2006/7/31

2006年7月の入館者  入館者数

【月計】個人827人(前年比+128人)、団体354人(−465人)、計1,181人(−337人)
【年間累計】個人3,076人(前年比+932人)、団体3,390人(−140人)、計6,466人(+792人)

7月の個人入館者数は相変わらず好調で前年を上回ったのですが、団体入館者数は予想外に大きく落ち込みました(参加希望者が少ないという理由によるキャンセルも2件ありました)。もともと団体は増減の幅が大きく、月単位の比較はあまり意味を成さないのですが、年間累計でも140人減と伸び悩んでいます。
昨年の存続の危機以来続く個人入館者の増加と、伸び悩む団体来館者の数字の対比は、現在の丸木美術館の状況をある意味で的確に表しているのかも知れません。
また、団体が予定人数に達せずに20名を割り、個人入館者扱いになるケースもあり、それが結果的に個人入館者の増加を後押しするという現象も起きています。
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2006/7/31

広島テレビ取材など  来客・取材

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▲広島テレビ取材班のみなさん

午前中に神宮寺(長野県松本市浅間温泉)スタッフの方が美術館に来館し、原爆の図第2部『火』、第14部『からす』を搬出しました。この2点の『原爆の図』は、8月1日から8日まで神宮寺で開催される「いのちの伝承2006」に展示されます。毎年恒例の開催で、1週間で2,000人以上の方が見て下さるとのこと。今年もたくさんの方が訪れて下さることでしょう。
この搬出の様子を、広島テレビの取材班が撮影しました。昨日は北本市民文化センターの『原爆の図』パネル展示を取材し、明日は神宮寺の展示の様子を取材されるそうです。
丸木美術館の『原爆の図』を外に発信することの意味、そして市民に広がる支援の様子を紹介して下さるとのこと。放送は8月3日夕方の予定(広島のみ、詳細は後日)です。


今日は夏休みとはいえ、月曜日にしては入館者数の多い一日となりました。午前中には千葉県のS高校の美術部のグループ10数人が来館。また、川越市の東京国際大学で開かれていた歴史教育者研究会全国大会の参加者の方々も足を延ばして来館して下さいました。K理事長がチラシを作成して会場で配布する手はずを整えて下さったのです。
美術館スタッフと実習生も、館内の展示(空いた『原爆の図』のスペースに、位里さんの水墨画『久米島』『洞庭湖』『無錫』、俊さんの油彩画『炎の母子像』『原爆の図 祖母子』『鳩笛』『田中君』などを展示)や駐車場周辺のゴミ拾い、河原の草刈り、美術館床の汚れ落としなど一日忙しく過ごしました。
明日はいよいよ8月、「ひろしま忌」ももうすぐです。

今日から本格的に美術館隣りの駐車場の舗装工事が始まりました。8月3日までの間、自動車で来館される皆様には大型駐車場に停めて頂くことになります。ご迷惑をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
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2006/7/31

テレビ東京「美の巨人たち」放送  TV・ラジオ放送

8月5日(土)午後10時より30分間、テレビ東京の美術ドキュメンタリー番組「美の巨人たち」にて『原爆の図』と丸木夫妻が取り上げられます。ぜひ多くの方に見て頂きたいと思います。
本日、編集スタッフのDさんより電話があり、番組の視聴者プレゼントとして『原爆の図』図録を10名様にプレゼントすることが決まったとのこと。この機会にぜひご応募下さい。
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2006/7/30

新日曜美術館「没後50年丸木スマ展」紹介  TV・ラジオ放送

本日のNHK教育テレビ新日曜美術館の“アートシーン”で、「没後50年丸木スマ展」の紹介、“思い出の日曜美術館”で1980年に放送された「私と丸木スマ」(出演:丸木俊)が放送されました。早速美術館には問い合わせの電話があり、来館者も多くスマさんの絵葉書などの売れ行きも良好でした。

