M: でもその割にはこぉ、マッチョじゃないですよねぇ?
牧野さん: そぉですねぇ〜、細い、ですね。
M: 元々、ですか?
牧野さん: 骨が細いんでしょぉね。ガリガリですねぇ。パワーも無いしぃ、運動神経って言っても、そんなに何かがズバ抜けてる訳じゃないんで、僕は。
M: でもスキーもぉ、下半身をすごく使いますよねぇ?
牧野さん: すっごい使いますねぇ。
M: スピードだともぉ、こぉ、ヒザだけで持っていかなくちゃいけなかったり、するんですよねぇ?私も、今年からスノーボードをちょっとこぉ、やるようになりましてですね(笑)。
牧野さん: アハハハ。
M: モチロン、スクールに入ってぇ。
牧野さん: いやぁ、それでぇ〜、すごい難しいなぁ〜と思います、スキーもやってぇ。ウチのクラブはぁ、スキーのクラブはぁ、基礎。まぁ、綺麗に見せるのとぉ、競技っていう、両方のチームが、こぉ一つのクラブの中に混在してるっていう、ちょっと変わったところだったんですねぇ。
M: 綺麗に見せる、っていう、そぉいう競技?
牧野さん: 「デモンストレーション競技会」っていうのがあるんですけどぉ。そぉいうのをやったんでぇ、実際「そぉやってジャッジされるのはヤダな」って思ったんですよね。今はジャッジされてますけど!(笑)
M: アハハハ。その当時はねぇ〜。
牧野さん: 「だったらぁ、レースで100分の1秒で結果が決まるんだから、そっちの方がイイぞ!」「そぉだなぁ〜!」って。
M: まぁ、でもどっちもやられて。
牧野さん: どっちも、そぉなんです。で、3年生かぁ、終わりの頃にぃ、今僕がお世話になってるトレーナーで、治療をやってる先生がいるんですけどぉ、その人がコーチで。来てくれてぇ、スキー部に。
M: へぇぇ〜。
牧野さん: 「カザマ」っていうスキーがあったんですけど、そこから来てて。で、その人がぁ、「スキーはこぉやってやるんだ」っていうのをぉ、スゥゴイ簡単に教えてくれたんですよ!「体をこぉいう風に使えばぁ、これでいいから」「それだけイメージしてやってごらん」って。
M: どぉいう感じのぉ〜、体の使い方?
牧野さん: アハハ、体の使い方をぉ、こぉ、体のシステムをぉ、スゥゴイ短い時間に簡単に教えてくれたんですね。基礎を。
M: はい。
牧野さん: そぉれはもぉ、ホントに、「あぁ〜!ナルホドォ!!」って。
M: へぇぇ〜!
牧野さん: それでぇ、そっからちょっとスキーが、自分なりに上達したんですよ。
M: でもそぉいう、スピードとかって出ますもんんね。そぉいうのが明確に。
牧野さん: そぉですね。
M: 「初動負荷運動」っていうぅ、本を書いてらっしゃる方がいてぇ、『運動軸』みたいな。
牧野さん: あぁ〜。
M: そのもののスポーツに対するぅ、『基礎的な軸』っていうのがそれぞれにあってぇ、それさえ捉えてしまえばぁ、体を壊すことなくぅ、より。
牧野さん: まぁ、そんな感じの事ですねぇ。
M: へぇぇ〜!
牧野さん: 今でも、サーフィンの事で、色々聞いたりぃ、トレーニング方法とか教わったりとかはしてますけど。
M: その方は特に、スポーツをやられる訳ではない?
牧野さん: スキーの、コーチで来たんでぇ。テクニックも教えられるしぃ、あの、木村キミノブっていう、長野オリンピックの時代表だったんですけど、そのナショナルチームのぉ、トレーナーだったんでぇ。
M: 茅ヶ崎の方?
牧野さん: 東京〜。今体操〜を見てますけど。ナショナルチームとか、そぉいうのを見てるんでぇ。
M: ちょっともぉ、見てるとことが多分違いますよね。より、具体的に。
牧野さん: 「根本的なところが、大事だよぉ〜」みたいな。
M: そこが意外に、分かり辛かったり、するんですよねぇ〜?
