優しい時間

第5回ふれあいコンサートを本日14日に開催することができ、
今はほっとしているところです。

例年のことながら、日にちがせまるに従って
だんだんとあせってきて、
スタッフ（実質6名）一同、一丸となり
無事終了できました。

まずはプログラムから
13:30〜　はじまりのあいさつ
13:35〜　和太鼓演奏（立花会佼成太鼓）
14:00〜　手品　　　(大平マジック先生)
14:25〜　障がい当事者体験談
15:00〜　バンド演奏（黄昏トワイライトバンド）
15:30〜　おわりのあいさつ

今回のメインは障がい当事者の体験談。
二人の方にお話をしていただきました。

我が家からは
母、夫、お嫁ちゃんと孫のさわちゃんが
観に（聞きに）きてくれたのですが、
プログラムの全てがよかったと
言ってくれましたが、特に体験談について
とっても感動してくれたので、
よかったです。

我ながら、自主グループで
こんな企画をしてしまうなんて
すごいな〜と自画自賛をしています。

そして、今回は
要約筆記「うぐいす」も参加してくれて
大変なアクシデント（パソコンとプロジェクターが
反応しなかった！！！）もありましたが、
そこもなんとか乗り越えました。
(さすがです！）


いろいろと書きたいことがあるのですが、
頭がもうろうとしていて・・・無理みたい。

本日は参加してくださった方、
本当にありがとうございました。

支離滅裂になりました。
とりあえず、わがサークルの
プログラムに載せたご挨拶文を
ご紹介します。

サークル「いきいき」は、もとは平成13年旧津久井町の保健計画策定の為、地域の人々が明るく心いきいき暮らすにはどうしたらよいかを住民サイドで考えよう、と保健師さんの指導の下、健康づくり推進会議が設けられた時のメンバーで作っているグループです。
９つの部会のうちの１つ、私達「旧中野地区在宅障がい療養児・者部会」ではその時にアンケート調査を実施しました。「障がい児・者との交流経験があるか？」との問いに「ある」と答えた19％の数字をせめても30％にしたいと目標をたてました。私達にできることは何？　みんなで集える場を作ろう、と平成17年ささやかな催しを開いたのがこの「ふれあいコンサート」の始まりです。
平成19年相模原市に合併したため健康づくり推進会議も消滅し、私達の部会もサークル「いきいき」と名称を変え自主グループとして再出発しました。
微力な私達でありますが、毎回多くの方々の温かいご支援とご協力のお陰で、このような素晴らしい出会いの場を設けることができました。人々とのつながりの輪を大切に思い、みんなで心和みあえるこの時を共有できますことに心より感謝申し上げます。
本日はどうもありがとうございました。
又お会いしましょう。

会場でお友達とお昼寝してしまったさわちゃん

９月３０日(本日）発行予定のサークルだよりの印刷がついこの間完成。

9月の半分はこのたより作成に四苦八苦してすごした。
メンバーで分担した原稿を１面、2面に載せてみて、
メールでメンバーのみんなで意見、アイディアを寄せ合い
ながらネット編集会議を重ね、完成したいわば「生みの苦しみ」
の末の努力の賜物（？）だ。

１面　メインテーマ



２面　この半年間に行ったこと等


本日はこのできたてほやほやの「たより」を携えて
音楽療法士による「介護予防講座」の要約筆記を
メンバー４人で行った。

音楽療法と言えば、この間鳩山首相がアメリカ訪問した際に
幸夫人が音楽療法の生徒と一緒に歌を歌っている様子を
テレビで見たが、日本ではこの「音楽療法」がまだまだ
認知度が低く、又音楽療法士の地位もあまり認められて
いないのだそうだ。

今日の講座では輪になっていすに座り、
歌を歌いながら指先を使ったり、自然とからだを
動かすような無理の無いゲームをしたり、
要約筆記をしながら、私達も音楽療法を楽しむことが
出来て、なんだか脳が活性化した気がした。

明日は、ふくしの集いというのが私達の住む地域の
社会福祉協議会の主催であります。

1時からホールでご挨拶やら、お囃子やら、
インド舞踊やらの催しがあります。
シメは地域の素人劇団「やすらぎ一座」の
お芝居（時代劇）です。

これら全部の催しの要約筆記を私達のサークルで
今年も引き受けることになりました。

この間の「やすらぎステーション」でのＰＣ要約筆記が
うまくいったのに気をよくして、こちらも
全部パソコンでやってみようということになりました。

そんなんで、メンバーで手分けして、いただいた原稿をもとに
事前の準備（前ロールといいます）に連日パソコンに
向かっていましたら、目が・・・本当に疲れました。
私の眼鏡（自慢じゃないけど、ロウガンです）が
合わなくなっているようです。

今日の午後はリハーサルに立ち会って、作った
前ロールを実際の劇と併せてパソコンで
スクリーンに写してみました。
アドリブありなので、おそらく明日の本番でも
台本どおりではないでしょう・・・。