今日は都内の教職員組合や県内の一般グループなども来館し、美術館は朝から大盛況。昨日の倍を超える入館者があました。特に午前中は、受付やカンパ喫茶、物品販売にとうろう作り、電話応対などスタッフも実習生も大忙しでした。
個人入館者116人は5月4日、5日に次いで今年度で3番目に多い数字です。この日で7月の月間個人入館者は昨年を超えて過去4年間で最多となりました。相変わらず、個人入館者数は好調です。
また、6月6日に来館した都内の東F中学校の先生が、生徒の書いた「平和へのメッセージ」を届けて下さいました。このメッセージは、早速、美術館1階廊下に展示しています。

午後には地元の東松山ケーブルテレビの取材班が来館。とうろう作りをする子どもたちの様子を撮影し、8月6日に向けてのイベント紹介などを収録しました。「ひろしま忌」当日も取材に訪れて下さる予定です。
また、美術館周辺の道路に「ひろしま忌」のポスターを貼り、N事務局長と実習生のAくんは河原の草刈りをしました。Kさんは事務室や館内を熱心に掃除してくれました。特に事務室の床は見違えるほどきれいになりました。感謝です。
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2006/7/29

とうろう作り  イベント

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▲とうろう作りをする子どもたち

夏休み最初の週末を迎え、ようやく来館者も多くなってきました。
今日は実習生にとうろう作りをしてもらいました。8月6日の「とうろう流し」に向けて、来館者にとうろうの絵を描いてもらうための準備です。
週末ということもあって親子連れも多く、初日からたくさんの絵を描いてもらうことができました。中にはパラグアイから平和会議に出席するため来日した青年もいました。
明日の午後には地元の東松山ケーブルテレビが「ひろしま忌」の紹介のために、とうろう作りの様子を取材して下さる予定です。

河原に下りる道の草刈りや、手書きのポスター作り、友の会会員証の発行など、美術館スタッフと実習生は「ひろしま忌」に向けて様々な準備を進めています。
午後には、福岡県教組「平和学習の旅」のグループ15人がマイクロバスで来館し、2階の『原爆の図』の前で館内説明を行いました。夏休みには小規模団体の来館も多く、毎日のように館内の説明を行っています。
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2006/7/28

博物館実習はじまる  学芸員実習

今日から博物館実習生として都留文科大学のKさんと東京国際大学のAくんの2人が丸木美術館に来ています。
博物館実習とは、学芸員資格を取得するための必修科目で、1〜2週間ほど美術館・博物館などの現場で実際に仕事に携わります。丸木美術館では、実習生にも即戦力としてたくさん働いてもらっています。特に今の時期は8月6日のイベントに向けて仕事の多い時期なので、いろいろと手伝ってもらうことが多いです。
初日の今日は、館内を簡単に説明して回った後、とうろう作りの準備や友の会会員証の発行、その他細かい仕事を手伝ってもらいました。
これから8月10日まで、実習生には美術館の仕事を通じて、様々なことを考えてもらいたいと思っています。

午後、入間市の平和バスツアーの団体34人が来館しました。
2階の『原爆の図』の前で館内説明をした後、ゆっくりと館内を見て頂きました。説明の後で、沖縄の佐喜眞美術館に『沖縄戦の図』が展示されることになった経緯や、第15部『長崎』についてなどの質問を受けました。
夏休みに入ると、各地の団体が平和バスツアーなどで美術館を訪れて下さいます。親子連れの参加も多く、熱心に作品を見て下さる姿が目立ちます。
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2006/7/27

NHK広島放送局取材(2日目)  TV・ラジオ放送

昨日に引き続き、NHK広島放送局の取材で一日忙しく過ごしました。
午前中はK理事長、M理事、N事務局長と共に野木庵で「丸木美術館の今後の方向性」について取材を受け、午後には昨日から北本市の市民文化センターで開催されている「平和を考える集い」を訪れました。この展覧会には『原爆の図』写真パネル7点が展示されており、実行委員長の方とパネルの前で取材を受けました。
戦後61年目を迎え、戦争の記憶が風化していくといわれる時代のなかで、また、存続の危機を乗り越えつつある丸木美術館にとって、市民の力による『原爆の図』展示は大きな力になるとあらためて実感しました。
午前中にK理事長やM理事が「丸木夫妻の遺志を、未来を担う世代に伝えたい」と話して下さいましたが、午後に訪れた北本市の会場にも小学生の姿が多く見られ、嬉しく思いました。
今回の取材の内容は、7月31日(月)夕方5時30分からの「情報いちばん!ひろしま−広島情報ファイル」で放送される予定です。残念ながら広島のみの放送となりますが、番組のビデオを美術館に送って頂くことになっています。
広島から取材に来て下さったディレクターのSさんはじめスタッフの方々ありがとうございました。
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2006/7/26

