言葉は聞いたことあるけど、「それって何?いまさら聞けない。」みたいなことがよくあります。それは歳を重ねれば重ねるほど聞きにくくなります。私なんかこの歳になって、「へえ〜、知らなかった。」ということばかりですが・・・。
さて、その「知らなかった。」のうちの一つを。先日送られてきた『ルチア通信』に見事よくわかるように書いてあったので忘れないようにここに、T先生の文章をそのままお借りしてのせておくことにします。
復活祭とは?
キリスト教には、
クリスマスと
復活祭という二つの大きな祝日があります。
クリスマスは12月25日と決まっています。
復活祭は、移動祝日といって、年によって変わります。その年の春分後の満月直後の日曜日となっていて、今年は4月8日です。
復活祭前の40日を、四旬節といって、節制する期間です。
特に復活祭前の1週間は聖週間といって、キリストの受難のことを考えて、祈り、善行などに励むように心掛けます。
4月1日 キリストのエルサレム入場。”ホザンナ、ホザンナ”(ばんざい、ばんざい)と、シュロの葉をうち振りながら、人々はキリストを迎えました。この日を記念して今でも教会は枝の主日として、祝別した枝を配ります。この枝は、各家庭で来年の灰の水曜日まで保存しておきます。
4月2日 受難の月曜日
4月3日 受難の火曜日
4月4日 受難の水曜日
4月5日 聖木曜日(夜) 主の晩餐の記念。(最後の晩餐)
4月6日 聖金曜日(夜)
キリストが自分を神と言ったと、これは神にたいしての冒涜だと、十字架刑にあうことになり、その十字架を担いで刑場まで歩く。つい先日”ホザンナ、ホザンナ”と迎えた同じ人たちが、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び十字架上に死す。(大体午後3時頃)その後、いろんな異変が起きました。
4月7日 聖土曜日(夜)
新しい光を祝う一年で一番美しい行事。この夜から復活祭を祝う。
4月8日 復活祭。墓の中は空っぽになっていて、キリストは預言どおり復活されました。これは私たちもいつか復活するということを教えています。
と、ここまで書き写してきたら、1970年代にヒットしたロックミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」を思い出しました。その中で歌われた「私はイエスがわからない」I don't know how to love him.が好きだったなあ、と。今その歌詞をネットで見つけようとしたのですが・・・なかなか見つかりませんでした。あの頃は、私の青春でしたっけ。なつかしい〜。
今日の裏山の景色。山桜と若葉とで山の色が少しずつ淡い色に変化してきています。