牧野さん: そぉですね。
M: 自分でこぉ、闇雲にやってたりするとぉ。今ぁ、ちょっと話がそれてしまうんですけどぉ、牧野さんって、雑誌のスクールのところにぃ、沢山出てらっしゃるじゃないですかぁ。あれは何故、こぉ?
牧野さん: だから、その先生がぁ、自分にスキーの分からないところを簡単に教えてくれたんでぇ、自分がサーフショップで、人に教える時にぃ、あん時にこぉ、簡単に教わったみたいにぃ、もっとこぉ、その人に、感じさせてあげることが出来ればぁ、自分で覚えていけると思うんですよ。
M: よりこぉ、入りやすくてぇ。
牧野さん: 入りやすくてぇ。サーフィンってぇ、毎回毎回一緒に行ってぇ、やってあげられないしぃ。
M: ですよねぇ。
牧野さん: 何かそぉいぅ〜、僕が考えたっていうよりは、その、教わったことを、軸にしてぇ、色んな事を、こぉ、バランスのこととか、色々興味あること全〜部、調べてみて、自分で試してみて。
M: なぁるほど〜!
牧野さん: 自分でやって、「あぁ、いい」「出来るな」と思った事をぉ、伝える、って感じですよねぇ。
M: 逆に、感じて、「これはやっぱり、こっちのがいいかな」とか、「前よりこっちのがいいな」とか。
牧野さん: 僕は逆にセンスが無いからぁ。
M: えぇぇぇ〜っ!?
牧野さん: 元のセンスが無いからぁ、そぉやって、後から必要なものを取り入れてぇ、ちょっとずつこぉ、大っきくしてく、っていう。何でもそぉですけど、センスっていうのはぁ、あるに越したことは無いと思うんですよ。やったことのない動きだから、体が知らないんですよねぇ。。。
M: 自分自身が感じた事を伝えていく方ってぇ、大体ぃ、「元々自分にはセンスが無いんだよ」っておっしゃるんですよ。それは共通してるなって。でもぉ、よくよくぅ、何となくですけどぉ、傍から見ているとぉ、何か「ポンっ」っと出来ちゃった人っていうのはぁ、途中で何かこぉ、「前は居たよねぇ〜」的にこぉ、消えていっちゃうっていう人が、実は何気に多いんじゃないのかなぁ〜。。。って。
牧野さん: あぁ〜。

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M: それはどの世界でも。何て言うんですかね、「そぉいうものなのかもしれないなぁ」みたいな。こぉやって色んな方にインタビューをさせて頂くと、まぁ、吉川さん達の年代から上の方達だとまたちょっと違ってくきちゃうんですけどぉ(笑)、大体30代から40代の方ってぇ。あのぉ、プロスノーボーダーの「杉本考次さん」って、アルペンの方なんですけど、その方も同じなんですよ。でぇ、「そぉじゃないかな」と思いつつ、今日は来たんですけどぉ。
牧野さん: アハハ。
M: 「やっぱりそぉなんだな!」って。でも結局ぅ、こぉプロでやってらっしゃるじゃないですか。そぉすると、ランキングが、こぉ出てくる訳じゃないですか。
牧野さん: はい。
M: 結果。結局、結果が着いて来るってことは、その、ただそこで、「でも自分はまだまだだよな」っていう気持ちがある方だからこそ、残ってくんじゃないかなぁ、みたいな。『謙虚さ』みたいな、そのものに対する。
牧野さん: ビデオとか見てぇ。
M: 皆さんおっしゃるんですよ、私達からすると「十分じゃん!」みたいな(笑)。「それ以上、何をぉぉ?」って、思う方の方がぁ。何か自分はもぉある程度、出来ちゃってるかな、感を感じる方っていうのは、ちょっとこぉ。
牧野さん: 辿り着いちゃってる。
M: 「頭打ちをしてしまう」という割合がこぉ、大きいのかなぁ〜と。ホントにやっぱり、「好きなんだな!」って思いますねぇ、そのもの自体が。「追求していきたい!」みたいな。
牧野さん: あのぉ〜、バランスボードをぉ、前、「スキージャーナルの特集で、共同でやってくれ」って。サーフィン用の、バランスボードっていうのをこぉ、作ったんですよ、企画して。
M: はい。
牧野さん: まぁ、それもたまたまなんですけどぉ、大学の時の先輩がぁ、ジャーナルにいてぇ、「おぉ〜、じゃぁやってくれよぉ〜」って話にはなったんですけれどぉ、やってってぇ、今度“バランスボードの先生”みたいな人が出てくるんですよ。
M: ウハハハ!
