Y: まぁ、今だから言うけど、兄さんだけは優しかったっすよ、我々に。
兄さん: そぉかなぁ〜。
Y: TSAの頃。
兄さん: あぁ〜。
Y: 兄さんの方は忘れとるかもしれんけど、ロングビーチの上に上がったとこにぃ、お宮さんの横にモノ入れにいったじゃないですか。
兄さん: おぉおぉおぉおぉ〜。
Y: で、まだその頃ターザンとかシゲキ君とかおってぇ、で、僕とタカシ君とぉ、マーチンとぉ、大体同世代なんですよ。で、加藤さんぐらい、ちょびっと上なんすよね。
兄さん: あ〜。
Y: で、荷物とか、当時上持ってってぇ、兄さんだけは「おぉ、俺も行くよぉ〜」って手伝ってくれた人なんですよ。でも他の人達は大会が終わるとパーって行って海入ってっちゃってぇ〜(笑)。
兄さん: あ、そぉ〜。
Y: もぉのすごい覚えてるもん、そん時の記憶。僕たちがまだ23、4歳の頃ですよ。
兄さん: ほんとぉ。
Y: で、他の人達は、あぁ、こんなもんなんだなぁ〜って。で、次の週は「おぃ、お前、ここにゴミバコ二つある当番だでぇ、持ってけぇ〜!」、そしたらあの、ほら養豚場なんかやってる子がいるからぁ、それが来るまで当番させられてぇ、大人の世界だなぁ〜・・・って。
兄さん: あぁ、そぉ。
Y: TSAの、まぁ5年間くらいあったけど、最初の頃の2年間はそぉいうふうだったっすよ。
兄さん: 俺もぉ大分忘れたなぁ、そん時の話は。
Y: 多分、兄さんは忘れてると思う。でも、いつも一緒に行って、あぁいう折りたたみの椅子とか、テントとか。昔のテントってぇ、バラバラでしょ。こぉやって一緒にやってくれたの、すぅごい覚えてるもん。
兄さん: あぁ、そぉ〜。まぁ、色んなことがあったけど、いいんじゃないっすか、友達もいっぱいできて。俺なんかさぁ、そんな話すことないしさぁ、そんなに、なぁ。サーフィンやっててもそんなもんだしぃ。それから、シゲキ君とも一緒にやってたんだよ。あいつぅ名古屋学院だったし。
Y: 同い年なの?
兄さん: 同い年。シゲキ君も、ガキの頃からの知り合いだから。ケンさんもシゲキの中学校の同級生だから。
Y: あぁそぉ!
兄さん: で、俺の近所に住んでて。だからあの辺も、毎週一緒にサーフィン行ってた。で、シゲキが抜けてぇ、ヨシオちゃんとこ行って、その後トロピカルジュースやりだしたの。
Y: はいはいはいはい。本山の辺で。
兄さん: そぉそぉ。シゲキ君ともずーっと、トロピカルジュースにも俺よく遊びに行ってたもん。仲良かった、昔から。大脇さん仲良かったかな、それでも。
Y: いや、大脇さんは兄さんを慕ってたじゃないですか。
兄さん: そぉかなぁ?
Y: ものすごい慕ってた!
兄さん: あぁ、そぉ。よく家にも遊びに行ってたしなぁ。
Y: 大脇さんにもぉ。僕こっちの世界にどっぷり入る前、二束わらじしてまだ名鉄にいた頃、それこそ栄とか回っててぇ、遊びに行ってたもん。
兄さん: いい人だよねぇ。そぉいう人がいたんだよ、昔やっぱり、いい人が。
Y: いや、いい人か、こき使う人かぁ(笑)。
兄さん: そぉかなぁ?
Y: 昔「呑み連れてってやるぅ」って、奢ってくれるのかなと思ったら、酔っ払って自分だけどっか消えてまったターザンとかぁ。
兄さん: ターザン、俺と同い年だからさぁ、全然。よく昔の、喫茶店やってたでしょ、途中から。
Y: えぇえぇえぇえぇ。
兄さん: 俺朝よく行ったよ、コーヒー飲みに。わざわざ遠いのにぃ、コーヒーのためにあんなところまで(笑)。
Y: ターザンはぁ、普通の時はいいけど、酔っ払ってくると段々夢遊病者のようにフラフラ歩き出してぇ、あ、ターザン今日出してくれるんだろうなって思ったら、スーッといなくなってぇ、あれ?って、後みんなで「いくら持っとんのぉ?」って、あの藤が丘の駅の二階のとこの。
兄さん: あぁそぉ、ハハハハ。でも、彼が抜けて、寂しいよねぇ。
Y: はい、そぉ思います。ターザン格好良かったから。
兄さん: 思うわ、みんないなくなっちゃって、しゃぁないけど・・・。でも伊良湖変わってないよなぁ、そんなに。
Y: そぉですね。
兄さん: 昔からそんなに変わってないと思うよ。俺あのサーフィンのオジサンもそぉだけどぉ、宮下のオヤジもすごい仲良かったしぃ、あそこの娘さん、ウチから歩いてすぐ30秒のとこで下宿してて。その真ん中のお姉ちゃんが名古屋に短大に来てたんだよ。
Y: へぇ〜。
兄さん: 皆仲良かったの。知り合いばっか、赤羽根の人は。そのお父さんとお母さんもよくウチに来てた、ヤスんとこの。
Y: へぇぇ〜!
