こんにちは いっと6けん」で、毎月丸木美術館でワークショップを開催している万年山えつ子さんの活動が紹介されました。
「生きる」をテーマに作品を描く万年山さんの人生を振り返りながら、ユニークな素材を使って子どもたちへのワークショップを行う彼女の強さと優しさの源に迫る内容でした。
万年山さんが開催している美術工作教室「丸木美術館クラブ」は、次回は10月28日午後2時から開催されます。内容は「楽しいカード作り」です。
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2006/9/24

みて★かいて★たべようよ  イベント

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▲みんなで万年山さんの作品を切って絵を描きました

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▲取材のMリポーターも挑戦!

今日はカルディア会主催による「みて★かいて★たべようよ」というワークショップが美術館の隣にある野木庵で開催。
NHKさいたま放送局が取材に訪れ、万年山えつ子さんの作品とユニークなワークショップの様子を撮影しました。ワークショップの内容は、万年山さんが描いた油彩画の大作を子どもたち(大人も参加しましたが)が自由に切り取り、その上にクレヨンやマジックで絵を描くというもの。絵を切る、というところが大胆ですが、万年山さんがそうするには深い理由があるのです。「絵よりも人間が大事」という万年山さんの信念にも似た優しさがそこには潜んでいます。
この日の様子は、28日(木)午前11時5分からのNHK総合テレビ「こんちには! いっと6けん」の番組内で放送されます。Mリポーターもワークショップに挑戦しています。
たくさん絵を描いた後は、参加者全員と美術館スタッフ、NHKのみなさんで美味しいカレーやサラダ、どら焼きを食べました。万年山さんのワークショップは、お腹もいっぱいにふくれるのです。
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2006/9/23

館外展案内「美術館は白亜紀の夢を見る」  館外展・関連企画

2006年10月7日(土)−12月24日(日)
埼玉県立近代美術館(JR京浜東北線北浦和駅西口から徒歩3分、北浦和公園内)
月曜休館 開館時間10:00〜17:30(入館は17:00まで)
観覧料:一般700円、大高生560円(中学生以下、60歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料)

美術、考古、歴史、自然資料、生活用具などを時代や国、ジャンルを超えて対比する新しい試みの企画展。「動物たちのすがた」のコーナーで丸木美術館所蔵の丸木スマ作品《池の友達》《鳥の林》が展示されます
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2006/9/23

館外展案内「色のある水墨画 いわさきちひろ展」  館外展・関連企画

2006年10月6日(金)−11月5日(日)
富山県水墨美術館(JR富山駅から市内電車、地鉄バスなど)
月曜休館 開館時間9:30〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般1000円、大学生700円(高校生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料)

童画家として知られるいわさきちひろの企画展。にじみやぼかしなど水墨画に共通する技法に焦点をあて、丸木位里やマリー・ローランサンなど彼女に影響を与えた画家の作品を展示し、ちひろの全体像に迫ります。
丸木位里の水墨画《臥龍》《梅》《鵜》、丸木俊が描いたちひろをモデルにした裸婦デッサンが展示されます
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2006/9/23

曼珠紗華の花  自然・生きものたち

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▲美術館南斜面の曼珠紗華

午前中、N事務局長と2人で、24日(日)にNHKさいたま放送局が撮影する予定の万年山えつ子さんの作品10点ほど(いずれも大作ばかり)を倉庫から野木庵に運び出しました。
午後には8月に実習を行った都留文科大学のKさんが来館。北海道・東北バイク旅行の写真を見せてくれて、ロイズのチョコレートをお土産にもらいました。
夕方には美術館の浄化槽の点検があり、N事務局長が立ち会いました。
美術館の南側斜面には、曼珠紗華の赤い花がぽつりぽつりと咲きはじめています。
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2006/9/16

博物館問題研究会より  その他

昨日、8月5日に来館された博物館問題研究会のKさんからニューズレターに掲載する報告と参加記についての内容確認のメールが届きました。
同会は「戦争・平和博物館の置かれた現状と課題についての認識を深める」という目的で丸木美術館を訪れたのですが、当日の館内説明後の質疑応答では、参加者から「原爆の図を反戦・平和の文脈で捉えるのか? もしくは芸術の文脈で捉えるのか?」という質問が出され、それに対して別の参加者から「作品が生み出された背景と作品は切り離せないのだから、質問そのものが意味を成していないのではないか?」という意見が出ていました。
送信されてきた参加記は、そのやりとりについて触れた上で、丸木夫妻と藤田嗣治の「戦争画」を比較している興味深い内容です。
『夫妻の「いきかた」を現代の日本そして世界中に伝えることこそ丸木夫妻亡き後に残された「原爆の図丸木美術館」の最大の使命なのではないかと感じた。』という参加記の最後の一文が、強く心に残りました。