牧野さん: そぉいう人の講習会に行ったり、直接話しを聞いて、また、新しいことを教えてくれたりぃ、感じられることをこぉ、サジェストしてくれる訳ですよ。
M: なぁるほどぉ〜。
牧野さん: で、何か「無理だな」と思うんじゃなくって、やってる人がいたらぁ、「出来る!」と思ってぇ、何でもやらないといけないって。自分でぇ、大人になるとぉ、「自分はここまでしか出来ない」っていう枠をぉ、こぉ〜、作ってしまうことでぇ、そこまで行かないんですよ。
M: はい。
牧野さん: 道幅がこぉあってぇ、「端から端まで使って、スケボーやりなさい」って言われたらぁ、ギリギリまで行くけど、ホントのギリギリまでは、行けないですよね。
M: 手前でちょっと。
牧野さん: 手前でカーブしなきゃいけない。更にこぉ、例えば道がこぉ、上にあって、ガードレールが無くてぇ、橋の上とかで、横が無かったら、そこまで、行けないですよね。
M: そぉですね、行けないですね。
牧野さん: 「ここまでしか行けない」っていう風に、自分をドンドンドンドン、より狭めちゃう訳ですよね。でもぉ、「落ちても大丈夫!」「落ちても落ちるだけ!」とかって、そぉいう気持ちでいけばぁ。
M: アハハハハ!
牧野さん: 安全な部分でいけばぁ(笑)。
M: 橋の上はちょっとぉ〜。。。(笑)。
牧野さん: 何メーターあるか分かんないとしたら、「落ちても水に濡れるだけだナ」っていうぐらいのイメージだとしたらぁ、まぁギリギリまで行って落っこってもぉ、「あ、ここぉぐらいで停めなきゃいけないんだな」って。そぉいうのが分かってくるじゃないですか。
M: はい。
牧野さん: 何かそぉいう事を教えてくれる人がいて。
M: そぉなんですねぇ〜!
牧野さん: お客さんで子供も教えててぇ、子供はぁ〜、すぐ上手くなるよね。「出来ない」と思ってないから。友達がやってたら、「あいつ出来んだったら、オレもやってきゃ出来んだな」って。フフ。
M: なるほどぉ〜!まだ『未知』ですもんね。
牧野さん: 「将来何になりたい」ってぐらいですから。
M: そぉですよねぇ〜。
牧野さん: 30んなって「パイロットになりたい!」って、そぉれはムリでしょぉ〜、みたいな。現実が見えてきちゃうじゃないですか。
M: 逆にでも、30になって「ホントにパイロットになりたい!」って本気で思ってしまえばぁ、もしかしたらイケるかもしれないですよね?
牧野さん: そぉだね。
M: そこがグッとこぉ。。。それをやるのは、自分自身、みたいな。
牧野さん: そぉですね。
M: なぉるほどぉぉ〜。・・・牧野さんも、長生きしそぉなタイプですね。
牧野さん: アハハハハ。
M: フフフフフ。じゃぁもぉ、最初から、お友達との、仲間内から始めて、たまたま最初に連れてこられたのが、こちらのお店だということなんですねぇ〜。
牧野さん: はい。
M: フリュードパワーで、そこから大学に行かれてる間に、「ロングボードもどぉだ?」っていう話になって、卒業されてぇ、もぉこちらに?
