昨日我が家に猛威をふるったインフルエンザ、今日はあの名薬「タミフル」のお陰か小康状態となっています。
朝日新聞土曜日版に日野原重明さんの「95歳・私の証、あるがまま行く」というコーナーがあるのですが、腹式呼吸について書いてありました。腹式呼吸がアンチエイジングに重要な役割を果たしているのだそうです。
まず深い呼吸ができるのがよい。丹田とはおへそと肛門を線でむすんだちょうど中間の部分で、座禅のときの呼吸もこれなのだそうです。体内の細胞に酸素が充分に供給できます。腹式呼吸では横隔膜や腹筋の働きが重要になります。呼吸というと息を吸うことが重要と考える人が多いが吐くことが大切です。「吐いて、吐いて、吐いて」「吸って」くらいに。
実は私も昨年の10月から丹田呼吸健康法というのを毎週水曜日の10時からみっちり2時間やっています。(月に4回で1000円です。これすごく安いでしょう。)先生は10年くらいずっと自律神経失調症に悩み、いろいろな療法を試みたのですが、行き着いたのがこの健康法だったのだそうです。これは激しい運動などはないので、老若男女だれにでも向いています、というよりは若いひとたちには物足りないかも。だから母も一緒に近所の人たち20人くらいがやっていますが、これがすこぶる評判がよいのです。
日野原さんの記事を読んで、一つ私たちのやり方と違うところがあります。それは日野原さんは「口から息を吐き、鼻から息を吸う」とありますが、私たちの先生は「鼻から息を吐き、鼻から息を吸う」というやり方です。口を開けるのは、物を食べるときと、話す時だけ、それ以外は閉じていなさい、と。
現代の若者は口呼吸のひとが多く、だから世間のばい菌を直接体内に取り入れてしまうので、風邪など引きやすいのだそうです。私の息子もまさにそのとおりです。だからインフルエンザ菌をしっかり取り入れてしまったのです。昨日、今日と私は一生懸命口をつむり鼻呼吸に専念しようとしていますが、果たしてインフルエンザ菌が勝つか、私の鼻呼吸が勝つかはこれから数日後の結果によりましょう。
今日はは昨夜の自治会議事録のまとめに日だまりのあたたかい縁側でパソコンに向かい、外の冷たい風とは無縁でした。庭の春の日差しがちょっと面白いです。
