2005/11/30

11月の有料入館者  入館者数

【11月計】個人660人(前年比+8人)、団体1,196人(−233人)、計1,856人(−225人)
【年間累計】個人7,320人(前年比+2,143人)、団体6,372人(+787人)、計13,692人(+2,930人)
=11月30日現在
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2005/11/29

館内説明など  来客・取材

午後、東松山市養護学校39名が来館。「原爆の図」の前で館内説明を行う。なるべくわかりやすい説明を、と心がけて話をする。誰にでもわかる簡易な説明、というのは案外難しくて、自分で満足できることはあまりないのだが、今日は比較的うまくできたような気がした。養護学校の生徒さんもよく集中して話を聴いてくれた。

週末に2度ほどNHKで番組が放送された影響と思われるのだが、今日は平日にもかかわらず入館者が多かった。NHKのディレクターのMさんからは、早速「あの人に会いたい〜丸木俊〜」の放送ビデオが送られてきた。
また、名古屋の友の会会員の方からは、丸木スマの新作ジークレー版画5種類全部を購入したいとの連絡をいただいた。今日川口から来館されたお客さんは、丸木夫妻の版画を4点も購入して下さった。近頃は物品・書籍の売上も好調のようである。

夕方、東松山市環境保全課のKさんから電話があった。Kさんは、丸木美術館のある唐子地区一帯の豊かな自然環境を「ホタルの里」としてフィールド・ミュージアムにしようと力を注いでいる。今年度も「ホタルの里の展覧会」をはじめ、市と美術館が共同で何度か企画を行った。
Kさんの電話は「来年度も、また一緒に何かやりましょう。その打ち合わせを、年明けの早い段階でやりたいですね」という内容。すでにいくつかの企画を構想している口ぶりだった。地域との連係を図りたいのは、市も美術館も同じである。「ぜひ、やりましょう」とお応えする。
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2005/11/27

遊びの学校  イベント

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日高市のS評議員が主宰する「遊びの学校」が、丸木美術館の前庭でどんぐりを使ったイベントを開催。どんぐり的当てをしたり、弓を使って火を起こしたり、近くの林からカラスウリを採って来たりしながら、20〜30人ほどの参加者が楽しんでいた。この団体は定期的に美術館にやってきて、一日遊んで帰って行く。幅広い年齢層で、お年寄りから子どもたちまで美術館周辺の自然で元気に遊び回っている。お昼には、お赤飯や豚汁、どんぐりホットケーキをいただいた。いつも何となく集まって、何となく片づけをして去っていく面白い団体である。

   *   *   *

午後、川越から女性の方が丸木俊の油彩画を持参し来館。80年代にブルガリアのホテルで描いた花の絵。絵の具が剥落しているかどうかを見て欲しいとのことだったが、剥落ではなく、絵の具を粗く塗ったためキャンバスの地が見えていただけだった。流々庵にご案内して、母屋の丸木丈二さん、ひさ子さん夫婦と俊さんの制作の様子についてお話しする。
夕方には、群馬からいつもイベントにボランティアで参加してくれるKさんが来館。また、以前美術館でアルバイトをしていたカナダ在住の版画家Tさんも来館、試刷の作品をいただいた。

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午後7時45分から、NHK教育TVで「あの人に会いたい〜丸木俊〜」が放送された。10分ほどの番組であったが、50年代の記録映画の映像から80年代のTVドキュメンタリー番組の映像まで、さすがに手際よくまとめられていて、とても良い内容だと思った。この放送はビデオ録画して小高文庫に保存しておくので、希望者には貸出も可能。
再放送は12月4日(日)午後10時45分から、12月5日(月)午前11時40分から、ともにBS2で放送予定。
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2005/11/26

お詫びと訂正  その他

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▲紅葉情報=駐車場のメタセコイアの樹

珍しく4件の館内説明が集中した一日。まず午前11時30分に千葉の子ども核廃、午後1時に上三川町教育委員会、1時30分には日高市手話サークル・聴覚障害会(手話通訳付の館内説明)。午後1時来館予定の平和を考える茅ヶ崎市民の会実行委員会は少し遅れるとの連絡があったのでY子さんに替わってもらった。館内説明は一日3回あたりが集中力の限界。繰り返し同じような内容を語ると、どうしても「言葉」が軽くなってしまう気がする。