牧野さん: いや、違うんです。
M: 一度、就職されたんですか?
牧野さん: 就職、今みたいな感じで、すごい就職難でぇ。
M: その時代でしたよね。
牧野さん: 「氷河期」っていう時代でぇ、出版社とか新聞社に、行きたかったんですよ。
M: えぇ。
牧野さん: はい。何か、本を作ったり雑誌を作ったり。「そぉいうのがやってみたいなぁ〜」と思って、受けてたんですよねぇ。ちなみに今の、『サーフィンライフ』も受けに行って、落とされましたぁ〜(笑)。
M: えぇぇぇぇ〜っっ!?そぉなんですかぁ〜っ?
牧野さん: その後、何年かして、そん時の藤原さん、社長に「今から来ねぇか?」って、話してましたけど。
M: フフフフフ。新聞と、雑誌っていうのは、ちょっと違うじゃないですか。
牧野さん: そぉですね。何かまぁ、ちょっと記者じゃないですけど、取材したり、そぉいうのやってみたいなぁ〜って、思ってたんですけどぉ。
M: はい。
牧野さん: まぁ、もぉ一年受けようってことで、やったんですけどぉ、まぁ〜、あんまりタイミングも良くなかったのかなぁ。
M: 私も今年、35なのでぇ、丁度、まだ就職難だよ、っていう時期でした。
牧野さん: 「何だろぉ〜?」と思って。そのままその時やってた、ホテルのサービスの仕事をやってたんですね。食事をサービスする、宴会とか、レストランとかでこぉ、やる仕事をやってたんでぇ。
M: はい。
牧野さん: スキー場に、冬の間山に、「リゾートバイト」に。
M: えぇえぇ。
牧野さん: スキー場にもぉ1シーズン、スキーをやりに行ったんです。もぉ、大学やめちゃってるんでぇ、試合とかないじゃないですか。
M: そっかそっか、学生の試合だと。
牧野さん: 何か目標が。。。ない、んですよね。
M: スキーのプロとかには、あんまり?
牧野さん: あんまりぃ〜。
M: そこまでは?
牧野さん: そぉっすねぇ〜。で、丁度その時ロングボードを、ここで中古を買ってぇ。お店の「ショップの大会に出ろ」って言われてぇ、3番か何かになったんですよね。ショップの大会で。「あっ!ロングボードだったら、試合でも結構乗れるな♪」って。乗れるしぃ、小っちゃくても試合やるしぃ。フッフフフフフ。
M: 物理的に。
牧野さん: 「面白いなぁ〜」と思ってぇ。
M: えぇ。
牧野さん: で、山からこぉ、帰って来る時になって、春になって。ジョージさんから、「ちょっと忙しいから、手伝え」と。「手伝ってくれ、バイトしてくれ」って。で、支部予選とか出ながらぁ、ショップでバイトして。
M: その頃の店長さんはぁ。。。
牧野さん: 今沖縄行ってますね。
M: あぁ、そのぉ〜、「ちょっと手伝わないか」って言われた時にはぁ、前の店長さんが、、、えぇっと、お名前が。。。
牧野さん: 原田、だったんですけどぉ。
M: 原田さんは、いらっしゃったんです?
牧野さん: いました、いました。
M: あ、いらっしゃって、プラス、アルバイトで。
牧野さん: プラス。
M: そして、支部予選とか出てぇ。
牧野さん: 支部予選出て。
M: 支部予選はどこの辺りまで?
牧野さん: 支部予選はぁ、その年に新島に行きました。
M: あ、そぉなんですか!
牧野さん: 全日本に行きました。
M: 全日本!イキナリ?
牧野さん: はい。
M: その、ショップの大会が終わってぇ、3位でぇ。
牧野さん: でぇ、何か小っちゃい大会も出たのかなぁ。でももぉ、支部予選に出て。
M: 全国に行かれたんですかぁ〜!
牧野さん: でも数もそんなに、少なかったんじゃないですかねぇ。
M: あ、ロングボード自体。20〜5歳、ぐらいですよね?
