2010/4/23

中村正義の美術館/世田谷美術館「川上澄生展」  他館企画など

午前中、中村正義の美術館で開催中の企画展「中村正義 創造の原景」を観に行きました。

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昨秋に丸木美術館で開催した「中村正義展」は、自分にとっても思い入れの深い展覧会。
今回の展覧会にも、そのとき展示した作品が何点もかかっていて、少し前のことなのにとても懐かしく感じます。
企画展は、正義の作品の原景を、デッサンと本画を比較しながら検証していくという興味深い内容で、とりわけ、雑木林を描いたいくつかの作品が印象に残りました。
館長のN子さんの話によると、正義は(普通の画家なら画面から外してしまうような)雑木とか電信柱が好きだったそうで、わざわざ大胆に画面の中央に雑木を描き足すこともあったようです。
この正義の樹林の作品を、ぜひ丸木美術館の自然光の入る空間に置き、自然光で岩絵具で描かれた木肌がキラキラ輝く様子を見たいと思って展示したところ、来館されたN子さんがすぐに意図に気付いて下さったことを思い出します。
小さな美術館なのですべての作品を見るのにそれほど時間はかからないのですが、N子さんと話し込んでしまったので、ずいぶん長い時間館内で過ごしました。

   *   *   *

午後からは世田谷美術館に移動し、開催中の「川上澄生展」を観ました。

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川上澄生は栃木県で長年学校の先生を務めながら、独学自習で木版画の世界を開いた版画家。棟方志功に大きな影響を与えたことでも知られています。
今回は栃木県立美術館のコレクションが展示の中心ですが、鹿沼市には川上澄生美術館も開かれています。
展覧会の担当をしたのが旧知のN学芸員ということもあって、会場を観た後はN学芸員と久しぶりにゆっくり話をしました。

このところ「OKINAWA展」にすっかり入れ込んでいたので、都内の美術館をめぐって気持ちをリフレッシュさせることができたように思います。
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