結婚してから、ずっと千葉に住んでいます。もう、かれこれ20年以上。。 家も建てたし、子供達も、ここで育ちました。生まれてから、一番長く住んでいる街です。でも、私には、絶えず(いつか、何処かに帰りたい)という漠然とした想いがありました。
山の見える松本で生まれたから? ここが埋立地で、地に足がつかない? 親のところに戻ればよかった?
ふと、思いました。私にとっての故郷は「音楽」かなって。。
たとえ信州に住むことになっても、両親のところに戻ったとしても、「帰った」とは思い難い。。 帰るところって、現実にある場所とは限らないんじゃないかって。。母が亡くなってから、余計そんなことを感じるのです。
今日はピアノのレッスンで、自分の能力のなさ、意識のなさを思い知りました。今さらちょっと上手くなったところで。。 こんな歳なのに。。
でも、ピアノに向かうと心が落ち着きます。 若い頃、ピアノが買えなかった、娘には小さい頃からおけいこを、と考えた母の想いも身に沁みます。 私の故郷はここ!って、やっと気づきました。
(記事タイトルと文が全然関係なくてごめんなさい)