2006/2/15

G院高等科団体  来客・取材

天気も良く、とても温かい一日。前庭に出ると、今年初めて、うっすらと春の香りがした。
午前中、川越のMさんHさん姉妹が来館。Hさんは、「ここは中より外の方が暖かいのね」と言う。美術館はコンクリート造りで冷暖房がないため、春先は館内の空気が温まるまで時間がかかる。もうしばらくは外の方が暖かいだろう(逆に、初夏には館内はひんやりする。真夏をすぎると館内の方が暑くなるのだが)。
MさんとHさんは、今日来館する予定のG院高等科の職員に知人がいるので、来てくれたお礼を言うために来館したのだが、午前と午後を間違えてしまったらしい。午後までは待てないので、大量のコーンフレーク(自然食品のもの)と昼食用のお好み焼きを置き、支援芸術祭の準備のために額をたくさん持って帰った。
N事務局長は午後から埼博連の西部地区会議に出席するため県立歴史資料館へ。

午後、東京都豊島区のG院高等科の団体206人が来館、館内説明を行う。
G院高等科は、午前中に森林公園でマラソン大会があり、午後に丸木美術館へ見学に来てくれた。本来マラソン大会がメインなので、天候次第では中止の可能性があったのだが、見事に晴れてくれて良かった。「きっと職員会議を通すのは大変だっただろうから、絶対晴れて欲しかったの」とHさんは言っていたが、同感である。
引率の学年主任の先生の話では、「今年実績を作ることができたので、来年以降もお世話になることができると思います」とのこと。本当にありがたい。

昼休みに、アーサー・ビナードの『日本語ぽこりぽこり』を読んでいたら、「名札」という文章(初出は「月刊絵手紙」2000年1月号)に、丸木美術館のことが出てきたのを見つけて驚いた。しかもWさんの企画にアーサー・ビナード夫妻が参加したという内容。Wさんに知らせたらきっと喜ぶだろう。
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2006/2/15

アーサー・ビナード『日本語ぽこりぽこり』  TV・ラジオ放送

(小学館 2005年3月20日発行 1600円+税 第21回講談社エッセイ賞受賞作)
アーサー・ビナードは米国ミシガン州出身の詩人で、2001年に詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞を受賞している。朝日新聞夕刊に連載している「日々の非常口」で丸木スマ展を取り上げてくれたこともある(2004年11月18日「村の夕暮れ」)。
以下は丸木美術館に関連する箇所の抜粋(P144〜145)。

実は八月六日に、埼玉の丸木美術館で、「草木に名札をつけてあげよう」という、ぼくにはおあつらえ向きの野外教室が開かれた。当日は妻と出かけ、始まる前に美術館入り。丸木位里さん、俊さん、スマさんの作品を眺め、あまりの迫力と面白さに時間を忘れ、再び外へ出たときには野外教室が終わろうとしていた。
慌てて、残っていたクワとネムノキの札を担当者から受け取り、近くの林でどうにか両者のありかをつきとめた。今でも、その二本の木を思い浮かべられる。ただ、ネムノキを英語で何というのか……。
次回の八月六日には和英辞典をしょって出かけ、札に英語名を書き加えようと思っている。結局母語でも、草木は不得意な分野なのだ。

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