先に今回の釣行に便宜を頂いた、みたさん、【俺の釣魚大全のみやさん】、【林的貧釣生活の林さん】、私を支えてくれた【rough_streamのdai&yuuさん】に厚く御礼申し上げます。【 】内は、リンクして頂いている皆さんです。
6月25日(土曜日)朝3時、目覚ましが鳴る前に目が覚める、流行る気持ちを押さえ、奥利根矢木沢ダムまで向かう、今日はとても暑くなると予報が出ていた、矢木沢ゲートは6時に開門と聞き其れまでに集合でしたが、到着した時には既にゲート前に車が並んで開門を待っていた、先に到着していた、みたさんとdai&yuuさんに挨拶を終え釣り談義に花が咲きました。
まもなくしてみやさんも到着、皆揃った様で安心です、開門後矢木沢ダム駐車場にて出船及び釣り準備を全て終え午前7時頃に三田さんの船で私とdai&yuuさんが乗せて頂き奥利根湖に滑り出す、みたさんの奥利根湖界隈のガイドが又素晴らしい、大変参考に成りました。
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深緑の神秘的な湖を深部の沢まで送って頂き、午後3時に再会の約束でお互いの検討を祈り出発です、初めて降り立った沢の感想は空気に味がありとても美味しい空気でした、沢と言ヘども私には本流の様に見えます、里山はカラ梅雨で減水著しいですが、ここは今だ雪代ガンガン状態です。

スノーブリッジもそこかしこに点在しています、7時半頃からの釣り上がりで3時間位は川通しと高巻きの繰り返しでその間は当たりのあの字も有りません、しかし
ここが奥利根の源流と言う事で満足感の為か皆笑顔です。

進むにつれて魚影が確認出来るように成ってきました、ルアーと餌ではバッティングする箇所が余り無く先行でも後攻でも気に成りません、雪代で急流の緩みに重めの錘で入れてみました、一瞬根掛りかと思い下流に竿を引いた時、反転した魚影に息を飲んだ、デカイ!里山では見たことがない大物に胸が高鳴る、しかしこの時私の負けは決まっていた、通常では掛らない40オーバーの岩魚など想定外の仕掛です、まして岩魚は流芯に逃げ様としています、私の其れは1.5mライン0.8号で勝ち目は有りません、せめて3m有ればと悔やみましたが後の祭りです、岩魚は下流に一跳ねし満月に撓った私の竿を何事も無かったかのようにして立ち去りました、しょうがないです、腕の無さと準備の甘さの結果です。

この先魚影が濃く成ってきました、daiさんに良型その後私にも良型が上がりました。

そろそろ戻り始めなくては成りませんが、yuuさんにどうしても釣上げて欲しく、その先流れの穏やかな所で挑戦してもらいました、やはり天は美女を見放しはしなかった、グッドサイズの源流岩魚でした、此れで皆満足です。
暫らくして昼食を取り至福の一時です、記念写真を撮り帰路に着きます。

この辺りから魚影が濃いのには其れなりの理由が有ります、この辺りまでがデッドゾーンなのです、この先の岩魚達はゲートの閉門時間に守られているのです、恐らく他の釣り人の方もこの辺りまでで帰路に着く筈です、私達も急いで戻ります、出迎えてくれる、みたさんに心配を掛けては申し訳有りません、正直帰りは辛かったです、3人手を取り合い川通しが続きました、巻きも半端な数では有りません、雪代が入っていなければ問題無い沢ですがキツイです、其れを助けてくれたのがdaiさんの行動力とyuuさんの笑顔でした、男の私が辛いと感じていても弱音一つ吐きません、動かぬ足も自然と動きます、助かりました。
戻る途中から雪代も増し濁りが入り始め足元が見えなくなりとても危険な状態に成ってきました、恐らく上流で雪渓が崩れたか、にわか雨でも降り始めたかどちらかです、其れでも3人協力しあい何とか定刻近くに着きました(少し遅刻)何事も無く良かったです。

出迎えて頂いた、みたさんのボートに乗り一安心です、矢木沢ダムが見え始めた頃、帰りを心配して、みやさんと林さんが湖上にて出迎えてくれました、暫し感動です。
この後私達は帰路に着きますが、林さん達は此れからだそうです(湖畔にて飲み会)ガンバです、今回の総評ですが、複数人で常に協力し合う事、出迎えの時間を守る事、雲行きを常に察知し怪しく成ったら迷わず撤退する事(川通しでしか帰れない為)この素晴らしい奥利根がいつまでも続く事を祈ります。
いつの日にかまた訪れる日を夢に見て...

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