兄さん: 田舎だからねぇ、サーフィン行って、メシ食うとこあそこしかないし。ねぇ、最初、サーフィンしかなかったし。
Y: でも何か、また話が変わりますけど、色んな人が来てましたね。武藤さんがあぁいう、今出してるじゃないですか、伊良湖の歴史。ジェリー・ロペズも来てるし、兄さんとこにはサインもあるみたいだし。
兄さん: あぁ、ロペズとローリー・ラッセルと、リノ・アベリラ。
Y: ねぇ!
兄さん: バテンスも来たし、リノ・アベリラも来たよ。俺、名古屋駅の新幹線口まで迎えに行ったら、裸で降りてきた。
Y: あーそぉ〜。
兄さん: まいったなぁ〜って、トランクス一丁で。ロペズは来たねぇ、映画をやった時に。
Y: ねぇ〜!
兄さん: マーボォが連れて来たんだよ。マーボォが連れてきて、で、そぉそぉそぉ。
Y: 今はありえんね。
兄さん: 結構もぉ、でも、ショーン・トムソンとかも来てるでしょ。あれは俺じゃないんだけどぉ、ショーン・トムソンとマーク・リチャードが来た、フリーライドの時に。で、サイン会やってたから。
Y: ふぅ〜ん。
兄さん: だから色んな、伊良湖に来るのはないんじゃない?あんまり。波乗りで、その当時。映画ン時に来てぇ。
Y: 今はDVDになっちゃったけど。
兄さん: うん。サーフィンで来るっていったらぁ、あ、ジェリー・ロペズが一回来たのかなぁ。
Y: あぁ、そぉですかぁ〜。
兄さん: 多分何か、誰か写真持ってるんじゃないかなぁ。
Y: 俺らがやる前ですねぇ、それかもしくはテケテケで、まだそぉいうモノは知らん頃ですね。
兄さん: あぁ〜。前なんか、俺ブログ見た時に、ジョージさんかなんか?
Y: はい。
兄さん: あの人も伊良湖にいたんだよね、ゴッデスの。
Y: はい、ゴッデス。
兄さん: 二人いてぇ〜、一人は忘れちゃったけど。いつも、楽しそうにやってた。短かったけどね、ひと夏くらい。若いときにねぇ。
Y: 「懐かしい」って言ってましたもん。
兄さん: ホントォ。
Y: 前一回、あのぉ、ジョージさんから「行くから」って、で、タイガーさん。
兄さん: おぉ〜。
Y: 来た時にぃ、「俺昔いてさぁ〜」って話になって。「何か懐かしいな、こんなんあったかぁ?」って。そんなの知らんから、いやぁ〜?って言うしかないんだけどぉ(笑)。
兄さん: 伊良湖はそんなに・・・、武藤君が一生懸命やってるけどぉ、何か、どっからどぉのってのは、なかなか思い出せないね。俺なんかホント覚えてるのは、行った時お堂越えたとこに車停めたの覚えてる。そこだけ、「これだぁ〜!」みたいな。初めて見つけたとき、あのロングビーチ。
Y: はい。
兄さん: 人づてに聞いて、んでサーフィンが出来るってこと聞いて。
Y: あの頃って、下まで降りていけたんですか?あそこ確か、アスファルトなんか何にもなくて、ガタガタだった。
兄さん: あの坂で終わりだった。で、坂に車停めて、歩いて行った。
Y: 下まで?