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午後、10月26日に丸木夫妻の作品を寄贈していただいた野坂米子さんからお電話があり、「美術館ニュースを拝見しました。記事のなかで、私は野坂参三の“お連れ合い”と書かれていますが、養子なんですよ」と言われてしまった。「第一、あんなおじいちゃんの連れ合いでは、いくらなんでも私が可哀想でしょう」と笑ってくださったが、完全にこちらの確認不足なので、平謝りであった。勘違いの原因は、野坂米子さんが来場された9月17日の銀座松坂屋丸木スマ展の連絡ノートに、「故野坂参三の奥様」と書かれていたこと。それがそのまま最後まで生きてしまった。きちんと本人に直接確認をとれば防げたミス。深く反省してお詫びします。

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午後1時30分より文京区の男女平等センターにて丸木美術館再生プロジェクトが行われた。事務局からはN事務局長が参加。支援カンパ活動が一段落しつつある現在、今後の美術館再生への方向性が話し合われる。
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2005/11/25

アートスペース貸出  特別企画

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▲紅葉情報=美術館2階休憩室から見た風景

午後、ギャラリー史のTさんが、来年5月2日(火)〜14日(日)に丸木美術館アートスペースで個展を予定されている画家の塙珠世さんを連れて来館された。スペースの下見の後、DMやライティングの件について打ち合わせを行う。特にライティングについては「スポットライトをできるだけ増やして欲しい」との要望があり、これについてはN事務局長と後日相談すると回答した。丸木美術館では予算の都合もあり、できるだけライトの数を減らして展示している。しかし貸スペースとしてお金をいただく以上、借り手の要望があれば、やはりライトを増やすのが道理ではないかという気持ちもある。丸木美術館には予備のライトはないので、新しく購入するか、他の部屋のライトを持ってくるか、どちらかを選択しなければならない。N事務局長の意見はどうだろうか?(N事務局長は本日午後休だった)

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午後7時30分からのNHK「特報首都圏」で、今月12日に丸木美術館を訪れたOさんが取り上げられた。新宿駅西口で平和への意思表示をする様子と共に、丸木美術館の存続の危機についても紹介されたので、明日からまた新しく反響が来るかもしれない。
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2005/11/24

歴史資料館ロビー展示準備  館外展・関連企画

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▲埼玉県立歴史資料館のロビー展示風景

明日からはじまる埼玉県立歴史資料館(嵐山町菅谷)のロビー展示「丸木夫妻が描いた神宮寺の襖絵」の準備のため、午後から展示の立ち会いに行く。東松山市のふるさと探訪の会UさんとNさん、歴史資料館のS学芸員といっしょに会場のロビーにて展示された写真や遺品などをチェック。小さなスペースではあるが、神宮寺の襖絵と丸木美術館、丸木夫妻の画業が簡潔に紹介されている。企画展「没後10年 丸木位里展」のチラシも置かせてもらった。撮影者のNさんは、会期終了後に展示写真を丸木美術館に寄贈して下さるとのこと。ありがたくお受けした。また、ふるさと探訪の会で、神宮寺の襖絵「涅槃図」が展示されている期間中にぜひ丸木美術館を訪れたいというお話もされていた。地域の方たちとの交流が、こうした形で密になるのは本当に嬉しいことである。

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午前中、久留米から真宗大谷派のご夫婦が来館。11月10日に来館したグループの一人で、「とても感動したので妻を連れてきました」とのこと。お二人のために臨時で館内説明を行う。これからもグループで丸木夫妻について勉強をしていきたいとおっしゃっていた。
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2005/11/23

茶話会「丸木位里を偲ぶ」  イベント

午後2時から小高文庫で企画展イベントの茶話会「丸木位里を偲ぶ」を行う。参加者は丸木伸里さん、丸木丈二さん、丸木ひさ子さん、鈴木栄里子さんを中心に、大田区のT理事、I評議員、友の会会員のHさん夫妻ら17名ほど(1歳児2人含む)。温かいお茶を飲み、T(うちの妻)の作った3種類(いちご、豆、ずんだ)の大福を食べながら、丸木位里の思い出をつれづれに語った。当初は参加予定だった袖井林二郎さん、江野とみさんの2人が所用のため欠席したのは残念だったが、丸木夫妻の日常の暮らしぶりや、まわりの人たちとの関わり方などのさまざまな証言を聞くことができ、笑い(主に丈二さんの話)あり、涙(主に栄里子さんの話)ありの2時間となった。
小規模の茶話会という形式で、丸木夫妻についての身近な証言を掘り起こしていくという試みは初めてのこと。今回は遺族が中心だったが、関係者が高齢化していく今後、継続的にこうした機会を作っていきたいと感じた。
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2005/11/23

