5月22日(日曜日)今日は1日休みを取り、利根漁協管轄の支流へ出かけた。
目的は二つある、一つはWeb仲間のドアンさんへネイティブを贈る事、このブログは彼に手助けをして頂きこの様に成りました感謝です、もう一つは、Web釣り仲間である、故yamameさんの追悼に出向きたいからでした。
先月の雪深い渓流に出かけ、その数日後仕事場にて倒られ無念にも帰らぬ人となりました、春先に私達と山女魚の放流に出かけたり、源流釣行を約束しておりましたが叶わぬ夢でした。
しかし何時までも私達の友人です、そんな彼が最後に立った渓へ出向きたかったのです。
現地着、朝5時気温11度薄曇、林道に架かる橋の上に酒を撒き黙祷を捧げる。
感無量でした。
雪代を心配していましたが、既に渇水状態でした、ザックを背負い、さあ出発だ。
何台も支流域には他県ナンバーが待機していた、私は枝沢に向かう、可愛い山リンドウに挨拶をし暫らく岩場を登り釣り支度を始める、今日は3.6と5.6ズーム、8号岩魚スレ針0.8号1.3mの通し、餌はキジとブドウ。
*クリックして頂きますと拡大致します。

釣り始めるが一向に当たりがない、其れもその筈、熊除けの鈴を二つ下げていては猫に鈴状態で、岩魚に危険人物が迫っている事を知らせているようなものでした、仕方なく5.6ズームに1.3mの仕掛けを付け岩場の影からそっと狙う、此れが正解で掛ってくる。

しかし長尺の為合わせが上手く行かず空中分解ばかり、其れもグッドサイズばかりだ(私の場合、逃した魚は特に大きく見えるのです^^;)岩場を登り落ち込みや溜まりを丹念に釣り上がる。

やはり上まで登ったと感じたのは残雪が見え始めた頃でしょうか、久々に足が痛く成りました、朝から7時間も釣り上がって来たのですから無理もないですね。
24cm前後の綺麗なネイティブ岩魚に充実の釣果でした、必要な数だけは何とか手に出来、後はリリースです。

源頭部近くで(写真上)水量も少なく納竿、少し休んで下山です。
2時間も費やし林道に着きました、途中傾斜角50度の山肌にて4m下の沢沿いまで滑落するも無傷でした。
林道で一休みをしていると手にサバイバルナイフを此方に向けて、私に声を掛けてくる釣り人がおりました、一瞬ヤバーと思いましたが、その釣り人の方が「すみません最近熊が頻繁に出没しているので直ぐ対処出来るように向き出しのままなのです」と、安心しましたがこの内容は家族には言えません。
新緑眩しい渓で目的も二つ達成できとても満足の1日でした

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