  *  *  *

今日は母屋のJさんが美術館の屋根に上って雨どいを掃除しました。
ちょうど午後からN事務局長が休みをとっていたので、ぼくがJさんといっしょに屋根に上って、雨どいを掃除するJさんの命綱を後ろから引っ張る役目を仰せつかりました。
美術館の屋根に上るのは初めてです。あまり体調が良くなかったので、どうしようかなと思ったのですが、屋根の上は見晴らしが良く、思いのほか気持ちが良かったです。
頭がふらふらだったので、恐怖感が麻痺してちょうど良かったのかも知れません。
Jさんによると、「雨どいを掃除するのは30年ぶり」とのこと。二人とも無事に地上に生還できて良かったです。
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2006/9/14

秋の長雨  入館者数

今週は雨続きで、入館者数もやや伸び悩み気味。それでもこの日の時点で9月の月間個人有料入館者数445人は、早くも2004年度の9月(438人)を上回りました。
というよりも、すでに今年度の個人有料入館者数(9月13日時点で7,293人)は、2003年度(7,270人)、2004年度(6,320人)の年間全体の数字を上回っているのです。いかに今年度の個人入館者が多かったかがわかります。
もちろん丸木夫妻が生きていた80年代と比べると「まだまだ」の数字かも知れませんが、昨年度、今年度と2年連続で入館者数が前年度を上回ったのは、1981−82年以来、およそ4半世紀ぶりのことです。
美術館を支えて下さる多くの方々に、本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。

  *  *  *

午後6時半から、美術館ニュース第87号の内容を討議する広報委員会が池袋で開催されました。会場に予定していた駅前の喫茶店Sが、なんと8月25日に閉店していたという思わぬ事態にもかかわらず、急遽変更したファミリーレストランJに、参加予定のK理事長、T理事、M理事、I理事、S評議員が無事に集まり、会議を行うことができました。
美術館ニュース第87号は、10月15日前後に発行される予定です。
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2006/9/13

北海道新聞掲載記事  掲載雑誌・新聞

7月中旬以来2ヶ月ぶりの2連休。夏の疲労が蓄積したのか、頭痛と咳と鼻水に見舞われ、ほぼ2日間寝込んでしまいました。妻Tも体調不良で咳き込み、わが家では息子Rだけが元気いっぱいです。
TV東京の「開運!なんでも鑑定団」に丸木俊さんの作品が出るということを事前に連絡頂いていたのですが、すっかり見そびれてしまいました(ブログに紹介するのも失念してしまいました)。残念です。

北海道新聞夕刊の「今日の話題」欄に、O記者が『原爆の図』という題でコラムを書いて下さいました。O記者が美術館を訪れて見た《原爆の図》の異様な迫力、一時は存続が危ぶまれた美術館が多くの方の支えによって当面の危機を脱したこと、美術館の外の都幾川のせせらぎやせみ時雨などが紹介されています。
早速、美術館には北海道から友の会入会希望の問い合わせも来ています。
どうもありがとうございました。
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2006/9/10

学芸員実習最終日  学芸員実習

今日は跡見学園女子大学のYさんの学芸員実習最終日。丸木美術館における学芸員の仕事について簡単な講義をした後、質疑応答、レポートを書いてもらいました。
9日間の実習でしたが、仕事の中身というよりイベントの中身の濃い期間だったので、きっと今まで出会ったことのないタイプの人をたくさん見たことでしょう。お疲れさまでした。
閉館後は職員、ボランティアといっしょに、美術館近くの小料理屋Kにて打ち上げを行います。
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2006/9/9

「今日の反戦展2006」オープニング  イベント

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▲針生一郎館長と池田龍雄さんを中心に相互批評会を開催

午後2時から「今日の反戦展2006」のオープニングが開かれました。
出品作家45人が参加し、針生一郎館長と池田龍雄さんを中心に相互批評会を開催。芸術がいかに戦争と平和の問題に関わるか、というテーマについて活発な発言が飛び交いました。
3時半からはオープニングパーティ。川越のMさん、Hさん姉妹、N子さんたちがカレーやおつまみを用意して下さいました。
4時からは作家パフォーマンス。奈良幸琥さん、万年山えつ子さんとカルディア会、村田訓吉さん、大木道雄さんのパフォーマンスが行われ、会場は大いに盛り上がりました。
出品作家の中にははるばる仙台から来て下さった方もいらっしゃいました。また、美術評論家のヨシダ・ヨシエさんも駆けつけて下さいました。