兄さん: そぉ、それだけ記憶がある。で、段々下にも停めれるようになって、上堤防みたいになって、登ったりとかさ。
Y: 僕らぁが、70年代の終わりくらいなんですけど、サーフィンのオヤジがぁ、こないだ加藤さんともそぉいう話になったけど、駐車場代を取っとってぇ。
兄さん: あぁ〜。
Y: いくらだったっけ?って。
兄さん: 大分後だわ、お金取っとったのは。
Y: 大分後。
兄さん: 俺金払った覚えある、オジサンたがぁ。
Y: そぉ。取っとくかぁ、みたいな。
兄さん: そぉいうノリだよねぇ〜。
Y: いい時代だな、やっぱり。
兄さん: まぁ、だから、皆知り合いみたいな感じで。豊橋にもぉ、まだお店少なかったから。豊橋の人達もいっぱい来てたもん、ウチに、昔。今伊古部にいる人達もさぁ〜。
Y: はい。
兄さん: 皆ほとんどウチ来てたから。スー君、スー君知ってる?
Y: 後藤さん?
兄さん: 後藤さんじゃなくて、モリさん。
Y: 後藤さん!はマウンちゃんだ〜。
兄さん: そぉ。で、そぉいうあれがあるからぁ〜、スー君(?)も。
Y: なんか、フランの兄さんと仲良かったんじゃないっすか?
兄さん: 俺はスー君なんかの舎弟みたいだったからぁ、フランの兄さんもそぉだけど、スー君も三つ上で、俺はホントもぉ舎弟みたいで。いつも、いっつも上。
Y: いつも上ですよね、完全ですもん。
兄さん: そぉでしょ?
Y: 神様ですもん。
兄さん: 家なんて、毎日行ってて。ホントに毎日のように行ってて、呼ばれて「はいはい〜っ!」ってすぐ飛んでって。で、色んなとこ、一杯、茨城行ったりねぇ、一緒によく行った。スー君と。知らん間に変身しちゃったから。
Y: ふぅ〜ん。
兄さん: でもぉ、あの人、格好いいサーファーだったよ。あのぉ、伊良湖ではね。かなりセンスのいい人、サーフィン上手いし。昔のサーファーだと、・・・ヨシオ君が一番上手かったかなぁ。ダントツ。
Y: まぁ、プロみたいになったんですよね。
兄さん: ターザンのスタイルとか、ヨシオ君とか、内藤とか。
Y: ホントに上手かったっすもんね〜。
兄さん: 安定してるしさ。コケないし、上手い!まぁでも、名古屋から始まったんじゃないかなぁ、波乗りは。伊良湖は。
Y: そぉですよねぇ〜、多分。
兄さん: 俺のその、多分今言った先輩ってのは、何か、昔で言うともぉ、「イケテル兄さん」だった。格好イイ!というか、お洒落な人達だったから。
Y: アイビー全盛期でしたからねぇ。
兄さん: アイビー。そぉそぉ、あぁいう時代だからぁ。それが丁度19くらいの時だったと思うけどぉ。
Y: はい。俺が中学生の時だもんなぁ〜。
兄さん: でも、湘南のがもっとスゴイしね。歴史的には、みんな思ったらね。
Y: まぁ、でもあっちから火がついて、こぉ。ねぇ、千葉とか湘南エリアから。
兄さん: そぉそぉそぉ。
Y: ちょっと早いでしょ、あっちは。
兄さん: まぁ、早いなぁ。あのぉ、TSとか、TSって。
Y: ダックス?
兄さん: ダックスじゃなくって、TSって、ダックスはダックスであってぇ。TSってのは、七里ガ浜で店やってて、お洒落だった。
Y: あぁ〜。
兄さん: 何か、人形みたいなサーフボードがあって。あれTS。
Y: 人形?あぁ〜。
兄さん: そぉそぉ、あれ、スゴイ格好良かったよ。
Y: はぁ〜。
兄さん: あと、DSとかね。あとマリブとか。あとゴッデスとかも。俺もゴッデスの板乗ったもん、テッドの後にぃ。
Y: え、だって販売もしてたじゃないですか、兄さんとこ。
兄さん: 販売はしてない。
Y: 昔の、だってぇ、載ってますよ。
兄さん: ないないないない。
Y: ディーラーの中に。
兄さん: 載ってない載ってない。
Y: 俺持ってる本に載ってるもん!だからやってたんだぁ〜っと思って。
兄さん: だからゴッデスねぇ、納屋橋の何とかスポーツってとこに買いに行ったもん。その後に。
Y: スポーツ店かなんか?
兄さん: カガスポーツだったかなぁ?
Y: あっ!ヒロ寿司のちょっと上に上がったとこの。
兄さん: そぉそぉ。あそこにぃ、何本か置いてあって。そこに買いに行った。
Y: はいはいはいはい。
兄さん: そこで、何か大阪の荻野さんって紹介してもらって。あの、ミツヒコ君と仲いいんだけど。その人すごくいい人で、板作ってたから、その人にオーダーしたの。そしたら、俺が何かねぇ、いない時にぃ、そのミツヒコ君とぉ、その荻野さんって人が板を配達して、大阪から持ってきてくれて。
Y: うーん!
