2005/11/2

団体来館  来客・取材

東京都立K高校250人が来館し、館内説明を行う。事前に下見に来た先生から、「大変な生徒たちなのでご迷惑をおかけしますが」と言われていたのだが、やはり全体に落ちつきがなくざわざわしたまま説明が終わってしまった。最初は落ちつかなくても、話しているうちに次第に静かになっていくこともあるのだが、今日は最後までうまくいかなかった。まわりがざわざわしていると、こちらの集中力も削がれてしまって、言葉に気持ちが入りにくい。少々時間がかかっても、しっかり集中できる体勢になってから話し始めるようにしようと思った。こちらが妥協してしまうと、生徒たちも(これでいいんだ)と思ってしまうだろう。それでは良くない。
見学後の館内は案外汚れていなかったので、彼らなりに美術館と作品には敬意を持って見てくれたのだと思う。

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ようやくニュースの原稿が出揃い、常務理事のKさんに最終チェックをしていただいて入稿となった。「没後10年丸木位里展」のミニ図録も編集中で、こちらは近日中に納品予定。
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2005/11/2

没後10年丸木位里展  企画展

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2005年11月1日(火)−2006年2月17日(金)
原爆の図丸木美術館企画展示室

丸木位里は20世紀初頭の前衛美術シュルレアリズムの影響を強く受けた水墨画家であり、戦前には青龍社や歴程美術協会、美術文化協会などで活躍しながら独学で新しい表現を模索。戦後は妻である赤松俊子(丸木俊)との共同制作《原爆の図》の発表と各地の巡回展示を精力的に行いながら、個人制作では迫力ある大画面の風景画などを制作した。
今回の企画展では、戦前から1960年代にかけての個展・グループ展・団体展の出品作を中心に、当時の美術雑誌等に掲載された批評文とともに位里の画業の流れをたどる。また、晩年の位里にとって重要なモチーフとなった国内外の旅行先での風景画や、今回特別に長野県松本市の神宮寺より借用する夫婦共同制作の襖絵《涅槃図》(1988年制作)も公開。
「絵は描くものではなく、墨を流すもの」という言葉を残した丸木位里の、独自の表現と空間構成の妙を約40点の作品から振り返る。

[主な出品作]
丸木位里・丸木俊共同制作《涅槃図》 1988年制作 神宮寺蔵
丸木位里《伯耆大山》1966年第7回現代日本美術展出品作 丸木美術館蔵
丸木位里《三陸》1962年第5回現代日本美術展出品作 丸木美術館蔵
丸木位里《花王》1943年第4回美術文化協会展出品作 丸木美術館蔵
丸木位里《馬(群馬)》1939年第2回歴程美術協会展出品作 丸木美術館蔵
丸木位里《手(自画像)》1947年頃制作 個人蔵
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