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▲奈良幸琥さんのパフォーマンス「白き龍に捧ぐ」

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▲万年山えつ子さんとカルディア会のパフォーマンス

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▲村田訓吉さんのバーニングアート

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▲夕闇の中で行われた大木道雄さんのパフォーマンス
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2006/9/8

丸木俊「ロシアの風景」修復  その他

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▲修復された「ロシアの風景」。木製の額も美しいです。

午後、丸木俊さんの油彩画「ロシアの風景」(制作年1938年頃)が修復を終えて納品されました。今年の春に寄贈されたときには画面にかなりの乾燥亀裂が入り、絵具の浮き上がりや黴害、木材擦れなども見られたのですが、見違えるようにきれいになって帰ってきました。
小品(15.6×23.2cm)ではありますが、戦前の貴重な作品です。機会を見て美術館でも展示紹介していきたいと思っています。

いよいよ明日から企画展「今日の反戦展2006」がはじまります。
今日はS印刷から無事に企画展小図録が納品されました。夕方には最後の出品作家Mさんが到着し、作品の設営に取り掛かりました。明日のオープニングに向けて、N事務局長も音響機材等の準備を行っています。
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2006/9/7

Mリポーターのアナウンス日誌  その他

8月の中頃からか、帰宅するたびに妻Tが「今日は何人お客さんが来たの?」と聞くようになりました。「今日は200人来た」「ふうん、大変だったねえ」という会話が毎日のように繰り返されたのですが、9月に入った途端、「…13人。いや14人かな」「ふふふ」と顔を見合わせて笑う日が続いています。あまりに極端な数字に、「丸木美術館は、ちょうど良い人数のお客さんが来る日はないの?」と妻T。
夏休み中は、「人が多すぎてゆっくり見ることができない」という声も聞きましたが、今は静かにゆっくりと作品を見ることができます。

午後、丸木位里さんの故郷、広島飯室の浄国寺の団体33人が来館し、2階の《原爆の図》の前で館内説明を行いました。浄国寺は丸木家の菩提寺です。
「都幾川の流れる風景が、位里さんの故郷の太田川によく似ているので、この地に美術館が建てられました」と話しつつも、「とはいえ、太田川は皆さんの方が良くご存知ですよね」とお互い笑ってしまうような、なかなかやりにくい雰囲気でしたが、皆さん、温かく聞いて下さいました。位里さんもスマさんもよくご存知の方が多く、作品を所有している方もいらっしゃるようです。

昨日来館されたMリポーターが、NHKさいたま放送局のHPの「アナウンス日誌」の中で丸木美術館について書いて下さいました。
Mリポーターは《原爆の図》の感想をとても率直に語ってくれて、ぼくもいっしょに話をしながら、新鮮な気持ちで《原爆の図》を見つめ直すことができました。
今回、初めて「アナウンス日誌」の存在を知り、NHKさいたま放送局のHPも拝見したのですが、このように多くの方が見て下さる場所で丸木美術館を紹介して頂いて、本当に嬉しく思います。
こうした若い世代の新鮮な視線が、《原爆の図》の受容の幅を広げてくれるのでしょう。
Mリポーターの「アナウンス日誌」は、以下のアドレスでご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/saitama/a_room/nikki2006/060906.html
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2006/9/7

企画展「今日の反戦展2006」のご案内  企画展

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会期:2006年9月9日(土)−10月21日(土)
場所:原爆の図丸木美術館企画展示室
開館時間:午前9時−午後5時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
出品作家:78人
美術評論家・針生一郎の呼びかけにより、「今日の反戦」を主題に掲げて集う78人の美術家の展覧会。絵画、彫刻、インスタレーションなどの多様な表現手法によって、美術が今日の戦争に何をできるかを観る者に問いかける企画です。

オープニングパーティ
日時:9月9日(土)午後2時より
参加自由(当日入館券が必要です)
※当日は午後1時半に東武東上線森林公園駅南口に美術館の無料送迎車が出ます。
〔内容〕針生一郎(丸木美術館館長、美術評論家)、池田龍雄(画家)各氏をパネラーに迎え、出品作家の相互批評会を行います。また、交流パーティ、出品作家パフォーマンスなども予定しています。
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