牧野さん: そぉですね。
M: でぇ、新島行かれてぇ。
牧野さん: 新島行って、一回戦で負けちゃったのかな。で、そん時、髪が意外と長かったんですよ。フッフフフ。
M: はい。
牧野さん: で、美容院が、火曜日が休みで、ずっとお店も火曜日なので、美容院全然行けなくて。お店でバイトするよぉになって。だから、長かったから、「ちょっと髪を切って帰ろぉ」みたいな、大学生的なノリで(笑)。
M: 坊主まではイカない?
牧野さん: はい、酔っ払って、髪を切ったんです。でもぉ、そしたらぁ、ちょっとこぉ、短くなったんでぇ、「あっ」と思って、それに合わせて切ってたら、面倒くさいから、髪を剃っちゃったんです。
M: 全部??
牧野さん: はい(笑)。夜中の、民宿のお風呂場で。
M: こわぁぁ〜いぃ。。。(笑) じゃ、スキンヘッドになって帰っちゃったんですかぁ?
牧野さん: で、朝起きたらぁ、そん時イズキとかユズルとか、テッペイも一緒だったのかなぁ。同じ宿に泊まってるんでぇ、みんな朝起きたら「おぉぉぉーっ!」っとかって、「やったねぇ」みたいな。
M: アハハハハ♪
牧野さん: 感じで帰って来たらぁ、ジョージさんにスッゲー怒られました。
M: なぜ?
牧野さん: 「お前、店で働くのにそんな格好で、どぉすんだよ!?」「はぁ〜。。。スイマセン」って。
M: かつらとか、かぶってたんですか?
牧野さん: ずっと帽子(笑)。
M: はえるまで。アハハハ。結構意外に、勢いがあったりしますね。
牧野さん: 勢いが、ありましたねぇ〜。
M: そぉいうイメージはあまりないですよね、そんな感じのイメージは。
牧野さん: そぉですね〜。
M: でもやっぱり、悔しかったですか?最初に、全日本で負けちゃったなぁ〜、みたいな。
牧野さん: ま、どこまで行けんのかは分かんないけど、「これもっとやりたいなぁ」って。
M: で、支部予選に毎年出られるようになって、それと平行してプロも?
牧野さん: 別にそんなにプロサーファーっていうのは、小っちゃい頃は、高校生くらいの時は憧れたけど。
M: えぇえぇ。
牧野さん: 「自分なんかはなれるモンじゃない」って思ってたから、そんなぁ。
M: へぇぇぇ〜。。。
牧野さん: 自分の中で、そぉやって、壁を作ってた訳ですよね。
M: 何気に。
牧野さん: 何気に。でもロングボードのプロってそんなに、憧れてはなかったけどぉ、やってくうちにぃ、段々やっぱみんな、上手い人が多いし、まぁこぉいう仕事やってく上でぇ、その“プロサーファー”っていう、まぁ一つの資格みたいなモノかなぁと思ってぇ。
M: えぇ。
牧野さん: トライアルに出たらぁ、全然なれないじゃないですか。
M: 厳しかったんですか?
牧野さん: 厳しかった。それが良かったんでしょぉねぇ、逆にねぇ。「あ、もっとやろぉ!」って。なりたくてもなれないからみんな、やっぱり、すごい一生懸命になるっていう。
M: はぁ〜、なるほどぉ。アルバイトをし始めた年くらいから、毎年ハワイには行かれるよぅになったんですか?
牧野さん: そぉですね。冬には「合宿に行くゾ!」って。フッフフフフ。
M: そぉなんですねぇ〜、やっぱり。さすが!ここでも『体育会系』みたいな。
牧野さん: はい。
M: それは、ノースで。
牧野さん: ノースですね。
M: 常に。ロングで?
牧野さん: ロングと、最初はショートというか、ガンみたいなのを。
M: それは、一ヶ月ぐらいですか?
