9月10日(土曜日)前回に見つけた片品方面の藪沢まで行って見る事にしました。
午前5時30分、関越高速にて沼田インターで降り、そのまま片品方面ヘ向うつもりが何故か月夜野方面へ行ってしまいました、気持ちの何処かに行かなければと言う気持ちが湧いていたようです、何気に5月22日に追悼に出掛けた某渓へ向っていました。
【良し、今期最後の別れと来期の再会を約束に行こう】と某渓へ行く事にしました、6時過ぎに到着しましたが、やはり主流はメジャーな渓、既に釣り人は入渓しています、車止めまで行き来期の再会を亡きyamameさんに約束しノンビリと朝食を食べていましたら軽4輪車が後ろに止まりました
、【先週と同じパターン!】車からお年寄りの方が降りてきました、そしてこう語りかけてくれました
『どうかね、釣果は?』【いえまだ私は竿を出していません】『ではどちらの沢に入りなさるかね?』【お爺さんのお好きな方へ入って下さい】『後からきてそんな事は言えねーから残った方に入るよ』と
【それでは下の隠れ沢に向かいますので、この場はお任せ致します】『ホー、アンタも行った事があるんかい、あそこも大分荒れてきてるから大事にしてやってくんねーかい、きーつけてね』と、私はとても気分良くその場を去る事が出来ました、地元の方とおっしゃっていました。
さて今日の隠れ沢、隠し谷ではありません、一言で言うならば地図上にない余り釣り人の訪れない沢で、【前狭後広沢】とでも例えましょうか、入渓点は釣り人が【まさか】と思う様な渓相をしています、このまさかが群馬の枝沢源流には数多く点在しています、そのお陰で私の様な細沢好きな釣り人が楽しめる訳です。
※クリックして頂きますと拡大致します。

さて気分良く入渓して暫く藪沢を釣行探索致します、この沢は居付きは殆ど居らず、サイズが18cm位で支流に下降してしまいます、大物の釣果は望めません、正真正銘の種沢です、中ほどから実に綺麗な源流の赴きを感じる事が出来ます。

今日も5.6ズーム、0.8号ライン長1.2m、7.5号岩魚鉤、餌ブドウ、で臨みました。

此れ以上細かい事は無用に思いまして書きません、写真の方が語ってくれると思いますので。

林道に上がり斜めに成って歩きます^^;途中変なキノコを一杯見たりしながら、楽しく戻る事が出来ました、キノコの名前はとんと分かりません!

来期の魚影確認もバッチリでした、この沢から沢山の岩魚が旅だって行く事でしょう、久し振りにとても爽やかな沢歩きを味わう事が出来ました、今日はこちらの渓に出向いて大変嬉しい思いを致しました、それで十分でした!(^^)!

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