兄さん: 家まで、瑞穂の。で、たまたま俺居なかったから、「それ持って来たよ〜」って。170センチくらいの板だったと思うけど、乗れないの。ハハハハハ。
Y: ウフフフフ。
兄さん: 全く。だから短くなってぇ、また長くなってぇ、また短い板を作っちゃったからぁ。それでもねぇ、ホントに、38年、9年くらい前の世界だけど、そん時のその板を作ってもらったんだけどぉ、全く乗れなくて。それからねぇ、多分、俺の記憶では今村クンとこに板買いに行った。お店終わってから。
Y: 今村さんってぇ、あの、千葉に行った?
兄さん: 違う違う、名古屋でゴッデスの板を販売してた。
Y: が、最初ですか?
兄さん: 最初。
Y: あぁ、俺、それ知らない。
兄さん: それが最初、今村クンって子が。すぅごかったよ、ヨシオ君とかスー君とか、みんなそこにいたもん。で、今村クンが辞めて、ヨシオ君がやりだしたの。
Y: あー、名古屋ゴッデスを。
兄さん: そぉそぉ、八事にあったね。
Y: 八事の。ふぅ〜ん、その辺は知らん、全然。
兄さん: でもそぉ思ったら、結構すごい時代だったよ。欲しくてしょうがなかった、何か、湘南から来たのを見て。あまりの上手さに驚いて。板見たら格好イイんだもん。俺たちが持ってるような変な板じゃないの。
Y: あぁ〜!
兄さん: 分かる?で、あっ、買わないかん!っつって、まぁたお袋に頼んで、金借りて。
Y: ウゥハハハハ。
兄さん: で見に行って、そしたら格好イイのが一杯あって、どぉしても欲しいって、とりあえずまた一本買って。で、それでぇ、そぉこぉしてる内に、自分で何かやろぉかなぁ〜って感じで。
Y: 昔のショップって、まぁ、フランの兄さんとこもそぉだけど、家の目の前に掘っ立て小屋作って。
兄さん: そぉそぉそぉそぉ。兄さんと同じだよ。
Y: で、まぁ、時代がちょっと変わってきて、こぉいうお店をってここに移って、今のお店になったんだ。
兄さん: そぉそぉ。だから俺は、実家で2年くらいやってたんだけど。
Y: はい。
兄さん: 2年後くらい。ここでやりだして・・・。でもホント、ここん時もぉ、フランの兄さんとよく一緒に海行ってたんだよ。
Y: いや、行ってたって言ってました。
兄さん: ここで降ろしてもらったことあるもん。
Y: 昔はよく行っとったって。
兄さん: そぉでしょぉ?確か行ってた、記憶がある。そぉそぉ、だから、昔は何にもなかったからぁ、日・祝休みで。日曜日は絶対海行ってた。
Y: だって、昔はこんなんじゃなかったもーん。70年、80年代は色んなとこ回れたもん。ロッキーの鈴木さんとことか、あんな頃カーナビも何もないから、住所確認して、電話だけかけて、どこどこに今いますけどぉ、って言うと、そのバス停の車庫からもっと下って〜って、聞きながら行ったりしたもん。
兄さん: 加藤クンのやつを読んでたら、あのぉ、ロッキーのミツヒコさんの、柳橋の材木屋のって。
Y: ウフフフ。
兄さん: ホント、あそこにねぇ、俺今でも覚えてるけど、YUの、あの植田クンの兄貴?
Y: はい。
兄さん: 何か俺んとこ来てぇ、よく分かんないから、営業に乗っけてってよって。行ったことあるよ。
Y: あ、ホントぉ〜?
兄さん: ボルトぉの営業、やってる時に、確か。
Y: はい。
兄さん: 兄貴が。で、俺がその、柳橋に乗っけてって、降ろした記憶がある。中入って。「ここで店やってんだぁ〜」みたいな。
Y: そぉそぉそぉそぉ、あの角っこの。
兄さん: それがもぉ、70年代の大分後かなぁ。
Y: 後ですね。
兄さん: 最初はねぇ、やっぱり。ターザンとこでモスかなんか、やってたからねぇ。確かモス・スターと。モスの板多かったから。
Y: ふぅ〜ん・・・で変わってったんだ。
兄さん: そぉだねぇ、色んな。外人が削った板もあったし。ターザン、外人好きだしね。


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