館外展情報「丸木夫妻が描いた神宮寺の襖絵」  館外展・関連企画

11月25日(金)〜12月18日(日)埼玉県立歴史資料館(嵐山町菅谷)
ロビー展示のため無料。東松山市のふるさと探訪の会が撮影した神宮寺の襖絵の写真展。丸木美術館共催。丸木夫妻の写真パネルや遺品、「原爆の図」画集とともに、二人の「原爆の図」色紙(1951年京都大学「総合原爆展」の時のもの)、位里の水墨による龍の色紙(故野坂参三氏夫人より寄贈されたもの)を展示。
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2005/11/22

埼玉県立歴史資料館の展示打ち合わせ  館外展・関連企画

午後、嵐山町菅谷の埼玉県立歴史資料館へN事務局長と二人で訪問する。11月25日(金)から12月18日(日)まで行われるロビー展示「丸木夫妻が描いた神宮寺の襖絵」の打ち合わせ。この展示は、地元東松山市内のふるさと探訪の会が撮影した神宮寺の襖絵の写真展だが、丸木美術館も共催として参加し、丸木夫妻の遺品や色紙等を展示する。今日は展示物を搬入し、実際に展示ケースを見せていただきながら細部の詰めを行った。歴史資料館のS学芸員は、「丸木美術館の企画展と共に24日付でプレスリリースを流します。相乗効果があるといいですね」とのこと。
また、歴史資料館にはここ数ヶ月大型駐車場を臨時でお借りしているのだが、「おかげでこちらの資料館にも団体が流れてきて、有難いです」と言われ、N事務局長も「そう言っていただけると助かります」と、ホッとしている様子だった。
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2005/11/20

中村正義の美術館  他館企画など

美術館の休みをもらって、川崎市細山にある中村正義の美術館へ行く。中村正義の美術館は、毎年春(3〜5月)、秋(9〜11月)の金、土、日に開館している小さな美術館。私はここ数年、展覧会のたびに足を運んでいる。
『おそれ』展と題する今回の展覧会は、中村正義が珍しく社会的なテーマ“水俣病”を主題とした代表作「おそれA」「おそれB」「何処へいく」の3点(いずれも豊橋市美術博物館蔵)が展示されている。関東では8年ぶりの展示とのことで、3点とも初めて観る作品だった。特に「何処へいく」(1974年、207.5×162.5)は、日本画家としての卓越した力量が発揮された大作で、透きとおるように寒々とした感覚に包まれた。1989年6月24日に丸木夫妻が中村正義の美術館で講演を行ったときの映像と、中村正義が「源平海戦絵巻」を描いた映画『怪談』(1965年、小林正樹監督)のビデオをお借りして帰る。
また、12月10日(土)午後10時から、テレビ東京の「美の巨人たち」で中村正義の『顔』が紹介されるとのこと。こちらの方も楽しみである。
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2005/11/19

丸木美術館クラブ、「骨董品のビンに楽しく絵を描こう」  ワークショップ

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▲美術館クラブの制作風景

毎月1回行われている自由参加のワークショップ。今月は丸木ひさ子さんの案内で、「骨董品のビンに楽しく絵を描こう」という内容。参加者はスタッフを含めて19人。風の冷たい日ではあったが、子どもたちはワークショップの合間に元気に外を走り回っていた。東松山の子は本当に子どもらしく元気いっぱいで感心する。最後には和太鼓もどんどん打ちまくっていた。今回のT(うちの妻)の差し入れの手作りお菓子はラ・フランスの焼き菓子。ワークショップに毎回参加して下さるNさんから柿をたくさん頂いた。
次回は12月3日(土)、本川なおこさんの案内で「透きとおった面白いカードを作ろう」。
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2005/11/17

団体来館  来客・取材

午前中、久喜市民生児童委員協議会106人が二組に分かれて来館。それぞれ館内説明を行う。Y子さんが聞いたところによると、参加者は皆丸木美術館の存続危機について知っているとのこと。そのためか、グッズの売れ行きは比較的良かった。午後には久喜市高齢者大学95人が来館。本日3回目の館内説明を行う。今日は偶然にも久喜市の団体が重なり、丸木美術館にとっては「久喜市の日」となる。

