今日、畳の表替えに行って、畳を上げたら、ゲゲッ!薄い畳。なんか、ハズレを引いたような気分です。最近のハウスメーカーの和室には、厚さが15mmの畳がよく使われています。

わかりますか?右が標準の厚さの畳1寸9分(約58ミリ)、左の黒い畳縁の方が、薄畳、5分(約15ミリ)。
ハウスメーカーは、「バリアフリー」と言いながら、新築時から、こんな薄い畳の仕様にしています。意味が解りません。畳の厚さ分床板を下げればいいことだけなのに。
床暖房や洋間に畳を敷くのには有効ですが、和室なら、普通の厚さの畳が良いでしょう。クッション性や高級な畳表(ゴザ)も、張る事が出来ます。
当店も取引のあるハウスメーカーで、この薄畳が標準仕様になっているので、よく施工しますが、仕事をしてて、情けないです。
もし新築をされる方がいらっしゃいましたら、畳の厚さは、1寸9分(58ミリ)で、お願い致します。

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