牧野さん: 二週間〜、ぐらいですね。でもやっぱ、ノースショア行って、僕はあんまり、他に行った事がないんですけど、毎年、連れてってもらって。
M: えぇ。
牧野さん: 「あぁ、これは今までやってたサーフィンとちょっと違うな」と。全然なんか、サーフィンってイメージしてたものと、その時自分が感じてたモノと、その行った後に感じてたことと全然違うし。行く度にまた、全然グレードが変わって、「あぁ、スゴイとこ来ちゃったなぁ」と思って。
M: はい。
牧野さん: やっぱり最初、行く前は何も思わなかったけど、行って、次の年行く時に、すっごいやっぱり、「デッカイ波、怖いなぁ」って思うしぃ。巻かれて散々な目に遭ったりすると、もぉ「ウワァ〜・・・」って。
M: 怪我とかは?
牧野さん: 怪我は何回かありますけど、そんなにぃ、大きいものはないですね。
M: そぉですよねぇ〜。パワーが違いますもんねぇ。。。え、パイプとかも?
牧野さん: パイプはやった事ないですねぇ、僕は。サンセットとか、ハレイワ。
M: ハレイワって、ちょっと小っちゃめの時はいいですよネ♪
牧野さん: 小さめの時は(笑)、いいですよね。
M: ファンな感じで♪私、大きい時のノースの波って、マジマジと生で見た事がないんですけどもぉ、映像でしか。ジョージさん達は入ってっちゃうんですか?
牧野さん: ジョージさんも、最近になって、年齢が。年齢と共に、自分のやっぱり出来る、「安全に出来るモノ」っていうのが、なんとなく見えるみたいで。これ以上いって、怪我をしたりしたら、人に迷惑をかけるとかぁ。
M: 最初に行かれたのが大体12年前くらい前ですよね?
牧野さん: そぉですね。
M: その当時のジョージさんは、40〜5、6?
牧野さん: そぉすね〜、45、6ですよね。
M: その時に、『20代の牧野さんから見た、ジョージさん』っていうのは、どぉいった感じだったんですか?憧れ、というか、それともぉ、兄貴、みたいな感じだったんですか?
牧野さん: そぉっすねぇ〜。。。でも、そん時はぁ、イズキとか、カズって、小川カズヤとか、何人か若手がみんな、結構行ってたんでぇ、『父チャン』みたいな。アハハハハハ!
M: なるほどぉ〜!そっかぁ〜、お父さんっていう感覚かぁ〜。
牧野さん: ミサエに、兄ちゃん、父ちゃん、父さん、みたいな、感じじゃないすかねぇ。子供の面倒見てるって感じですよねぇ〜。
M: アハハハハ。すぅごい、ですよねぇ〜。
牧野さん: そぉですねぇ〜。で行ったら、千葉公平さんとか、いるじゃないですか。「こんにちはぁ〜」っつって。
M: そぉいう方達にも、会う機会って、絶対増えますもんねぇ。
牧野さん: はい。
M: 英語はもぉ、牧野さんは多分、大学も出てらっしゃるし。
牧野さん: でもそんなにしゃべれない、です。で、行って、ランディーさんとか、ケイシーさんとか、来るんでぇ、しゃべらなきゃいけないじゃないですか。だからぁ、先生ですね。英語の先生です(笑)。
M: お勉強好きな感じがぁ〜(笑)。
牧野さん: 教えてもらったよぉなモンですよ。サーフィンの事も。
M: ただ、自分の好きなものを介しての会話の方が、分かりやすいですよね。
牧野さん: 分かりやすいですね。
M: ヒラリー・クリントンとかぁ、オバマさんがしゃべってる事って、途中で分かんなくなっちゃいますもん。政治の話とかだと、単語一つが難しいし。
牧野さん: 直接しゃべればぁ、何とか意思は伝わるんだなぁ〜って。他人同士で英語でしゃべってると、よく分かんないけど、直接、何かこぉ、伝えようと思えばぁ、何とか伝えられるかなぁっていう感じですかねぇ。
M: 私もそぉいう感じです、もぉ仕方のない時は、手で。
牧野さん: フフフ。

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