2011/9/2

「被爆医師」肥田舜太郎さん講演会/『世界は恐怖する』上映会のお知らせ  イベント

台風の影響で昨日、今朝と大雨に見舞われ、丸木美術館のとなりを流れる都幾川は増水中。
川幅いっぱいに濁流が広がり、大河のようになっています。

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昨日は、絵本原画をお借りしている國學院大学栃木学園のS先生が企画展を観に来館して下さいました。
「丸木位里・丸木俊 絵本原画展」もいよいよ明日、9月3日(土)までで終了です。

   *   *   *

先日、学芸員日誌ブログでご紹介した、福住廉さんの「チェルノブイリから見えるもの」展の記事が、共同通信社の配信によって、各地の新聞で掲載されているようです。

http://fine.ap.teacup.com/maruki-g/1694.html

8月2日付『新潟日報』、8月5日付『東奥日報』、8月10日付『千葉日報』、8月19日付『日本海新聞』、そして日付は不明ですが『徳島新聞』など……
すでに会期が終了してしまっているのが残念ですが、丸木美術館の企画展の取り組みが全国の方々に伝わっているのは嬉しいことです。

福住さんが「現代アートは同時代の社会状況や私たちの暮らしに対応した美術表現である。現在もっとも注目すべきテーマは放射能の脅威。私たちの生命や社会の根幹に関わるだけに、あらゆる人びとが放射能汚染について考えをめぐらしている」と書かれているように、丸木美術館としては今後も「放射能の脅威」を考えていくことができるような企画を考えていきたいと思っています。

ただ、企画展のスケジュールは基本的に前年から決まっていて、すでに準備を進めているものもあり、なかなかすぐに対応できない仕組みになっています。
また、不可視の放射能をどのように美術表現として取り上げていくかという問題も、今ただちに、というより、ある程度腰を据えて考えていかなければならない部分があります。

「チェルノブイリ展」終了後、事務局長のNさんと、今後どのように企画に取り組んでいけばいいのか、たびたび議論を交わしてきました。
そして、展示に関しては長期的な視点で練り上げていく一方、講演会や映画の上映会などを企画することで迅速に「放射能の脅威」に向き合っていこうという方向で意見がまとまってきました。

   *   *   *

10月22日(土)午後1時半からは、広島での被爆体験を原点に、被爆者治療と核廃絶運動に関わり続けてきた94歳の「被爆医師」肥田舜太郎さんの講演会を行う予定です。

そして11月12日(土)には、第五福竜丸展示館の協力により、1957年公開の亀井文夫監督の映画『世界は恐怖する―死の灰の正体―』の上映会を開催することが、あらたに決まりました。
上映の際には、第五福竜丸展示館事務局長の安田和也さんが詳しい解説をして下さることになっています。

どちらも、今このときだからこそ、聴いて・観て・知って・考えていただきたい内容です。
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