1月22日(日曜日)久し振りに丸一日休みを取る事にしました。
他県では雪で大変な事に成っていますが、此方はとても穏やかな休日です。
家を午前8時半に出て群馬県は高山村方面へ向いました。
雪もなく快適な運転です、昨年秋に地元の方から教えてもらった藪沢を
どうしても見たかったのです。
村道は除雪してありましたので問題なく現場へ着く事が出来、早速身支度を整え教えて頂いた沢まで出かけましたが、入り口らしき砂防堰堤にツララが下がっており加えて水量の無さにチョット心配です。

暫らく上がって行くとそれなりに沢の雰囲気になってきましたので一安心です。
でも上から眺めますと何処に水が流れているか分かりませんでした。
それでも淀みや溜まりで逃げる岩魚達が確認出来、
成るほど居るんだーとニッコリ!
可愛い猿君達の足跡が導いてくれますが、間違い無く密漁者も入っています。
足跡は釣り易い場所で大きく広がっていますし、まだ最近のようです。
目印が枝に絡まっていますので確定的です、これはとても残念な行為です。

上流域の溜まりに尺上の岩魚達が群れていました、これには私もビックリです。
この時期にこんな光景は珍しい事です、水温を計って見ますと6度も有りました、涌き水の多さを裏付けています、錆びも確認出来ない訳がここに有るようです。

昨年ペアを組んだと思われる尺上岩魚が優雅に泳いでいます、傷だらけの体を寄せ合っています、私は暫らく見惚れていました、なんと里山源流の素晴らしい事か、取り巻きも結構な魚体を為しています、この秋には彼らも尺上に育っている事と思います。

そっともってきたブドウ虫を投げ入れて見ましたら狂気乱舞の内になくなりました、でも心の底では嬉しくありませんでした、こんな感じで釣られない事を
祈るばかりです。
今日はこんな小さな沢に棲んでいる里山源流岩魚達に感謝し、
楽しい散策に終りました。

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