明日はうまくいきますように・・・。


あんよまであと一息のさわちゃん

今日は朝から手に汗にぎるほど緊張していました。
まったく、ボランティアなんだから、そんなに胃が痛くなるように
緊張するほどのことしなくてもよいのに・・・・。

要約筆記を福祉や高齢者向けの催しですることがありますが、
今日は私達のグループで初めてパソコンによる要約筆記に
挑戦してみたのです。
私の家の近くで行われた「やすらぎステーション」という
催しに市の職員の方が来て主に地域福祉についての説明を
スクリーンに表現するというものです。


これは準備風景

パソコン４台と、プロジェクター、表示用パソコン１台、スクリーンと
なかなか機材だけは一丁前です。

パソコン４台で（4人）で分担をして講師の方の言うことを打ち込みます。
事前に話しの内容を文章にして用意してくださったものについては
前ロールといって、要約したものを打ち込んでおきましたが、
講師の方も原稿どおりには話してくださらないので、その都度
文を打ち込みます。それがうまくできるかどうか・・・
終わってみれば、みんなのチームプレーでなんとか出来ました。
デビューとしては合格点ではないかと（自己採点ですが）満足。

終わったらどっと疲れがでました。
それに今日のこの暑さ。夕ご飯の準備をする気もなくブログを
書いています。

庭のネジバナが大きくなりました。


コタローが木の上で鳴く鳥に夢中です。

障害者とその家族、地域のみんな、だれでもが
バリアーを越えていきいきと暮らせる生活を
求めて・・・そんな活動をしている
サークル「いきいき」は毎月１回メンバーの一人
の家に集まって１１月に開催予定の
地域のみんなが集う、ささやかな「コンサート」に
ついて、語り合っています。

そのコンサートの場で、昨年からは
障害をおって暮らす中で不自由と思われることを
少しでも発信し、改善できることを可能とされる
ようにしていこうということで、
ささやかな私達の実践レポートを配布することに
しました。その昨年の時は
大型スーパーマーケットでの駐車場やトイレの
使い勝手についてでした。

今年は「映画館を観に行ったら」こんな不便なことが
あります、というレポートを作ろうということで、

昨日５月２７日に最寄りの映画館に行ってきました。
そのレポートです。

とは言いましても、必需品のデジカメを忘れてしまい、
わかりやすいレポートはお届けできそうにありません。
ごめんなさい。

９時に集合
７名参加　（内、車椅子使用者２名）
車で２０分のところの立体駐車場３階（車椅子専用駐車場所）へ止める。
隣のビル（映画館）への連絡通路は２階なので、エレベーターで下りる。

映画館で、切符を購入。
トムハンクス主演の「天使と悪魔」（字幕スーパー）

ここで入場し３階の上映場所に移動する。
でも車椅子利用者は入場場所とは反対に
いったんドアから出る。なぜなら、エレベーターは
映画館を含めこのビル全体のテナント用のもの１台しか
ないので、それに乗っていかなければならない。
当然、上階のスポーツジムに行くお客さんなどが
それに乗っていたりすると、車椅子という大きな
乗り物は乗りきれなくてパスするはめに・・・。
今回もそうであった。ましてや２台の車椅子はよほど
他にお客さんがいなければ可能であるが、無理である。
待っていると、別の車椅子利用のお客さんも来た。
結局３台の車椅子利用者は時間を通常の３倍くらいを
かけて３階の上映会場まで行けた。

映画はハラハラ、恐怖と、ドキドキ、面白かった。

さて、１２時２０分になって、お昼を食べることに。
同じビルの中での和食レストランに入った。
ここで車椅子の場合、目線がいくのが、
テーブルの脚が大丈夫か、である。
脚が普通の４本脚ならばよいのだが、真ん中に１本脚の
ものが多い。ここのもそうであった。
真ん中棒に自分の足がぶつかってしまうので
不都合なのである。４本脚のテーブルもあったが、
あいにくと先客でいっぱい。真ん中脚を見て、
まあなんとか大丈夫ということで




本当はもっと奥まで入ったほうが心地よいのです。


身体もテーブルの高さと不釣り合いで、食べにくいです。

でも映画の感想などを話しながら美味しくいただきました。
車椅子利用だとどうしても外出の機会が限られるので、
外の空気にふれることは何よりも楽しい時間だと思います。

私は肉体的に不自由なく過ごせることの幸せに
時には忘れがちになるのですが、身体の不自由な方達にとっては
このように多少の不便を感じながらも諦めながらも
毎日をすごしているのが現状です。

一緒にかいま見たこの不自由さ、現状を来月にはみんなで
まとめて、この映画館に改善を訴えていこうと思っています。
不可能かもしれないけど、
「やってみなくちゃわからない」
の精神で、とにかく行動あるのみ。