NHK広島放送局取材  TV・ラジオ放送

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▲『原爆の図』の前で来館者のインタビューを行う撮影スタッフ。

今日と明日の2日間、NHK広島放送局のスタッフが美術館で撮影を行っています。
今日は『原爆の図』や職員の仕事風景の撮影、インタビューの収録などを行いました。放送は広島のみで時間は10分程度ですが、丸木美術館のニュースが少しでも広島で流れることに大きな意味があると思います。明日はK理事長、M理事も来館し、取材を受ける予定になっています。

  *  *  *

朝一番に神奈川県立近代美術館のMさんから電話があり、昨日K評議員から電話で聞いた藤沢市の『原爆の図』に関する展覧会の概要をお聞きしました。『原爆の図』の展示ではなく、『原爆の図』の制作過程を紹介する企画とのことで、小品や資料の展示が中心となりそうです。市の主催による小規模予算の展覧会なので、今後は条件を詰めていく必要がありますが、藤沢市は丸木夫妻が『原爆の図』を描いていた当時に住んでいた場所でもあり、前向きに話を進めていくことになると思われます。
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2006/7/26

「没後50年丸木スマ展」掲載紙紹介  掲載雑誌・新聞

本日の埼玉新聞県西版に「自然や生命の本質鋭く」という見出しで「没後50年丸木スマ展」の記事が写真入(『簪を中心とした会場風景』で掲載されています。
また、『月刊絵手紙』8月号の展覧会案内には、2ページ見開きで「没後50年丸木スマ展」の案内と丸木美術館の紹介がカラー(『黄菊白菊』『池の友達』『原爆の図母子像』などの図版)で掲載されています。
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2006/7/23

丸木美術館を支援する越谷の会  来客・取材

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▲「丸木美術館を支援する越谷の会」支援カンパの贈呈式。

午前中、「丸木美術館を支援する越谷の会」41人が来館しました。この会は越谷で自然に発生した団体で、これから毎年丸木美術館を訪れて下さるとのこと。美術館としては本当に嬉しい限りです。
美術館の入口でN事務局長が支援カンパを受け取り、その後全員で記念撮影。2階の『原爆の図』の前で説明を行い、ゆっくりと館内を見て頂きました。その後、野木庵で昼食をとり、昼過ぎに帰られました。

このところ雨天続きで来館者もいまひとつの日が続きましたが、今日はようやく晴れ間も覗き、親子連れの姿も見られました。
昨日ボランティアで来てくれた都留文科大の学生3名は今日も美術館を訪れ、小高文庫で熱心に丸木夫妻のビデオを鑑賞していました。
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2006/7/22

ボランティアの日  ボランティア

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▲ボランティアの日。都留文科大の学生も参加してくれました。

8月6日の「ひろしま忌」に向けて、美術館内外の整備をする「ボランティアの日」。心配された天気も何とか雨に降られずにすみ、15人ほどのボランティアが参加して、県道から美術館に通じる道路や看板周辺の草刈り、館内の棚拭きと床掃除、小高文庫の掃除などを行いました(とうろう流しのための河川整備は、川が増水しているため後日延期)。
昼食には、川越のMさん夫妻が美味しい炊き込みごはんを5kgも炊いてきてくれました。ポテトサラダ、ひじき、さつまあげなどおかずも盛りだくさん。わが家の妻Tも、水ようかんやあんずと梅のゼリーを差し入れしました。
休憩時間にはスイカを切ってみんなで食べ、仕事の後にはビールで乾杯と充実した一日になりました。皆さん本当にご苦労さま。
特に宇都宮から駆けつけてくれたIくん、山梨県の都留文科大学から来てくれたKさん、Oくん(Mッチー)、Oくん(Dちゃん)の若者グループのみなさん、遠路はるばるありがとうございました。