午後からN事務局長は文化の森連絡協議会の会議のために高坂のこども動物園へ。Y子さんは連日支援カンパの会計整理をしている(カンパはまだまだ各地から届き続けている)。
私は午後から丸木俊作品の画像をデータ化して主要作品リストの整理に取り組む。丸木スマ、丸木位里の主要作品リストはすでにほぼまとまっているので、丸木俊のリストができれば今後の研究や企画展にずいぶん役立つことになるだろう。
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2005/11/17

東京国際大学にて講演  講演・発表

午後4時半から、東京国際大学で、「丸木美術館の現在の活動について」という演題で講演を行う。学芸員課程履修生を対象とする講義の一環。ノートパソコンを使い、プロジェクタで画像を見せながら、1時間ほど丸木美術館の概要と特色、学芸員の仕事、美術館の現状と課題について話をする。
終わってみて感じたのは、教室という場で仕事の実感を伝えることの難しさ。例えば、学芸員実習生といっしょに美術館で作業をしながら話をしたり、実際に原爆の図の絵の前で絵をみながら説明したりするのと比べると、どうしても「伝える力」が弱まってしまうように思えた。結局、最後の質疑応答のときに語った「都心の大きな美術館だけではない、地方の小さな美術館に時間をかけて足を運び、その周辺の空気も含めて作品を体感することの大切さを知って欲しい」という言葉が、一番伝わったような気がした。もっと質疑応答の時間を長く使えば良かったとも思った。せっかくなので、学生と対話する機会があれば良かった。
大学で話をするのは初めてだったけれども、新しい体験をすると必ずいろいろ考えることが出てくる。それを踏まえて、次にはもっと良いものを! という気持ちになる。
講演に呼んで下さったO先生は、学生を連れて来たり、企画展を見に来たり、いつも丸木美術館を気にかけて下さっている。本当に有難いことだと思う。
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2005/11/14

県民の日  その他

今日は月曜日で本来は美術館の休館日だが、県民の日なので開館。高校生以下は無料となる。午前中から親子連れの姿が目立ったが、それほど来館者は多くなかった(33人)。親は外にいて子どもだけ入館する方や、スタンプラリーだけ押してすぐに出て行ってしまう子どももいて、ちょっと残念。

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広島出張から帰ったN事務局長の報告を聞く。広島では原爆の図展の準備や、挨拶回り、記者会見、写真撮影などでかなり忙しかった様子。『原爆の図』は広島にとって特別な存在とあらためて実感したが、記者の興味は原爆の図展よりも丸木美術館の存続問題に集中していたとのこと。会見の様子は中国新聞にも写真入りで掲載された。N事務局長の談「その記事の下にあった反町の舞台挨拶より写真が大きかった」。お土産はもみじまんじゅう(N事務局長の大好物)。

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東京国際大学の教務課に配布資料を送信し、講演の中身を準備する。その後、10月15日に開催された理事会の議事録を作成し、N事務局長のチェックを受けた後、署名人に送信。午後は少し時間に余裕があったので、戦前の丸木夫妻の資料整理をした。
今日もDさんやJさん・Sさん夫妻が来館。Jさん・Sさん夫妻はスリーデーマーチで売れ残ったリンゴジュースを一箱購入してくれた。
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2005/11/13

館内説明など  来客・取材

午前中、荒川区から団体44名が来館、館内説明を行った。東京荒川少年少女合唱隊の事務局代表Oさんから、来年5月頃に合唱隊の子どもたちを連れて来館し、原爆の図の前で歌を捧げたいとの申し出があった。こうした形でさまざまな人が美術館を利用して下さるのはとても嬉しいことである。詳細については後日相談とのこと。

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昨日に引き続き16日の東京国際大学での講演のための準備を行う。配布用のレジュメの作成など。Y子さんは美術館ホームページの更新作業。企画展情報や美術館クラブの予定などを掲載してくれる。M子さんは美術館ニュースの発送を進めてくれて、午後になってようやく発送作業が終了した。本当にお疲れ様でした。
夕方、母屋のH子さんがお届け物の富有柿と、掘り立ての大根を持ってきて下さる。
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