  *  *  *

午前中、行田市役所のバスツアーのグループ16人が来館。午後には三多摩ヒロシマ派遣団の団体28人が来館し、『原爆の図』の前で館内説明を行いました。どちらの団体も小学生が多数参加し、熱心に作品を見て下さっていました。
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2006/7/21

赤いフェスティバの最後  その他

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▲フェスティバ最後の勇姿

長年N事務局長の愛車として親しまれてきた赤いフェスティバが、今朝、雨にうたれながら静かにその役割を終えました。
今までたくさんの思い出(きっと甘く切ない思い出もあったはず。詳しく知らないけど)とともに、多くの美術館関係者を運んだ車でした。少し寂しい気もしますが、N事務局長の話では、この2年間に3回路上で停まってレッカー車で運ばれたとのことで、致し方ないのでしょう。N事務局長は今後、緑色のパジェロミニに乗ります。フェスティバは廃車となるそうです。

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午後、K理事長とN事務局長が、近隣施設のヌエック(国立女性教育会館)と埼玉県立平和資料館を回り、それぞれの職員と面会しました。N事務局長の話では、ヌエックでは理事長と面会し、1年を通じて丸木美術館を紹介できるポスターの設置場所を確保することができたとのこと。これは大きな収穫です。お二人ともご苦労さまでした。
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2006/7/20

埼玉新聞取材・Mくん  来客・取材

午前中、埼玉新聞編集局地域報道部のA記者が「没後50年丸木スマ展」の取材のために来館しました。企画展の概要について説明し、展示室の風景を撮影。記事は8月6日までに掲載されるとのことです。

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一昨年に美術館で学芸員実習を行った多摩美大卒のMくんが、3ヶ月に及ぶヨーロッパの自転車旅行から無事帰還し、午後美術館に挨拶に来ました。
Mくんは、イタリアのローマから出発し、フランス、スペインを経由してポルトガルのリスボンで旅を終えたそうです。何度か野宿も経験したそうですが、無事に事故もなく生還できて何よりでした。ぼくも8年前にやはり自転車でヨーロッパを旅していたので、Mくんの撮影した写真を見ながら、当時のことを思い出しました。
ぼくがお勧めしたポルトガルとスペインの国境の町マルバオ(ここには山の上に「天空の城」がある)に行ったことや、偶然パブロ・カザルスの生まれた町を通りかかって生家を見てきたことなど、様々な話をしました。
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2006/7/20

都幾川増水  自然・生きものたち

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▲大河となった都幾川

今週はずっと雨続きで都幾川の水も増えています。ふだんは歩いて渡れるほど小さな川なのですが、今は川幅も数倍になり、かなり迫力のある流れになっています。
今週末にはボランティアが集まり、8月6日のとうろう流しに向けて川岸の整備や草刈りをする予定だったのですが、この様子では川岸を整備するのは難しいでしょう。
都幾川は、昔はよく氾濫した(昨年公開された地元を舞台にしたアニメ映画『雲の学校』でもその様子が描かれていました)そうで、少し下流には今でも橋桁のない沈下橋がかかっています。現在でも大雨が降ると当時の状況が偲ばれるほど水かさが増しますが、氾濫することはなさそうです。
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2006/7/20

信濃毎日新聞「野生の近代 戦後日本の前衛美術」  掲載雑誌・新聞

7月17日(月)の信濃毎日新聞特集面の「野生の近代 戦後日本の前衛美術」に丸木夫妻の『原爆の図』が紹介されました。
執筆者の建畠晢さん(国立国際美術館長)は、「当時の画家の中には、当然ながら戦争そのものの生々しい記憶を直視しようとした人たちもいた。彼らは癒しがたいトラウマを抱えながらも、強い使命感をもって、自らが体験した悲惨な現実を描かざるをえなかった」として、『初年兵哀歌』シリーズを制作した銅版画家の浜田知明とともに丸木夫妻を取り上げています。
そして『原爆の図』について、「絵画というものがこれほどまでに社会的な影響力を持った例は、歴史的に見て他にないといってよい」と評し、「直情的なものでない思索の真摯さと祈りにも似た姿勢が、人の手による殺戮をより厳しく、根源的な罪として問い質す絵画の力をもたらしているにちがいない」と結んでいます。
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